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光明掲示板・伝統・第一

 

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教育勅語 (101)
日時:2015年01月27日 (火) 04時27分
名前:伝統

光明掲示板・第三「教育勅語渙発124年」からの継続です。
http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=277


《世界に誇る日本の道徳規範》

        *Web「極東アジアの真実」(2014-09-25 )より

明治維新後、欧米の文明文化崇拝で、日本古来の倫理道徳・武道精神等は、
封建的で無価値なものだという偏見が横行し、学校、社会も国民道徳の規範が
無くなって大混乱に陥ったといわれています。

この非常事態を改善するために、明治初期
全国の知事会・文部大臣・総理・明治天皇の側近の人々が知恵を結集し、
明治天皇が完成させたのが『教育勅語』でした。

教育勅語の発布で乱れに乱れた日本の教育界等が正常化し、発展したばかりでなく、
世界各国の学者・国家指導者等から絶賛され、全世界の国民教育の模範となりました。


<第一回世界道徳教育会議>(1908年(明治41年) 於ロンドン)

史上空前の大盛況だったそうです、
世界の主要国20ケ国の文部大臣、首相・大統領代理、教育学者。
17のイギリス連邦諸国。有名大学22校。教育当局(EducationAuthorities)52。
協会(Associations)118の合計192団体が参加したそうです。
 
 
サドラー会長は開会の辞において特別に
『愛国的義務と自我の徹底的抑制を巌格に教え込んでいる日本人の訓練における、
道徳上の名声と偉大な伝統の力を理解するのに力になってくれる人が参加しております』
と述べ、日本政府代表の出席を歓迎しました。
 
 
日本政府を代表して北条時敬(広島大学学長)が『日本の諸学校における徳育』と題し、
小学修身教科書に頻出する二宮尊徳や楠木正成・正行の例話に言及する演説を行なった
そうです。


北条時敬の掃朝報告:

「我が文部省よりは会議の資料として特に教育勅語及び図書図画、修身教科書、
同掛図などを提出し、之を会議場に陳列したるが、各国代表者の中には
是非之を買い受けたしと迫る者ありしが、部数に限りあるを以って之を果たさず……

斯かる有様なるを以って、日本の国民教育に就いては大いに参列者の注目を惹けり。

依って私は之に対して日本における道徳教育に関する実際上のことを印刷したるものを
各国代表者に配布して之を説明して大いに喝采を博せり」とあります。

 
この会議の際には、英語教育勅語の外に、ドイツ語教育勅語・フランス語教育勅語・
漢文教育勅語も関係各国に配布されました。

その訳は、前年のロンドン大学における『教育勅語』の講演会で、
英文訳の教育勅語を披露したのを知った英語圏以外の国々から、
強くドイツ語訳やフランス語訳等の教育勅語の強い要望があって
急遽文部省が作成して間に合わせることにしたそうです。

        (http://blog.goo.ne.jp/xenaj/e/c88a10f3b61fe1916172e06118a0be72

・・・

教育勅語12の徳目
  〜国民の伝統として守っていこうという12の徳目

(1)父母に孝に 〜 親に孝養をつくそう(孝行)

(2)兄弟に友に 〜 兄弟・姉妹は仲良くしよう(友愛)

(3)夫婦相和し 〜 夫婦はいつも仲むつまじくしよう(夫婦の和)

(4)朋友相信じ 〜 友だちはお互いに信じあって付き合おう(朋友の信)

(5)恭儉己れを持し 〜 自分の言動をつつしもう(謙遜)

(6)博愛衆に及ぼし 〜 広く全ての人に愛の手をさしのべよう(博愛)

(7)學を修め 〜 勉学に励み職業を身につけよう(修業習学)

(8)以て智能を啓發し 〜 知識を養い才能を伸ばそう(知能啓発)

(9)コ器を成就し 〜 人格の向上につとめよう(徳器成就)

(10)進で公益を廣め世務を開き
   〜 広く世の人々や社会のためになる仕事に励もう(公益世務)

(11)常に國憲を重じ國法に遵ひ 〜 法律や規則を守り社会の秩序に従おう(遵法)

(12)一旦緩急あれば義勇公に奉じ
    〜 国難に際しては国のため力を尽くそう、それが国運を永らえる途(義勇)

・・・

<参考Web>

(1)谷口雅春先生をお慕いする掲示板 其の弐
   「教育勅語渙発五十周年に方りての講話(昭和15年10月23日)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=yuyu6&mode=res&log=40

(2):光明掲示板・第一「教育勅語 (8421)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1586 >

(3)「わらいこうたろうの「教育勅語」ブログ〜「教育勅語」は<いのち>の根ッコです。」
    → http://blogs.yahoo.co.jp/kyouiku88kyouiku/54105978.html

(4)愛国本流掲示板「谷口雅春先生の御遺言は「教育勅語の復活」であった。 (2495)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=daityouwa&mode=res&log=930

           <感謝合掌 平成27年1月27日 頓首再拝>

「修身書」〜第二期 尋常小学修身書 (232)
日時:2015年02月08日 (日) 04時41分
名前:伝統

「教育勅語」の実践の書である「修身書」を紹介してまいります。

「修身書」は明治三十七年にはじまり、
四回改定されていますので五期に分けることが出来ます。

☆第一期=明治三十七年(1904年)〜
☆第二期=明治四十三年(1910年)〜
☆第三期=大正七年(1918年)〜
☆第四期=昭和九年(1934年)〜
☆第五期=昭和十六年(1941年)〜

・・・

(現行小学一年生用)第二期 尋常小学修身書 巻一
   
 (第一期は掛軸のみの授業で、教科書は存在しない。)

(1)第一課 〜 良く学び、良く遊べ。

(2)第二課 〜 時刻を守れ。

(3)第三課 〜 勉強をせよ。

(4)第四課 〜 友達は助け合え。

(5)第五課 〜 喧嘩をするな。

(6)第六課 〜 元気良くあれ。

(7)第七課 〜 身体を大切にせよ。

(8)第八課 〜 行儀良くせよ。

(9)第九課 〜 整頓。

(10)第十課 〜 物を粗末に扱うな。


(11)第十一課 〜 親の恩。

(12)第十二課 〜 親を大切にせよ。

(13)第十三課 〜 親の言いつけを守れ。

(14)第十四課 〜 兄弟仲良くせよ。

(15)第十五課 〜 家庭の楽しみ。

(16)第十六課 〜 これは天皇陛下がお出かけになるところでございます。

(17)第十七課 〜 木口小平は、ラッパを口に当てたまま、死にました。
         (http://blogs.yahoo.co.jp/watch_compass/6679386.html

(18)第十八課 〜 虎吉は隣の障子を破ったので、謝りに行きました。

(19)第十九課 〜 この子はたびたび嘘を言ったから、誰も助けてくれません。

(20)第二十課 〜 清吉は拾った鉛筆を返しています。


(21)第二十一課 〜 善吉が悪い犬に追いかけられているのを、近所の人が助けています。

(22)第二十二課 〜 小三郎は目の見えない人を道の良い所へ連れて行きます。

(23)第二十三課 〜 次郎は兄さんの言うことを聞いて、燕を出してやりました。

(24)第二十四課 〜 お千代が道端にゴミを捨てようとするのを、お父さんが止めています。

(25)第二十五課 〜 ここにいる生徒は先生の教えを守る良い子供であります。

           <感謝合掌 平成27年2月8日 頓首再拝>

第三期 尋常小学修身書 巻一 (346)
日時:2015年02月17日 (火) 04時41分
名前:伝統

(現行小学一年生用)第三期 尋常小学修身書 巻一

(1)第一課 〜 (15)第十五課 第二期に同じ

(16)第十六課 〜 天皇陛下
          天皇陛下万歳。

(17)第十七課 〜 忠義
          木口小平は敵の弾に当たりましたが、
          死んでもラッパを口から離しませんでした。

(18)第十八課 〜 過ちを隠すな
          虎吉の投げた鞠がそれて、隣の障子を破りました。
          虎吉はすぐ隣へ謝りに行きました。

(19)第十九課 〜 嘘を言うな
          この子は度々「オオカミが来た。」と言って、人を騙しました。
          それで本当にオオカミが出て来た時、誰も助けてくれませんでした。

(20)第二十課 〜 自分の物と人の物
          清吉は鉛筆を拾いましたが、落とした子供にそれを返してやりました。

(21)第二十一課 〜 近所の人
           お母さんが病気で寝ているので、近所の人が来て、
           この子の学校へ持って行く弁当をこしらえています。

(22)第二十二課 〜 思いやり
           目の見えない人が水たまりの中へ踏み込もうとしました。
           小三郎は手を引いて、道の良い所へ連れて行きました。

(23)第二十三課 〜 生き物を苦しめるな
           太郎が次郎に「私達も外へ出られなければ苦しいではないか。」
           と言って聞かせたので、次郎は燕を出してやりました。

(24)第二十四課 〜 人に迷惑をかけるな
           お千代が道端へゴミを捨てようとしました。
           お父さんが「ゴミをそんな所へ捨てると、人が迷惑します。」
           と言って止めています。

(25)第二十五課 〜 良い子供
           ここにいる生徒は先生の教えを守った良い子供です。
           今修業証書を戴いています

           <感謝合掌 平成27年2月17日 頓首再拝>

(現行小学二年生用) 第一期 尋常小学修身書 第二学年用 (510)
日時:2015年03月02日 (月) 03時39分
名前:伝統

(1)第一 「親子」〜 お父さんが、遠い所へ、行きます。
            お竹は、お母さんと一緒に、見送っています。

(2)第二 「お母さん」〜 お竹の弟が、夜中に泣き出しました。
              お母さんは、抱き上げて、色々と、慰めています。

              お母さんのご恩を、忘れてはなりません。

(3)第三 「お父さん」〜 お竹が、可哀想な子を見ています。
              この子には、お父さんがありません。

              お父さんのご恩を、忘れてはなりません。

(4)第四 「自分のこと」〜 一郎が、お母さんの言う事を聞いて、本や筆を揃えて、
               学校へ、行きます。

               自分のことは、自分で、せねばなりません。

(5)第五 「教師」 〜 先生が、「遅刻してはなりません。」と、一郎に、言って聞かせました。
             お母さんは、「先生の教えを、よく、お聞きなさい。」と、
             言いつけています。

             先生の教えを聞かんと、良い人になれません。

(6)第六 「年寄り」〜 お梅と一郎とが、年寄りの落とした銭を、拾ってやっています。

             年寄りを、大事に、せねばなりません。

(7)第七 「兄弟」 〜 一郎の下駄の鼻緒が切れました。
             お梅は、その鼻緒をすげています。

             兄弟は、仲良くせねばなりません。

(8)第八 「食べ物」〜 お母さんが、「青い梅の実を、食べてはなりません。」と、
             言って聞かせています。

             食べ物に、気をつけねばなりません。

(9)第九 「清潔」 〜 身体を、きれいに、せねばなりません。

             身体を汚くしておくと、病気になることがあります。

(10)第十 「正直」 〜 正直な丁稚が、反物に、傷のあるのを、お客に知らせています。
             この子は、大人になってから、立派な商人になりました。

(11)第十一 「決まり良くせよ」
           〜 お津留は、お絹の家で、遊んでいましたが、
             十二時に近くなったので、帰りました。

             何事にも、決まり良くせねばなりません。

(12)第十二 「言葉遣い」
           〜 一人の子が、無礼な言葉を使いました。
             他の子供が、それを咎めました。

             言葉遣いを、慎まねばなりません。

(13)第十三 「約束」〜 文吉は、雨の降るのに、絵本を返しに行きます。

             約束したことを、違えてはなりません。

(14)第十四 「人の過ち」
           〜 小太郎が、文吉のまりを無くして、詫びました。
             文吉は、「過ちは仕方がない。」と言って、咎めませんでした。

             人の過ちは、許さねばなりません。

(15)第十五 「悪い勧め」
           〜 「小屋に隠れていて、通る人を脅そう。」と、友達が勧めました。
             文吉と小太郎が、それを止めました。

             悪い勧めに、従ってはなりません。

(16)第十六 「友達」〜 小太郎が、文吉の疲れたのを見たので、
             風呂敷包みを持ってやっています。

             友達は、助け合わねばなりません。

(17)第十七 「物を粗末に扱うな」
           〜 この子が、弁当箱を投げ出したので、壊れました。

             「物を粗末に、扱ってはなりません。」と、姉さんが、教えています。

(18)第十八 「過ち」〜 正男が、火鉢に躓いて、土瓶をひっくり返しました。

             過ちをしないように、気をつけねばなりません。

(19)第十九 「人のもの」
           〜 正男が拾った金を、落とした子供に返しています。

             拾いものを、自分のものにしてはなりません。

(20)第二十 「生き物」
           〜 正男の妹が、猫をいじめているのを、正男が見つけて、止めています。

             生き物をいじめてはなりません。

(21)第二十一 「日の丸の旗」
           〜 日の丸の旗は、日本の印であります。

             良い旗ではありませんか。

(22)第二十二 「規則」
           〜 一人の子供が、土手に、登ります。
             友達が、立て札を見て、それを止めています。

             規則に従わねばなりません。

(23)第二十三 「天皇陛下」
           〜 天皇陛下は、陸軍や海軍の大演習に、御出になって、
             軍人の働きを、御覧になります。

             天皇陛下の御恩を、思わねばなりません。

(24)第二十四 「勇気」
           〜 木口小平が、敵の近くで、少しも恐れず、
             三度まで、勇ましく、進軍のラッパを吹きました。

             そのため、我が軍は、進んで、敵を打ち破ることが出来ましたが、
             小平は、弾に当たって、倒れました。

             後で見たら、小平は、ラッパを口に当てたままで、死んでいました。

(25)第二十五 「勇気」続き
           〜 我が国の水雷艇が、闇の晩に、進んでいって、
             敵の軍艦三艘を打ち沈めました。

(26)第二十六 「人に迷惑をかけるな」
           〜 この子が、道ばたに、ゴミを捨てようとするのを、
             お父さんが止めています。

             世間の人に、迷惑をかけてはなりません。

(27)第二十七 「良い子供」
           〜 この二人の子供は、先生に教えられたことを守りました。

             お父さんとお母さんとが、それを褒めて、絵本を与えています。

           <感謝合掌 平成27年3月2日 頓首再拝>

(現行小学二年生用) 第二期 尋常小学修身書 巻二 (618)
日時:2015年03月11日 (水) 03時19分
名前:伝統

(1)第一 「親の恩」〜二宮金次郎の家は、たいそう貧乏でありました。
            父母は金次郎たちを育てるために、色々苦労をしました。

(2)第二 「孝行」 〜母は親類に預けた末の子のことを心配して、
            夜も良く寝ませんでした。
            金次郎は母に願って、弟を呼び戻してもらいました。

(3)第三 「兄弟仲良くせよ」
           〜金次郎は朝早くから夜遅くまで休まずに働いて、
            二人の弟を養いました。

(4)第四 「仕事に励め」
           〜金次郎は、12の時、川普請に出ました。
            他の人達の世話になりますから、わらじを作って、
            その人々に、贈りました。

(5)第五 「親類」 〜金次郎が十六の時、母も死にました。
            親類の人達が相談して、金次郎と二人の弟を
            分けて預かることにしました。

(6)第六 「学問」 〜叔父は、「本を読むより、家の仕事をするがよい。」と、
            言いますから、金次郎は、夜遅くまで仕事をして、
            その後で、学問をしました。

(7)第七 「勤倹」 〜金次郎は、もとの家に、帰ってきて、
            その荒れ果てているのを自分で直して住みました。
            それからいっそう精出して働き、また倹約をして、
            後には偉い人になりました。

(8)第八 「祖先を尊べ」
           〜伊能ハルは祖先を尊んで、毎月丁寧に祀りました。
            その時珍しい果物などを仏壇に供えました。

(9)第九 「召使いを労れ」
           〜この子は女中を呼びましたが、すぐに来ませんでしたので、
            大きな声で叱りました。

            母はこれを聞きつけて、「召使いは労らねばなりません。」
            と言って聞かせました。

(10)第十 「食べ物に気をつけよ」
           〜この子は青い梅の実を落として食べようとしますから、
            母が止めています。

(11)第十一 「決まり良くせよ」
           〜小竹はお絹の家で遊んでいましたが、12時に近くなったので、
            「食事時になりますから。」と言って帰りました。

(12)第十二 「臆病であるな」
           〜臆病な人が闇夜に大頭の化け物に出遭って、
            驚いて友達の家に逃げ込みました。
            すぐ友達と行って見ると、それは瓢箪でありました。

(13)第十三 「友達は助け合え」
           〜文吉が重そうな風呂敷包みを持って行きました。
            途中で小太郎がそれを見て気の毒に思い、
            替わって持ってやりました。

(14)第十四 「不作法なことをするな」
           〜文吉は母に呼ばれたので、急いで絵本をまたいで行きました。
            母は「不作法なことをしてはなりません。」と言って聞かせました。

(15)第十五 「人の過ちを許せ」
           〜小太郎は文吉のまりを無くして詫びました。
            文吉は「過ちであるから、仕方がない。」
            と言って咎めませんでした。

(16)第十六 「悪い勧めに従うな」
           〜文吉と小太郎に友達が「小屋に隠れて居て通る人を脅そう。」
            と勧めました。
            二人が止めても皆が聞きませんので、二人は別れて帰りました。

(17)第十七 「正直」〜正直な丁稚が反物に傷のあるのをお客に知らせています。
            この子は大人になってから、立派な商人になりました。
            正直は一生の宝。

(18)第十八 「天皇陛下」
           〜天皇陛下が御巡幸の時、新潟県で目の悪い者が多いのを
            御覧になって、深く御哀れみになりました。

            また愛知県に大演習があった時、陛下は激しい雨の降るのに、
            御頭巾も召されずに、兵隊の働きを御覧になりました。

(19)第十九 「皇大神宮」
           〜皇大神宮は天皇陛下の御先祖をお祀りもうしてある御宮でございます。
            我々日本人はこの御宮を敬わなければなりません。

(20)第二十 「忠義」〜日本の艦隊はロシアの軍艦が出られないように
            旅順港の港口に船を沈めました。
            その時我が軍人は命を惜しまず、勇ましく働いて忠義を尽くしました。

(21)第二十一 「約束を守れ」
           〜広瀬武夫はロシアから帰る道で、
            たいそう難儀な所を通ることになりました。
            その時無事に帰れまいと心配し、ある子供との約束を思い出し、
            手紙を書いて、中にロシアの郵便切手を入れて送りました。

(22)第二十二 「恩を忘れるな」
           〜お鶴はこの年寄りの世話になったことがありますから、
            いつまでもその恩を忘れません。
            今も学校から帰る道で挨拶をしています。

(23)第二十三 「辛抱強くあれ」
           〜娘は手にかけてきた糸がもつれて解けませんので、
            「切ってしまいましょう。」と言いました。
            母は「辛抱して解いて行けば、解けないことはありません。」
            と言って聞かせました。

(24)第二十四 「規則に従え」
           〜一人の子供が土手に上ります。
            友達が立て札を指して、「規則に従わなければなりません。」
            と言ってそれを止めています。

(25)第二十五 「年寄りに親切にせよ」
           〜この年寄りは銭を落として難儀をしています。
            小滝と五郎はそれを見て、気の毒に思いましたから、
            親切に手伝って拾っています。

(26)第二十六 「良い子供」(第一期 尋常小学修身書 第二学年用と同じ)

           <感謝合掌 平成27年3月11日 頓首再拝>

(現行小学二年生用)第三期 尋常小学修身書 巻二 (702)
日時:2015年03月20日 (金) 04時43分
名前:伝統

(1)第一 「孝行」
       〜お房は小さい時から子守りなどに雇われて、家の暮らしを助けました。
        また父が草履や草鞋を作る側で藁を打って手伝いました。
        その後奉公に出ましたが、暇があれば、許しを受けて家に立ち寄り、
        二親を慰めました。

(2)第二 「親類」
       〜政男の叔母が子供を連れて政男の家へ来ました。
        政男の父母は喜んで叔母を座敷へ通し、色々の話をしています。

        政男もおもちゃや絵本を出して、従兄弟と面白く遊んでいます。

(3)第三 「兄弟仲良くせよ」
       〜お弥経は弟の三郎と野原へ行きました。
        蓮華草やタンポポやスミレが綺麗に咲いています。

        二人は花を摘んで遊びましたが、三郎の摘んだ花があまり少ないので、
        お弥経は自分のを分けてやりました。

(4)第四 「自分のことは自分でせよ」
       〜お弥経が三郎に学校へ行こうと言った時、
        三郎はまだ用意が出来ていませんでした。

        慌てて姉に「本や手帳を鞄に入れて下さい。」と頼みました。
        母が「自分のことは自分でなさい。」と言いました。

        それで三郎は自分で鞄の始末をして、姉と一緒に学校へ行きました。

(5)第五 「勉強せよ」
       〜ここに二人の男がいます。
        二人は元同じ学校にいました。

        一人は先生の戒めを守らず、怠けてばかりいたので、
        こんな哀れな人となりました。

        一人は良く先生の教えを聞いて、勉強したので、今は立派な人となりました。

        蒔かぬ種は生えぬ。

(6)第六 「決まり良くせよ」
       〜お竹はお絹の家へ遊びに行って、面白く遊んでいましたが、
        12時に近くなったので、急に帰ろうとしました。

        お絹も妹も今しばらくと止めましたけれども、
        お竹は「ご飯ですから、帰らなければなりません。
        ご飯を済ましてまた来ます。」と言って帰りました。

(7)第七 「自慢するな」
       〜二羽の雄鶏が蹴合いをしました。
        一羽は負けて小屋の隅へ逃げ込みました。
        勝った方は屋根の上へ飛び上がって、勢いよく勝ちどきをあげました。

        この時大きな鷲が飛んできて、
        その威張っている雄鶏を一掴みに掴んで行きました。

(8)第八 「臆病であるな」
       〜臆病な人が闇夜に淋しい道を通りかかりました。
        垣の上から長い顔の化け物がこちらを睨んでいるように見えたので、
        たいそう驚いて友達の家へ逃げ込みました。

        友達がすぐその人と一緒に行ってみると、
        それは瓢箪が下がっているのでした。

(9)第九 「身体を丈夫にせよ」
       〜二人の兄弟は、身体が丈夫でなければ立派な人になれないと
        学校で教えられました。

        それから二人は飲み物や食べ物に気をつけ、朝は早く起きることにしました。
        また冷水摩擦や深呼吸が身体のために良いと教えられましたから、
        二人は次の朝からそれを始めました。

(10)第十 「友達に親切であれ」
       〜文吉が大きな風呂敷包みを側に置いて、松の木の下に休んでいました。

        小太郎は遊びに出た途中で、それを見て、文吉に
        「その包みは重そうだから、二人で持って行きましょう。」と言いました。
        そうして包みの結び目の下へ竹を通して持って行きました。


(11)第十一 「不作法なことをするな」
       〜文吉の家へ小太郎が遊びに来て、絵本を見ておりました。
        しばらくして文吉は母に呼ばれたので、急いで絵本を跨いで行きました。

        母は用を言いつけた後で、「物を跨いだり踏んだりするような
        不作法な事をしてはなりません。」と言って聞かせました。

(12)第十二 「人の過ちを許せ」
       〜小太郎は野原へ出て文吉の来るのを待っていました。
        
        その間に文吉から借りた鞠を過って川の中へ落としてなくしました。
        それで文吉が来た時、そのわけを話して詫びました。

        文吉は「過ちだから仕方がない。」と言って、許してやりました。

(13)第十三 「悪い勧めに従うな」
       〜小太郎と文吉が野原で遊んでいると、4〜5人の友達が来て、
        「堤の下へ行って遊ぼう。」と誘いましたので、二人は付いていきました。

        すると友達の内の一人が「小屋に隠れていて通る人を脅そうではないか。」
        と言い出しました。

        二人が「それは悪い遊びだ。」と言って止めましたが、
        みんなが聞きませんので、二人は別れて帰りました。

(14)第十四 「正直」
       〜松平信綱は将軍の屋敷で、朋輩と戯れて大切な屏風を破りました。
        間もなく将軍がそこを通りかかり、
        「これは誰が破ったのか。」と咎めました。

        信綱は「私が破りました。」と少しも隠さず申し上げてお詫びしますと、
        将軍はかえってその正直なのを褒めました。

        正直は一生の宝。

(15)第十五 「天皇陛下」
       〜天皇陛下が天皇におなりにあそばした初めの頃、
        しばらくは青山離宮から宮城へ出御になりました。

        そのたびに御道筋の電車を止めているのを御覧あそばして、
        人々の不便を思し召し、「他の道を通るように。」と仰せ出されました。

(16)第十六 「忠義」
       〜海軍中佐広瀬武夫は旅順の港口を塞ぐ為、闇夜に汽船に乗って出かけました。
        敵の撃ち出す大砲の弾の中で勇ましく働いて引き揚げようとしましたが
        杉野兵曹長がいませんから、三度も船の中を尋ね回りました。

        いよいよいないので、短艇に乗り移って帰りかけた時、
        中佐は大砲の弾に当たって立派な戦死を遂げました。

(17)第十七 「約束を守れ」
       〜広瀬武夫はロシアから帰る道で、たいそう難儀な所を通ることになりました。
        その前に武夫はある子供とロシアの郵便切手を土産に持って帰る約束を
        したことを思い出しました。

        それでその子供に宛てた手紙を書いて、郵便切手を入れ、
        それを自分の兄の所へ送って、「もし私が死んだら、この手紙を子供に
        届けて下さい。」と頼んでやりました。

(18)第十八 「恩を忘れるな」
       〜お鶴が母と一緒に隣村の祭りを見に行ったことがありました。
        その時母にはぐれて、たいそう困っていたから、
        この年寄りが親切にお鶴を連れて母を訪ねてくれました。

        お鶴はその恩をいつまでも忘れません。
        今も学校から帰る道で挨拶をしています。

(19)第十九 「祖先を尊べ」
       〜稲生ハルは毎月一日十五日、その他祖先の命日には、朝早くから起き、
        身体を清めて、仏壇の掃除をし、花を捧げ、香をたき、色々供え物をして
        お祀りをしました。

        もし人から珍しい果物などを貰うことがあると、きつと仏壇に供えました。

(20)第二十 「年寄りに親切であれ」
       〜小滝と五郎が外へ遊びに出かけました。

        道に子供が大勢集まっているので、何事があるかと立ち寄って見ますと、
        一人の年寄りが身体が不自由なので、落とした銭を拾うのに
        困っているのでした。

        二人は気の毒に思って、その銭を探し集めて年寄りに渡しました。

(21)第二十一 「召使いを労れ」
       〜この子は水を貰おうと思って女中を呼びましたが、
        すぐに来ませんのでたいそう腹を立てました。
        そして女中が働いている井戸端へかけていって、大きな声で叱りました。

        母がそれを聞きつけて、「そんなことに人を使ったり、腹を立てたり
        してはいけません。召使いは労って使わなければなりません。」と
        言って聞かせました。

(22)第二十二 「辛抱強くあれ」
       〜娘の手にかけていた糸がもつれて絡まりました。

        縺れが急に解けないので、娘は母に「この縺れた所を切り捨てましょうか。」
        と言いますと、母は「いえ、いえ、辛抱して解いて行けば解けないことは
        ありません。」と教えました。

        それで娘は骨を折ってその縺れを解きました。

(23)第二十三 「工夫せよ」
       〜十吉は自分で工夫して色々の面白い物を造って楽しんでいます。

        ある時は大工の切り捨てた木の切れを組み合わせて家をこしらえました。
        またある時は木の切れで舟を造り、それから竹を削って帆柱を立て、
        白い布を母に貰って帆にしてかけ、池の上を走らせました。

(24)第二十四 「規則に従え」
       〜一人の子供が土手に上りました。
        連れ立っていた友達が立て札を指して、「この通り、上ってはならない
        と書いてあります。規則に従わなければなりません。」と言って止めました。

        初めの子供は「誰も見ていないから構わない。」と言いますと、
        友達は「人が見ていなくても規則には従わなければなりません。
        早く下りなさい。」と言いました。

        それで初めの子供は悪いと気が付いて土手を下りました。

(25)第二十五 「人の難儀を救え」
       〜一人の丁稚が車を引いて坂道を上って行きましたが、
        ぬかるみにかかって、難儀をしていました。

        吉太郎は学校の帰りがけに、それを見て気の毒に思い、
        後から押し上げてやりましたので、やっと坂の上へ行くことが出来ました。

        丁稚は喜んでお礼を言いました。

(26)第二十六 「良い子供」
       〜この子は先生の教えを守る良い子供です。

        学校に行っても、家にいても、心がけが良く、友達とは仲良くし、
        人から受けた恩を忘れず、自分のことは自分でし、
        いつも天皇陛下の御恩をありがたく思っています。

        その上ものも良くできるので、今日学校で賞状を貰いました。

        父母は喜んで、「この後もますます骨を折って良い人になるように
        しなければなりません。」と言って聞かせています。


           <感謝合掌 平成27年3月20日 頓首再拝>

(現行小学二年生用)第三期 尋常小学修身書 巻二抜粋版 (804)
日時:2015年03月30日 (月) 04時37分
名前:伝統


★ 第十一 「なまけるな」

  なつのあつい日ざかりに、ありのおや子が、あせをながしながら、
  いもむしをじぶんのうちにひいていきました。

  きりぎりすは、それを見て、あざけりわらいました。
  そうして、じぶんは、うつくしいくさ花のかげで、ちょうと一しょに、
  うたったり、おどったりしていました。

  子ありが、

  「あんなにあそんでくらしたいな。」

  とうらやましがると、おやありは、

  「なつうたうものは、ふゆ泣くのだ。なまけてはならないよ。」
  といって、いいきかせました。

  なつもすぎ、やがてふゆが来ました。

  ありは、たべものにこまりませんが、
  きりぎりすは、たべるものが、なくなって、ありの所へもらいに来ました。


★ 第二十三 「ちゅうぎ」

  かいぐんちゅうさ広瀬武夫はりょじゅんのみなと口をふさいで、
  てきのぐんかんを出さないようにするために、やみ夜に、きせんにのって出かけました。

  てきのうち出す大ほうのたまが、雨あられととんで来る中をつきすすみ、
  船をしずめてひきあげようとしましたが、
  一人杉野へいそうちょうのすがたが見えませんでした。

  ちゅうさは、

  「杉野、杉野。」

  と大ごえに呼びながら、しずみかけているふねの中を、三度もたずねまわりました。
  しかし、いよいよ杉野がいないので、たんていにのりうつって、かえりかけた時、
  ちゅうさは、大ほうのたまにあたって、りっぱなせんしをとげました。


★ 第二十四 「やくそくをまもれ」

  広瀬武夫は、ロシヤに長く行っていたことがあります。
  武夫は、国をたつ前に、ある子どもに、

  「おみやげに、あちらのゆうびん切手を、持ってかえってあげよう。」

  とやくそくしました。

  武夫は、ロシヤからかえるとちゅうで、
  たった一人、そりにのって、あぶないたびをすることになりました。

  ちょうど、さむいふゆのことです。
  そこは、ひろいひろい雪とこおりのあれのはらで、見わたすかぎり、家も何もありません。

  その時、武夫は、さきのやくそくを思い出して、

  「もしとちゅうでじぶんが死ぬようなことがあったら、あのやくそくがはたせない。」

  と思いました。

  そこで、武夫は、その子どもにあてた手紙をかいてゆうびん切手を入れ、
  それを、じぶんのにいさんの所へおくって、

  「もし私が死んだら、この手紙を子どもにとどけて下さい。」

  と、たのんでやりました。


★ 第二十五 「しょうじき」

  松平信綱は、小さい時、しょうぐんのやしきで、なかまとたわむれて、
  たいせつなびょうぶをやぶりました。

  間もなく、しょうぐんがそこを通りかかり、

  「これは、だれがやぶったのか。」

  と、聞きました。なかまのものは、みんなだまっていました。その時、信綱は、

  「私がやぶりました。」

  と隠さずもうしあげて、おわびをしました。

  すると、しょうぐんは、

  「よくもしょうじきにもうした。」

  と信綱をほめ、

  「これからは、またかようなあやまちをしないように。」

  といましめて、別にとがめませんでした。

  しょうじきは一しょうのたから。


★ 第二十六 「おんを忘れるな」

  はちは、かわいい犬です。
  生まれて間もなくよその人にひき取られ、その家の子のようにしてかわいがられました。
  そのために、よわかったからだも、大そうじょうぶになりました。

  そうして、かいぬしが毎朝つとめに出る時は、でんしゃのえきまでおくって行き、
  夕がたかえるころには、またえきまでむかえに出ました。

  やがてかいぬしがなくなりました。

  はちは、それを知らないのか、毎日かいぬしをさがしました。
  いつものえきに行っては、でんしゃのつくたびに、
  出て来る大ぜいの人の中に、かいぬしはいないかとさがしました。

  こうして、月日がたちました。

  一年たち、二年たち、三年たち、十年もたっても、
  しかし、まだかいぬしをさがしている年をとったはちのすがたが、
  毎日、そのえきの前に見られました。

           <感謝合掌 平成27年3月30日 頓首再拝>



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