10月1日の練習日誌をお送りします。 田中先生・浅海先生による練習でした。福成先生の発声練習がありました。
モーツアルト/Missa brevis in G 「Benedictus」 音取りをしながら合せていきました。 ●歌いだしの歌詞〜Benedictus qui venit, venit〜、子音に気をつける カタカナ表記では同じ「べ」でも、「be」と「ve」の子音をしっかり区別する。特に「ve」は下唇と上前歯を合せてきちんと発音する 「qui」の 「qu」 も唇を前に出して、深めに発音するように注意する ●9小節目 その後の各パートの掛け合いは、次に歌うパートに歌を渡していく気持ちで、つながりを大事に歌う。歌い始めるパートは、前に歌うパートから歌を受け取ることを意識して。 ●15小節目 no mine, no mine dominni.は、 2つのno mine の間のカンマを表現出来るように。 始めのno mine の「ne」を短めに歌ってすき間を作る感じで。次のdominni に向かっていくように ●最初から23小節までは、ずっとピアノで歌う。歌詞を強調する時に大きくなりすぎないように注意する ●24小節以降はダブルバーの後になるので、1音目からテンポがアップする。ここからフォルテになることも意識して歌う。 ●ラストまで何度も登場するin excelsisを、きっちり発音する。テンポが速いので流されないように注意。カタカナで書くところの「インネクシェルシス」の中の「クシェ」を生かすように発音する。
「Agnus Dei」 ●全体にフォルテとピアノが交互に出てくるので、きっちりと歌い分ける。 ●miserereの最初の 「re」にアクセントがくるように歌う。その後 nobisに向かっていくように。 ●8小節目 ソプラノ miserereは走らないように歌う。次のTuttiのきっかけのフレーズとなるように。 ●21小節 qui tollis pecata mundi は、ダブルバーの直前となるので、最後に熱く鳴らすイメージで。 ●23小節よりAllegroとなりテンポアップ。ここからは、8小節ずつのフレーズを意識して歌う。 ●オーラス153小節よりゆったりと。ソプラノ・テノール装飾音符部分を音程良く。
「Sanctus」 ●8小節目までゆったりと歌う。 ●9小節ダブルバーの後テンポアップ。Pleni sunt caeli, sunt caeli の「sunt」sとtの子音をしっかり発音する。速いテンポの中で埋もれないように注意する。 ●13小節gloriaの子音にも注意。最初のgはしっかりと準備して、小節の歌いだしより前に出すように発音。 l(エル)と r(アール) の発音を混同しないようにも注意。 ●32小節in excelsis.とHosannnaのあいだに区切りをつけるように、in excelsisの最後のsは短めに歌う。
ミサの歌詞にも少しは慣れたつもりでいましたが、おっとどっこい!本当に奥が深くて、常に注意しなければならないんですね〜汗 モーツアルトは本当に旋律がきれいで、ソプラノなどは特に気をつけないとただ気持ちよく歌ってしまいそうになります(^_^;) それではまた先生に、前と同じ注意を受けることになってしまい、これは本当に悲しいです。 自分として、もう先生に言われたくないのは、「高音になると必要もないのに、自然と音が大きくなる」「フレーズの切れ目が、歌詞の切れ目と合っていない」など。これはもう何回注意をうけたでしょうか。。。 歌い方はきっちりとポイントを押さえて!でも喜びは十分に表現出来るモーツアルト(*^_^*) もっともっとモーツアルトを楽しめるように!がんばりましょうね〜♪♪
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