9/25は常任指揮者によるモーツァルトミサ練習、 それから団内指揮者による美空ひばり練習をしました。
モーツァルトミサについて
ユースは、この楽曲について大きく二通りの歌い方をしているそうです。
一つは、かたく、突き刺すような歌い方。
もう一つは、軽く、はずむ様な歌い方。
先生は後者を推奨なさっていますが、現状では、我々がどちらのバージョンで歌い出すのかランダムな為、いつもドキドキしているそうです。
Gloria の24小節目、Qui tol_lis と歌いだす所。 Qui は「down」ではなく「up」なので、強く押し付けるような歌い方をしてはいけません。(次のtol_ にアクセントがあるので、そこで「down」です) 先生は、この Qui に「上昇感」が欲しい、と仰っていました。 個人的には、この「上昇感」が大事なんじゃないかな、と思います。 なんというか、ボールがはずんだ時の、一瞬、宙に浮いたようになる、あの感じです(伝わりにくかったらすみません)。
本番はキンチョーしてつい力が入ってしまいそうですが、笑顔で緊張を和らげ、高い天井から降ってくるみんなの声や伴奏を聴きながら歌えば、きっとホールが助けてくれると思います。 がんばって、いや、がんばらないで軽く歌えるように、楽しい気持ちで臨みましょう。
美空ひばり作品集について
川の流れのように …人生を振り返るイメージ。やさしい流れ。 (強弱に注意。小さく歌う所を大きく歌うと、後で盛り上がれなくなる)
真赤な太陽 …切るところを鋭く切る。みんなでそろえる。 恋のはげしさ。
港町十三番地 …気分を切り替えて、のんびりと。 (ぜったい、一生懸命うたわないように。)
お祭りマンボ …よく喋って。 アイウエオ(母音)の口をよく動かす。
柔 …ふ点の部分、するどくハッキリ。 歌い出しのアクセント大事に。 最後までクレッシェンド、弱くならないで。
愛燦燦 …一度、肩の力を抜いて。 三連符のリズムを正確に(ていねいに)。みんなでそろえて。
特に表情で歌い分ける事が大事。 歌っているうちに、必死になって、顔が無表情になってしまわないようにしましょう。 歌う事が、ただの作業になってしまわないように。 楽しく歌いましょうね。
以上
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