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投稿者:工藤翼@ハードル3年
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投稿日:2016年07月24日 (日) 17時18分
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こんにちは。ハードルパート3年の工藤翼です。 今回の七大戦には110mHで正戦として出場させていただきます。 本当に光栄です。
僕は普段、医陸や、あるいは自分で考えたメニューを自分のやりたい時にこなしていることが多いので合練に参加する頻度がとても少なく1,2年生からはあまり認知されていないかもしれませんが七大戦ではトッパーのレースを機に覚えてもらえると嬉しいです。
さて、今回の七大戦は僕にとっては3回目となりますが、今年がまともに出場する初めての七大戦であり、そういう意味では一年生と状況は同じです。2年前は台風により中止、(当時は十種競技が専門だったため投擲の正戦でした)昨年は夏まで陸上からドロップアウトしていたためしぶしぶ補助員として駆り出されての参加でした。七大戦に関して、こういう影響を受けた人間もいるのだなあ、ということを知って欲しくて思うところを綴らせていただきます。
僕は大学に入ってから高校の時のように闇雲に練習を重ね過ぎていたため怪我を重ね、一年のシーズンを最後に陸上をやめようと決意しました。しかし、これまでの練習の思い出や試合の記憶との決別ができず、迷いを抱えたまま陸上から離れた日々を過ごしていました。昨年の夏、東北開催の七大で補助員として駆り出されました。やる気のなかった僕は義理を果たすという動機だけで参加しましたが、当然、周りが盛り上がっている中、一人冷めた僕が七大を楽しめるものとは到底思っていませんでした。しかし、僕はフィールドの中で、選手に手が届きそうな距離で、夢中になっていました。芝生の草いきれ、沸き立つ夏の熱気に呑まれ呆然としていた僕は、声援を受ける選手に嫉妬していたに違いありませんでした。それは、もう一度向こう側へ行って歓声の中を駆けたい、という衝動に違いありませんでした。
あれから一年が経とうとし、現在僕は七大戦を間近に控えています。これまでの奔放な振る舞いを許容していただいた皆さんには感謝しています。今年のお正月はtkhrさんの家で号泣しながら吐くまで酒を飲み、アツく陸上を語らうなどしました。春には14秒台に突入し十分に決勝で戦える力を持って帰ってこられました。僕にとって今年の七大戦はおそらく。これまで、これからの陸上人生の中で非常に大きなターニングポイントになると予感がしています。昨年、やっぱりもう一度陸上をやろうというきっかけをくれた七大戦で、僕は東北大に少しでも多くの貢献ができるように頑張ります。
他の選手の応援や好記録を目の当たりにすることも大きな楽しみにしています。一人でも多く、少しでも大きな、インスピレーションを七大で感じ成長できることを祈っています。頑張りましょう。
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