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ユースホステル合唱団の掲示板

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No.633 1月18日練習日誌(その1その2の統合バージョン) 投稿者:くら   投稿日:2023年01月30日 (月) 23時54分 [返信]

有志練習第1回目でした。
一度通して歌い、その後に歌いつつ先生から指導をいただく形で進みました。

■練習曲
1.Kyrie
2.Gloria(指導は70小節まで)

■ご指導いただいたポイント
1.Kyrie
ベタッとした歌い方にならないようにするためには、重厚に歌う箇所と軽やかに歌う箇所を歌い分けること。
これによって立体感が出てくる(ベタッとした感じの対比として、立体感と表現されていました)。

重厚に歌うのは、ソプラノで言うと15小節に当たるテーマのところ。ここは打楽器のような響き。
軽やかに歌うのは、ソプラノで言うと19小節に当たるテーマのところ。明るく軽やかに。
重厚テーマでない部分は意識して抑える。
これにより重厚テーマ部分を歌うパートが聴こえてくる。

2.Gloria
言葉を大切に。
例えば天と地の対比であったり、偉大なる父であったりの部分。


■詳細
1.Kyrie
・全パートとも、エ”レイ”ソンと、レイに重みが感じられるように。ただしエ・レイ・ソンではなく、1つの言葉であることは忘れずに
・キリエの跳躍は、キ・リ・エと1音ずつ歌うのではなく、キィリィエのように、発音した後その音が広がるようなイメージで歌う
・「eleison」の最後は、音が丸みをもってスーッと引いたような感じ。「ソンッ」と押し出さない
・重厚な主役パート「kyrie」(跳躍あり)を歌う以外のパートは抑えめに。
・「eleison eleison」のように2回歌う箇所は、言葉を切れというわけでないが2回同じ単語を歌っているんだという意識を持って。
・ベース、入りからの「kyrie eleison」が少し硬い。流れるようなイメージで
 テナーも入りの時は硬い。「キリエ エッ レイソン」とならないように。
・20小節 テナーは音下がりすぎない
・27小節 ソプラノのソロは繊細に壊れそうなものを歌うような感じで。スタッカートを生かす
・31〜32小節の「kyrie kyrie eleison」は、あまり切らないで歌う
・39小節の「kyrie eleison」は2回目のフレーズ。助けを求めるように、手を差し伸べるような感覚で
・44小節からは助けを求めて手を伸ばす。首の後ろから声を出すような感じ。
・65小節の「eleison」の繊細さは、針に糸を通すような繊細さ
・73小節の「Christe Christe」も祈りが一本道のその先まで続いていくようなイメージで広がらずに歌う
・79小節からのベースは1音ずつではなく、フレーズのまとまりを意識して歌う

2.Gloria
・8小節目のpは、ただ小さく歌うのではなく、自分の手元に持ってきて歌っているようなコンパクトさ
・10小節目から、ベースが若干ブレーキかかり気味なので気を付ける。ベースが先に立って歌い、他パートが追いかけるという掛け合いを意識する。
・「Deus Patre」というフレーズ。「Filius Patris」というフレーズ。いずれも2つの単語であるという意識。
・31小節「unigenite」は一人、ということを意識する
・32小節から33小節は流れで2回目の「Jesu」にいかない。ほんの少しだけ間を開ける
・「tollis」も「peccata」も子音が2つ重なっている。タメを作って言葉をたてる。
・54小節「mundi」は、しっかり歌いこむ。
・55小節「susipe」は緊張感をもって歌に入る
・57、58小節のfpはカチッと入るよりは「ウワァン」と気持ちを出すように歌う
・62小節の「qui sedes」は、pではあるが同じ言葉を2回歌う場所。想いを乗せて歌う

以上です。




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