アルト林です。大変お待たせいたしました、7月11日の練習日誌をお送りします。
岬の墓の練習をしました。 まず1回、止めずに歌いました。所要時間は12分ほどで、長さ的にも大曲だなあという実感を持ちました。皆様暗譜は大丈夫でしょうか。12分間最高の集中を持たせるというのも大変なので、ここだけは絶対に抑える!というポイントをはっきりさせて、そこから確実にできるようにしていくのが良いかなーと思いました(ここまで個人的な雑感)。
その後、冒頭から22番くらいまでご指摘をいただきながら歌いました。以下その内容です。 ☆全体にいえること ・強弱の作り方 mfやfが強すぎる。すべてがffになっている。本当に強調したいところだけを出して、メリハリをつけること。 ・母音で音が上がる時 深い声にしないで押して上げてしまっている、もしくは口先で上げている。「ひかある」「しろおい」「ふうね」と別の言葉になってしまう。スラーでつなげて歌うこと。 ・アウフタクトの扱いが雑。 「ふなでせよ」「ふかくなめらかに」「かなたにひろき」それぞれ一文字めをもう少し丁寧に。 ・フレーズの初めと終わりは神経を使う。 終わりで音が動くところなど、緩まない。かつ入りも揃える。
☆個別に 冒頭、男声のN、フレーズの切れ目だが流れは止めない。最後の1.5音上がるところは上向きの音にしない。 @アルト音程。男声のN体の中で鳴らさず外へ送る。 A同じ音のパート同士で聞き合う。下段女性のMは口腔響鳴意識、スラーなので一音ずつにしない。 B日は高く、fだが全力にしない。アクセントちょっと引く。海の辺の「お」かに。「の」を強くしない。ソプラノ跳躍する「光る」の音程。スラー注意。 C「休らう」なので語感を意識し緊張した感じにしない。白いの「ろ」で音程上がるパートはスラー注意。 D紺碧はオの母音に聞こえるように。「そら」は母音明るく。1小節ごとに歌い方を適応させること。舞い降りてでアクセントは取れるがテンポ落とさない。 F男声Aディミヌエンドも上手に。 G女声アクセントで音程ぶれない。ソプラノ「うみにい」と押してあげない。優しく。「かげひとつ」アルト後ろを上げる音色でソプラノとぶつかるように。 H「赤い花」めくったところの音程注意。テナー後ろを開ける音程で。 J船の白と墓の白で差をつける歌い方 K間奏を聴いて表情を伴わせて Mmarcato一つずつ歌う。15p2小節目アウフタクト「ふ」大切に。 N深くの「ふ」が言葉のアクセント。 O最後2小節ちゃんと伸ばす。 P生声にしない。軟口蓋を上げて歌い出す。下段アルトNとMの区別。 S女声、前のパートに関連して入る。別ものにならない。最後、自分の音は和音のどこなのか考える。 22、かなたに、かを大事に。水平の、2度目の「い」は二重母音なので絶対に強く出さない。「すいへいいの」になってしまう。
以上です。たくさん書いてしまいましたが、ゲネプロも近いことですし、一つずつでもできることが増えたら良いなあ。明日も岬の墓、暗譜で頑張りましょう。
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