9月7日の練習日誌をお送りします。
うるお先生・浅海先生による練習でした。
「空をかついで」 ●歌い出しについて 自然に降りてくるような入り、決して唐突な出し方にならないように。 それでもしっかりと出す。 難しいです。何回もご指導を受けていますが、意識して入りましょう。 ●9小節「地平線のように」 「ちへーせんのよーに」と聞こえる感じでつなげる ●12小節「人は」少ししっかり出す ●20小節〜「きょうからあしたを移しかえる。」 「あした」をはっきりと出す。「移しかえる〜」は先までつながっていくイメージで。 ●22小節「この重たさを」 「重たさ」は意識して出す。消極的に聞こえないように。 ●31小節〜「少しずつ 少しずつ。」 2回目の少しずつ、「ず」にほんの少しテヌートをかけて。 ●35小節「肩は〜」アルトの歌い出しも最初同様に、自然な入りで。 ●39小節 「肩は地平線のようにつながって。」 ベースの入りは、アルトから受け取ってやわらかい感覚で。 ●40小節 「肩は地平線のようにつながって。」 ソプラノの歌い方は、高音から低音へ、ジェットコースターが上から下に降りるように。 重力を感じて「つながって。」に向かっていく。 ●47小節〜 男声「おまえのその肩に」「おとなたちは」下線部分は浅めに動くこと。 ●49小節「おとなたちは」女声から男声に渡していく。 ●52小節 ベースの「移しかえる。」最後のドの音を充実させて。 ●53小節 男声「この重たさを」●56小節 女声「この輝きと」 「重たさ」と「輝き」のギャップを表現する。 男声の「重たさ」はしっかりと。女声の「輝き」は明るい音で。 ●60小節「あまりにちいさいその肩に。」男声は「ちいさい」を意識して。 ●最後の「少しずつ」は「ずつ」にテヌートをかける。 テンポのゆるめ方は、気持ちを合わせて。
「ほんとうにすきなもの」 ●歌い出し「ふと手に取って、広げてみた 一冊の本」 動きのある感覚で。さりげない始まりとの違いを出す。 ●7小節「それが一つの火花となって、新しい焔が燃え上がる」しゃべる感覚で歌う。 まっすぐ歌う。音の上下で音量が変わらないように。 ●9小節「そんな機会が〜」「機会」がうもれて聞こえないことのないように。 「きかい」の「か」を大切に歌う。 ●17小節〜「用意できていたのだ。」最後の「だ」を大切に歌う。 決して飛び出さないように。「だ」に入る前に良く準備をしてから入る。 深みを感じられる発音で。 ●20小節〜「燃え立たせる火花がないだけだった。」 入りの音が不安定にならないように。 最後の「た」は、17小節の「だ」の歌い方と同じように。 ●49小節「ささやかな〜」 その前のピアノ演奏から音楽をもらって、ささやかなイメージを作って歌い始める。 ●53小節〜54小節 「新しい世界が開かれ」 2小節をつなげて、決して引かずに押していくイメージで歌い上げる。 ●55小節「ぼくらは気づく、」広がっていくイメージで。 ●56小節「ほんとうにすきなものに」愛情をこめて。 ●61小節「薪のように」言葉をはっきりと。 ●63小節「それは、ずっと待っていた、」 「ずっと」に気持ちをこめて。長い時間の経過を感じて。
「飛行機よ」 ●歌い出し「翼が鳥を」しっかり出し(フォルテ) 「つくったのではない」少し落とす(メゾフォルテ) ●P43 4小節「自分の翼をつくることを」ひとつのフレーズとしてつなげる。 ●P43 8小節アウフタクト「だが」雰囲気を変えて ●P45 5小節〜 「いちばん小さな雲に腰かけて」 「腰かけて」という単語のかたまりを意識して。表現が埋もれないように。 ●P45 7小節〜「うすよごれた地上を見下ろすとー」 最後の「と」を伸ばしている中に、高いところから下をのぞき込むイメージを出して。 ●P46 3小節 「ため息ばかり」ソプラノ ささえた声で ●P46 6小節 「少年は考える」 3回目の同表現なことを意識。「考える」に気持ちを入れ込んで。 ●P47 2〜4小節 「両手をひろげてのぼったビルディングの屋上に」 ピアノのまま、ひそひそ話のような表現。口の中は良く動かして、子音を立てて。 ワクワク、ドキドキした、走り出したいような気持ちを表して。 (ここは何度もいろいろな表現を先生が私たちに試してくださいました。私たちの歌を聴きながら、先生も一緒に作り出してくださったこと!感激でした!) ●P47 5小節〜「忘却の薄暮がおしよせる〜せめて」フォルテシモぐらい出しても良い。つながりを感じて。 ●P48 7小節〜「翼が鳥をつくったのではない」「鳥が翼をつくったのである」 ピアノの表現、どこからか聞こえてきて漂っているかのように。 ●P49 7小節〜「翼が鳥を 翼が鳥を」 わきあがってくる発見を表現する。2回目の「鳥」をさらにしっかりと。 ●P49最後 9小節〜「つくったのではない」の繰返し。強調して、音量も言葉も強めに。 「た」の発音だけが大きくなりがちなので、その点は注意する。 ●P51 7小節〜「ああ 飛行機 飛行機」あこがれをこめて、子音の「H」を出す。 ●P52 1小節〜「世界でいちばん孤独な日に」 初めて出てきた「孤独」という言葉を大切に歌う。 ●P53 2小節〜のハミングについて 奥まりすぎないように、鼻歌のようにしっかり出す。ピアノはさほど意識しなくても良い。 バランスとしては、アルトもう少し出して。 音の動きによって音量が変わらないように。まっすぐ出すイメージ。 音量一定で進んで行きたい。 ●最後の1小節の終わり方 ディミヌエンドして、しばらくたったら抜いていって消えていく。
うるお先生のご指導は、本当に濃くて、毎回体力勝負という気がしてしまいます。 でも、とても楽しい。そしていつまでも覚えていたいといつも思います。 本番まで、この気持ちの高まりをそのままに!突き進んでいきましょう〜♪
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