11月16日の練習日誌
田中先生の練習でした。 予告通り、ミサのクレドをやるにあたり、 「じゃ、キリエから通すよ。通るよね?」と言われ、 しょっぱな、クレドまでダーッと通しました。 キリエはまあまあ、グローリアはかなりグダグダになりつつ、 なんとかクレドまでたどりつき、止まらずに歌いきりました。
クレドはこの日初めてやりましたが、みなさん予習の甲斐があったようで、予想以上に歌えていましたね。 特に前半(キリストさんが埋葬されるまで)はそれなりに正しい音が鳴っていたようで、 いつものように全てこまかく音取りをするということはなく、スルーしてしまった箇所もちらほら。
ただ、キリストさんが復活してからは音が細かくなり、掛け合いも複雑になるので、 ここらへんからはちゃんと音取りが必要かな、って感じでした。
そうそう、この日はグローリアとクレドに先唱をつけてやってみました。 グローリアはその調のソラドドドドドレド(Gloria in excelsis deo.)、 クレドはその調のソミファレミソラ(Credo in unum Deum.) とやります。 ちなみにこれは、グレゴリオ聖歌のミサの頭の部分を引用しています。 ゆえに複数のメロディがあるのですが、田中先生は上記の両者がお気に入りです。
さて、そうこうしているうちに、取材クルーがやってきました。
カメラを回されながらもしばらくクレドをこねくりまわしていたのですが、 「うまく歌えていないところを撮ってもしかたないよね?」と田中先生も苦笑、 曲をグローリアに切り替えて仕切り直し。でもちょっと、ワーワー歌いすぎだったみたいです。
でも、取材クルーが入ってきたとたんに、声がガラッと変わったのには驚きましたね(笑)。 関さんいわく「こんなところで本番力を発揮するとは思わなかった」(笑)。
練習後の、取材に応えての田中先生のお言葉。 「ユースは、ちょっと難易度の高い曲を持ってきたほうがいいものが仕上がる合唱団」 「合唱を始めたら、10年は続けてほしい。悩みながら、苦しみながらも続けていると、ある日ふと、いいことがある」
|