これまで何度か社会問題になってきた「イカサマ商法」の数々。
「騙された、金を返せ」の合唱を見聞きするにつけ、「おたがいさまでは?」の思いにかられる。
程度の差はあるだろうが、一攫千金を狙っての投資が出発点であったとするなら、「騙された」はお門違いではと思うのだが・・・。
心の隙(※言い換えれば欲かも)と、出資できるだけのお金と、色んな要素が絡み合って「詐欺」は成り立つ。
詐欺行為との境目は分からないが、頼み込まれて貸したお金でも、その時、心の底から「貸してあげよう」と思われたのなら、その心こそが尊いではあるまいか。
「情けは人の為ならず」の格言は、如何様にも解釈されるが・・・。
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