10/13の練習日誌です。 前回の田中先生練の続きということで、モーツァルトのミサ「Credo」をやりました。
最初に通して歌ってみたところ、田中先生がニヤリとして「Gloriaよりいいじゃない」とのお言葉! おおっ!と喜んだのも束の間、何やら田中先生が無言であやしい指示を出し…。 なんと、女声は2名ずつ、男声は1名ずつのアンサンブル練習に! (ここで後番になったのはパートリーダー4名で、なんとなく嫌な予感がしてました)
ここで、テノール穂高とベース額賀さんが発声指導を受けました。 穂高は、テノールらしいミドル〜ヘッドヴォイスを出すために天井を向いて叫び、 額賀さんは、重心をヘソ下まで下げること、口をもう少し開けることなどの指摘をいただきました。 特に、重心が下がったときの音色の変化は大きなもので、これは全パートに共通するポイントと思いました。
その後、後番のパートリーダー4名が前に出て半円を作り、ぎえーと思いながら歌いました。 キメ音で、田中先生に導かれてピッチを調整し、(ピアノの音に比べて)ドミソのミは低め、 ソはほんのちょびっと高め、それをきちんと意識すればこんなにハモるんだ!というのを再認識。 こういう練習をもっとやるといいね、とおすすめいただいて、通常の練習に戻りました。
曲に関してのご指摘は、以下の通りです。 歌詞の一節はどこからどこまでなのか、それを考えながら、大きなフレーズを感じつつ歌うこと。 言葉のアクセント位置と違う場所で音が高くなっている場合、その音だけ飛び出したらアクセントが台無しになるので注意。 しかし、アクセントを強調しようとするあまり、ひっぱたくように発音するのはナシ。 また、言葉が母音で始まる場合や、母音で伸ばす場合に、母音の鳴り始めに時間がかかることを意識して、かなり早めにその音を歌い出すこと。アルトのP22上段など、母音の鳴りの核がきちんと裏拍にこないと曲が面白くならないので要練習。
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