12月19日は常任指揮者の練習でした。
指揮者先生曰く、「今日は今年最後の練習なので、色んな歌を沢山歌います」との事で早速練習スタート。
「スカボロー・フェア」 先の演奏会直前練習を思い出させる様な抑揚のない歌い方に、「もっと訴えかけるものが欲しい」と早速先生のご指摘が。
・強弱をはっきりつける事 ・メロディをメロディらしく歌う事 ・メロディの受け渡しをしっかりやる事
といった指示がありました。
特にメロディの受け渡しについては、 「次のメロディパートにちゃんと渡してあげる」 「渡して返ってきたら、ちゃんと受け取る」
またメロディ(伴奏もですが)の歌い方については、 「1小節ごとに折らない」 「遠くへ歌う様に心がける」
などの注意がありました。
その他、 「歌い終わりの4小節伸ばす所、ゆるめるのは4小節目以降で」 「[F]4小節目で、ソプラノからテナーへメロディの引継ぎをしっかりと」
という指示事項もありました。
「O Danny boy」 メロディの歌い方について、かなり言及されました。
1人ずつ歌ってみると、1人ひとりがいい歌を持っており、それを1つにしていく作業をして欲しい、との事でした。
揃っていなくてはバラバラにしか聞こえないし、ひっこんでしまっては合わせる事も出来ない、お客さんにも届きません。 ですので、自分の声を前に出して、且つ他の声も聞きながら、調整していく作業が必要です。
上記作業を行う際の弊害として、 「目線が近すぎる」 という指摘がありました。 例えば楽譜を読みながら歌っていると、どうしても楽譜までの距離しか意識できなくなってしまう、との事。 こうなると、声を遠くに届ける事も出来ないし、一緒に歌っている人の声を聞きながら歌う事も出来なくなってしまう、どこに向かって歌えばいいのかも分からなくなってしまう、のだそうです。
という訳で、せめてメロディ部分だけは暗譜しておく様に。 との事でした。
その後「Bohemian Rhapsody」を歌って、 こういう曲は下手さが目立たないんだよね、イキオイに乗れるし。 という確認をし、
それから「The Lily and the Rose」を歌って、 こういう曲だと下手さがばれちゃうんだよね。 という確認をしました…。
結局、練習時間内にイギリスから出る事は叶いませんでした。
今年最後の常任指揮者練習としては、かなり厳しい内容となってしまいましたが、それはそれでイイ練習になったと考え、来年への肥やしにしていきましょう。 伸びしろがある事は素晴らしい事だと、ワタクシは思いますよ!
ソプラノ見学者が入団決定! ようこそいらっしゃいませ♪ 一緒に楽しく歌ってまいりましょうね☆
|