団内指揮者、副指揮者とも欠席だったため、福成先生に指導して頂きました。少し丁寧に発声練習をしたあと、河の流れのようにの冒頭のアカペラ部分の音とりと練習を見て頂きました。 いつもの練習と違い、発声から正しい音程や歌い方を探ることが出来てとても勉強になりました。 高い音を出す時には少し横隔膜に力をいれると下がらずに出せること。またこの曲の場合2小節ごとのフレーズをひとつの山として捉えて歌うこと、そのさい、強弱も含めて山を作る。そうして最初が♯二つ、それから♯がひとつになり、♯が無くなり、次に♭二つの変ロ長調に変わっていくなりに、不安のなかからの祈り、少しずつ高まって自信を取り戻し、勇気に満たされてメゾフォルテという流れを把握してみると、そう物騒なアカペラでもなくなりそうな気がします。
次に北国の春をさらいました。ひとつひとつの音程を正確に。アルトはメロディーの谷の部分をきちんと下がり、山はきちんと上がり切るようにしよう。テナーも同様、音程はのどでなく、体で作ることを練習しましょう。ぶっきらぼうに音や言葉をつなげていくのではなく、ひとつの流れを持って歌いましょう。フレーズ途中や終わりにくる細かい3連符などは焦らず丁寧に歌いましょう。
とても貴重な丁寧な練習をして頂きました。普段の発声練習は練習の前のウォーミングアップですが、ヴォイストレーナーからみた歌の練習は大変ためになりました。 欠席の方は残念!また次のチャンスには必ず出られるといいですね。
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