9/10(水)の練習日誌です。
田中先生と浅海先生による練習でした。 また練習後の打ち合わせのため、福成先生もボイストレーニング終了後も残って練習に同席して下さいました。
ミサの練習です。
Kyrie・Gloriaを一度通して歌ってみたところ、Kyrieはなんとか止まらずには歌えましたが、Gloriaは音取りをした方が良い状態だったため、パートごとに音や発音などを確認しながらご指導いただきました。
●P7-1小節〜7小節
最後は歌は休符で、ピアノだけが八分音符+付点二分音符で「ポンポーン」と聞こえるようにすること。
●P7-8小節〜P8-23小節
ワルツのような3拍子のリズム。各パートの絡みがうまくできるように。
ソプラノとテノールは基本的には一緒に動いていくが、所々ずれて入るところがあるので、そこではお互いにつられないように。
アルトは「焼き鳥の串」のように他のパートの歌を中心で支えること。ただし3拍子のリズムは一緒に感じながら歌うこと。
このGloriaは、このワルツのようなパターンが何度も繰り返し出てきて、その合い間にまったく違うリズムのフレーズが出てくるような構成になっている。
違うリズムのフレーズが出てくるところでは心も体も入れ替えて歌うこと。また、違うリズムの部分からもとのワルツのようなパターンに戻る時にもきちんと切り替えて戻れるように。歌い出しの音から変えようとするのではなくブレスから変えるように。
※切り替わるところ※
P8-24小節〜、P8-28小節〜(もとのワルツのパターンに戻る)、P9-50小節〜、P11-83小節〜、P12-99小節(もとのワルツのパターンに戻る)、P12-107小節〜(P8-24小節〜と同じリズム)、P12-111小節〜(もとのワルツのパターンに戻る)
●P8-24小節〜27小節・P12-107小節〜110小節
ワルツのような部分とは全然違うリズムで。
ピアノのアウフタクトの動きを聞きながら歌わないと合わなくなるので要注意。
●P9-50小節〜P11-82小節
フォルテ「f」とピアノ「p」が交互に出てくる。強弱に注意すること。初めのうちからくせづけておきましょう。
ピアノの変化に要注意。スラーのかかっている部分とP9-54・55小節などスタッカートで鋭く弾いている部分は歌い分けるように。
●P11-91小節・94小節
ピアノのリズムを利用して合わせて歌うこと。
●その他、アクセントや発音などの注意点は以下の通りです。ご確認お願いします。
P7-3小節・4小節:「interapax」の「pax」の〈a〉は長母音。
P7-8小節〜:「laudamus te」「Benedicimus te」「Adoramus te」「glorificamus te」の「te」は神様のことなので大切に語尾のようにならず別にして歌うこと。
P8-39小節・40小節:「caelestis」の最後の〈s〉、「omnipotens」の最後の〈s〉が消えないように。きちんと発音する。
P12-107小節〜110小節:「A-men」は「強-弱」とせず、ピアノの伴奏が両音ともスタッカートで鋭く弾いているのに合わせて同じ強さで歌うこと。
最後に、以前に一度やったことのあるAgnus Deiを通して歌いましたが、思い出して歌える方がいることにただただ驚き、自分はまったくついていくことができませんでした。音取りから頑張ります。
ぶどうの会の演奏会も終わり、これからは来年の定期演奏会一筋で頑張っていこうと身の引き締まる思いでした。
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