この日は団内指揮者練習で「心に残る日本のメロディ」シリーズから………何を歌ったんだっけ? 練習日からずいぶん日時を経ているので、忘れてしまいました(^^;。
という訳で、このシリーズ全体について、改めて注意点等をまとめて書くことにします(曲目は順不同)。
【上を向いて歩こう】 スウィングすることを忘れずに。レガートで歌う部分はないので、音符一つ一つを立てて歌ってください。それと「縦の線」を揃えることが重要。そのためにも、全員が心を一つにして、同じリズムに乗って歌うようにしてください。 繰り返しが多いので、どこに戻るか確実に把握しておいてください。また、メロディを歌うパートが2小節ごとに変わるので、それが一つのメロディとしてつながって聴こえるように歌ってください。 3番は、どこから歌詞に戻るか間違えないようにしてください。
【見上げてごらん夜の星を】 この曲はハーモニーが命!「上を向いて〜」とは逆に、センプレ・レガートです。 他のパートの音をよく聴いて、すべての音符がハモるように歌ってください。ただし、周りの音を聴いてから歌うと必ず遅れるので、各フレーズの歌い出しは全員が同じタイミングで揃えるようにしてください。
【椰子の実】 この曲もレガート。女声の16分音符がずれないように注意してください。 2番、内声の「la la」は軽く、ベースの「bm bm」は重くならず、この曲のテンポの中で軽く弾んでください。 3番、「りゅうりのうれい」は、歌詞のつけ方が楽譜と違いますので間違えないように。
【夏は来ぬ】 この曲もレガート。1番と5番は、縦の線をきっちり揃えて、きれいにハモらせてください。 2番〜4番は、メロディ以外を歌うパートはできるだけ軽く、決してメロディの邪魔をしないように。8分音符を急ぐ人がいますので、同じテンポの中で緩やかに歌ってください。
【汽車ポッポ】 この曲はマルカート。レガートで歌うところはありません。ベースの「ボンボン」は、「夏は来ぬ」の「ボンボン」とは弾むタイミングが違うので、同じ歌い方をせず、それぞれの曲のテンポとリズムの中で弾むようにしてください。 3番は、蒸気機関車が走り出すところ(見たことありますか?)のイメージで、最初はかなりゆっくり、だんだんスピードに乗っていってください。「ゆこうよゆこうよ」のところからは速いテンポをキープしてください。
【しゃぼん玉】 この曲もマルカート。アンコール候補曲です。 最初の4小節はかなり速く、2段目からは落ち着いたテンポで歌ってください。このテンポの違いを意識することを忘れずに。 最後は絶対に遅くならず(リタルダンドをかけず)に、同じテンポであっさり終わるようにしてください。最後が遅くなると曲全体が重くなってしまいますし、どこか寂しくなっちゃうから。
【全体を通して】 このシリーズ、「一生懸命」歌う曲は1曲もありません。 常に周りを聞きながら、余裕をもって、どのパートがメロディを歌っているのかを意識しながら、楽しく歌ってください。
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