2月20日の練習日誌です。
この日は田中先生の指導でイギリス曲の練習を行いました。
「Irish Blessing」 前回の練習時、最後に駆け足で音取りした曲です。 先生からの「歌詞は入れてきた?」という問いかけにモゴモゴしている内、 とりあえず音の確認をしてから歌詞を入れてみようね、という事で練習スタート。 女声のみ歌から始まり、26小節目アウフタクトから男声が入ります。 その男声に対し、声が小さい!という指摘が。 「聴きに来てるんじゃないよね? 歌いに来てるんだよね。じゃあ歌わなきゃ」 なんて事を言われてしまいました。
特に最初の練習に言える事だと思うのですが、間違えないで歌う事よりも、大きな声で歌う事の方が大事です。 間違えたら直せばいいのです(直しましょうねw)。
ちなみに女声の歌い出しはmp、男声が加わる所からはmfになります。 そして、その先にはクレッシェンド→fが待っています。
大きな声で歌えないと、強弱の幅がせまくなります。 それだけ、音量の歌い分けがむずかしくなりますね。
この曲は、上述のmp、mf、fの他、後半にはp、ppなんてのも出て来ます。 下手に中途半端な音量で歌っていると、後々自分たちの首を絞める事に…。
という訳で、音の強弱をちゃんと表現する様、男声女声ともに指示がありました。 クレッシェンド、ディミネンドをしっかりやりましょう。
それから、みんなで語尾を揃える様に指摘を受けました。 まったく聞こえてこないそうです…。
特に休符のところでは、しっかりと切りましょう。
ベース、41小節目のFes(移動ドでいう所のシ♭)、めちゃくちゃ取り難いです!! 早いうちに、和音ごと頭に叩き込んでしまいたい所。
「Ar hyd y Nos」 ウェールズ語で歌う事になりました。 次回練習までに、練習時に配られた資料(Ar hyd y Nos 読み方)を参考に、楽譜にカタカナを書き込んできてください。
同じメロディを2回くりかえす場面では、2回目を強めに歌います(特に男声28小節目以降)。 決して同じ様には歌いません。 先生が一回目と二回目では違う指揮を振っているハズなので、違いをよく観察してみましょう。
16〜17小節目、ディミネンドからpになって歌いだす部分、ここも指揮に注目してください。何かやっています。 (もちろん、ココに限った話ではないのですけど…)。
ウェールズ語は歌った事のない言語ですが、それでもカンマが付いてる所などはキチンと切るなりして歌い分けましょう。 何拍のばすのか、何拍目で切るのか、この曲でも語尾をしっかり揃えていきましょう。
「O Danny boy] 歌い出し「シ〜ド〜レ〜ミ〜」の音が、かなり曖昧なので、一音毎に音程をしっかり捕まえるよう指摘がありました。 音色は明るすぎると困るのだけど、だからといって音程までくぐもらないように、との事。
この曲は、団員によっては1年以上練習し、ステージでも歌っています。 「練習するたびに、まるで初めて歌うかの様。もっと歌心を聴かせて欲しい!」 と、指揮者先生から強い要望がありました。
それから、週に一回、正味1時間半の練習だけで演奏会を行うのは至難の業なので、団員一人ひとりが家で楽譜を見直すなり、練習するなり、自主的な活動を心がけて欲しい、との事でした。
色々と課題が散見される練習でしたが、運営会後の練習や個人発声練習など、新たな試みも始まっています。 どうしたらいいか分からない、という方もいらっしゃるかも知れません。 そんな時は1人で悩みを抱え込まず、周りの団員に頼ってみてください。 みんなで良い演奏会を目指して、がんばっていきましょう!
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