9月30日の練習日誌をお送りします。 福成先生の発声指導がありました。 田中先生と浅海先生による練習でした。
ヴィヴァルディが見た日本の四季 「ペチカ」 最初に41小節からラストまでを歌い、その後あたまに戻って練習しました。 ●41小節 「雪の降る夜は〜」の「の」は決して大きくならないこと。ソプラノ・アルトは上向形なので特に注意 ●男声は16分音符を刻みすぎないように(41小節からラストまで部分) ●26小節〜ソプラノ 高音部押しつけた声にならないようにピッチを揃えて「ぺーチカ」の「ぺ」の部分 ●26小節アルト「雪の降る夜は楽しいペチカ」の「た」の音Gの音程を正確に(上がりきらない) ●26小節男声 上を向かないでかぶせ気味に上がる ●28小節アルト 「もえろよもえろ」の2回目の「もえろ」は浮かないようにしっかりと ●32小節 「よびますペーチカ」の「よびます」と「ペーチカ」の間に小さなカンマを入れる。ソプラノは下向音が落ちないように、音程に注意。 この部分、最後ブレスが足りなくなって音が頼りなくなるので注意する
ペチカ全体としては、音のぶつかりを自然に表現できるように。 ペチカは「ペー(エイ)チカ」という感じで発音する。
「城ヶ島の雨」 31小節の歌いだしから62小節まで、54小節からはリズム読みをしてから歌詞をつけて練習しました。 全体として、3連符の刻みをまずは正確に。その前の2分音符を歌いながら3連符のリズムを体に入れておく。 対して8分音符との差異をはっきりと。(男声39小節・女声61小節) ●54小節 女声 「あめはしんじゅか」の「は」は伸ばしすぎない。「しんじゅ」の「し」はSの子音を効かせて。 ●59小節アウフタクト 3連符の3つ目のリズムを正確に《それともわたしの》下線部分 ●88小節から95小節はにぎやかすぎず、しんみりと濡れた感じに歌う ●88小節「ふねはゆくゆく」「ふ」はFの子音効かせて。「ゆくゆく」は「ぃゆくぃゆく」のように歌う。2回目の「ゆく」を大切に。 ●89小節アウフタクト 「とおりやのはなを」の「と」はTを効かせて。付点を軽やかに。アルト「や」が大きくならない。男声は「の」が大きくなるので注意 ●92小節「ほあげた」には漢字を当てておく(「帆上げた」)「あげた」という言葉を大切に歌う。間違っても「下駄」と聞こえないように! 「ぬれて〜」で短調に変わるので音色に注意する。アルトは音も変わるので大切に歌う。 ●96小節 まずは正確に音符通りに歌ってみる。 (最終的には多少の揺れが入る。) ここの装飾音は拍の前に出す。 ●99小節アウフタクト 日本語に聞こえるように(高音部だけが目立たないように) ●111小節アウフタクト 「ふねは」遅れないこと 全体としては、音程と言葉の関係を考えて歌うこと。日本語を大切に、決して歌いやすいように歌わない。
以上です。 こうやって練習日誌をまとめてみると、いつも同じことを注意されているようで、沈みそうになりますね。 でも歌ってみると注意点を守るのがどんなに大切で、また難しいかよくわかります。 まずは歌ってみる、そして次には注意点を考えて歌ってみる、そしてこの違いをしっかり理解して自分のものにしていくことが大切でしょうか。 でも、しみじみ4声で合唱できる幸せを感じました。
「城ヶ島の雨」に関して、先生より歌詞についてのお話が少しありました。 舟はゆくゆく 通り矢のはなを これは城ケ島と三浦半島の間(通り矢:三浦側の地名)を手漕ぎの舟がすすんでいく光景。行ってしまう舟を見送っている。 そこで絵里さんより「ぬしの舟」の「ぬし」の意味について質問がありました。ぬし=あなたという意味だそうです。 忍び泣きをしている女性の思い人なのでしょうか。 苦手と思っていた城ケ島でしたが、少し近づけた気がしました。 片岡です。9月30日の練習日誌をお送りします。 福成先生の発声指導がありました。 田中先生と浅海先生による練習でした。
ヴィヴァルディが見た日本の四季 「ペチカ」 最初に41小節からラストまでを歌い、その後あたまに戻って練習しました。 ●41小節 「雪の降る夜は〜」の「の」は決して大きくならないこと。ソプラノ・アルトは上向形なので特に注意 ●男性は16分音符を刻みすぎないように(41小節からラストまで部分)
●26小節〜ソプラノ 高音部押しつけた声にならないようにピッチを揃えて「ぺーチカ」の「ぺ」の部分 ●26小節アルト「雪の降る夜は楽しいペチカ」の「た」の音Gの音程を正確に(上がりきらない) ●26小節男声 上を向かないでかぶせ気味に上がる ●28小節アルト 「もえろよもえろ」の2回目の「もえろ」は浮かないようにしっかりと ●32小節 「よびますペーチカ」の「よびます」と「ペーチカ」の間に小さなカンマを入れる。ソプラノは下向音が落ちないように、音程に注意。 この部分、最後ブレスが足りなくなって音が頼りなくなるので注意する
ペチカ全体としては、音のぶつかりを自然に表現できるように。 ペチカは「ペー(エイ)チカ」という感じで発音する。
「城ヶ島の雨」 31小節の歌いだしから62小節まで、54小節からはリズム読みをしてから歌詞をつけて練習しました。 全体として、3連符の刻みをまずは正確に。その前の2分音符を歌いながら3連符のリズムを体に入れておく。 対して8分音符との差異をはっきりと。(男声39小節・女声61小節) ●54小節 女声 「あめはしんじゅか」の「は」は伸ばしすぎない。「しんじゅ」の「し」はSの子音を効かせて。 ●59小節アウフタクト 3連符の3つ目のリズムを正確に《それともわたしの》下線部分 ●88小節から95小節はにぎやかすぎず、しんみりと濡れた感じに歌う ●88小節「ふねはゆくゆく」「ふ」はFの子音効かせて。「ゆくゆく」は「いゆくいゆく」のように歌う。2回目の「ゆく」を大切に。 ●89小節アウフタクト 「とおりやのはなを」の「と」はTを効かせて。付点を軽やかに。アルト「や」が大きくならない。男声は「の」が大きくなるので注意 ●92小節「ほあげた」には漢字を当てておく(「帆上げた」)「あげた」という言葉を大切に歌う。間違っても「下駄」と聞こえないように! 「ぬれて〜」で短調に変わるので音色に注意する。アルトは音も変わるので大切に歌う。 ●96小節 まずは正確に音符通りに歌ってみる。 (最終的には多少の揺れが入る。) ここの装飾音は拍の前に出す。 ●99小節アウフタクト 日本語に聞こえるように(高音部だけが目立たないように) ●111小節アウフタクト 「ふねは」遅れないこと 全体としては、音程と言葉の関係を考えて歌うこと。日本語を大切に、決して歌いやすいように歌わない。
以上です。 こうやって練習日誌をまとめてみると、いつも同じことを注意されているようで、沈みそうになりますね。 でも歌ってみると注意点を守るのがどんなに大切で、また難しいかよくわかります。 まずは歌ってみる、そして次には注意点を考えて歌ってみる、そしてこの違いをしっかり理解して自分のものにしていくことが大切でしょうか。 でも、しみじみ4声で合唱できる幸せを感じました。
「城ヶ島の雨」に関して、先生より歌詞についてのお話が少しありました。 舟はゆくゆく 通り矢のはなを これは城ケ島と三浦半島の間(通り矢:三浦側の地名)を手漕ぎの舟がすすんでいく光景。行ってしまう舟を見送っている。 そこで絵里さんより「ぬしの舟」の「ぬし」の意味について質問がありました。ぬし=あなたという意味だそうです。 忍び泣きをしている女性の思い人なのでしょうか。 苦手と思っていた城ケ島でしたが、少し近づけた気がしました。
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