[3030] 交感神経の活性化で癌細胞が増殖する |
- タマゴ - 2019年07月10日 (水) 07時36分
がん悪化原因は「自律神経」 岡山大チームが発表、新治療法に道 2019.7.9 がん組織に自律神経が入り込み、増殖や転移を促進しているとの研究結果を、岡山大の神谷厚範教授(細胞生理学)らのチームが8日付の海外科学誌電子版に発表した。自律神経を操作し、がんを抑制する新たな治療法の開発につながる可能性があるとチームによると、自律神経は脳からの命令(電気信号)を臓器へ伝え、働きを調節するケーブルの役割を持ち、ストレスや緊張で活発に働く交感神経と、リラックス時に活発化するとされる副交感神経がある。 研究では、人の乳がん組織を調べ、がんの増大に伴って自律神経ががん組織に入り込むことを発見。乳がん患者29人のがん組織を解析すると、交感神経の密度が高い人は、術後の再発や死亡率が高いことが分かった。 さらに、遺伝子を操作して局所の自律神経の機能をコントロールする技術を開発。人の乳がんを移植したマウスの乳腺で、この技術を使って交感神経を刺激すると、がんが増殖し転移も増え、交感神経を除去すると抑制されたという。
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190709/hea1907090006-n1.html
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