大変遅くなりましたが、5月2日の練習日誌です。
この日の練習は、東京都合唱祭で歌う予定の「BUENOS AIRES HORA CERO」の細かいところをやり始めました。 歌いながら指揮をしていると細かいところまで聴けないので、この日はあまり歌わず、指揮に専念してみました。
まず、5小節目、S・A・Tの「u」の出だしを揃えるように、また8小節目の切るタイミングも揃ええください。このことは、これ以降も同様です。 出だしはpですが、14小節目くらいから徐々にクレシェンド、そして17小節アウフタクトからの「pa pa ra」と18小節目アウフタクトからの「pa pa ra」はそれぞれディクレシェンドが書いてありますが、二つ目の方を小さく歌うのではなく、一度元の大きさに戻してからディクレシェンドしてください(要は、同じことを2回繰り返す感じです)。 そして、19小節目からクレシェンドして、21小節目のmfにつなげてください。 27・28小節のGlissandoは、あまり早くからずり下げずに、28小節に入ってから徐々に下げるようにしてください。
29小節からはまたpに戻ります。 38小節目から42小節目は、基本的に14小節目から18小節目までと同じ歌い方です。 ただし、43小節目からはクレシェンドではなく、逆にディミヌエンドしながらラレンタンドして、45小節目からの音量(p)とテンポ(Lento)につなげてください。 そして45小節目からは4小節かけてクレシェンドしながらアチェルランドして49小節目の音量とテンポにつなげ、さらに4小節でクレシェンドとアチェルランドを続けて53小節目の音量(f)とテンポにつなげてください。 60小節目からのGlissandoも、あまり早くずり下げないように(7拍かけて、しかもラレンタンドがかかっていますので、十分計算して下げるように)してください。
CODAですが、最初の4小節はp、次の2小節はmp、その次の2小節はmf、そして次の2小節はfで72小節目はffです。後半にかけてどんどんクレシェンドしていってください。 そして72小節目のユニゾンは決して遅くならず、むしろ前に向かって歌っていくようにしてください。 73小節目と74小節目は、歌いながらでも合図をしますので、必ず指揮(?)を見てください。
この曲は、淡々と歌っていてはちっとも面白くないので、音量もテンポも大げさなくらいメリハリをつけて歌うことが重要です。 次回の団内指揮者練習では、もう少し詳しくやる予定です。
なお、この日の練習では、最後に美空ひばり曲集から「お祭りマンボ」も1回(2回だったかも)通しました。 次回団内指揮者練習では、こちらの楽譜も忘れずにお持ちください。 よろしくお願いします。
|