[2666] 待望の電子本の販売はじまりました! |
- 愚按亭主 - 2017年08月07日 (月) 13時18分
お待たせしました。「天珠医学が説く目から鱗の人間の身体の真実」の販売が始まりました。すべてネットで済ませられますので、面倒なことなくすぐに手に入れることができます。
この本の中に、ヘーゲルの概念の弁証法を駆使した私流の生命の歴史が展開されていますので、興味の鳴る方は是非読んでみてください。
価格は千五百円です。以下のサイトで購入することができます。
http://健康腺療法.com/syoseki/
* *
では、この場を借りてタマゴさんへの返事をしたいと思います。タマゴさんは、私が何故交感神経にこだわるのかの意味が分かっていないようです。 それは一つには、現在の日本の現状が交感神経の誤った解釈によって日本人の健康が脅かされているからであり、これを正さなければ将来の日本は存在しないと言えるほどの危機意識を持っているからです。 次に、その誤った解釈のおかげで、現代医学は交感神経を真面目に研究しようともしていない現実があるからです。特に交感神経の中枢の交感神経幹がどのような働きをしているのか解明しようとしていません、だから、心臓・県間運動の統括のしくみに、交感神経幹の記述が一言も出てきません。これこそ実際の循環の統括を担っている中枢であるのにです。
たとえば、フリーダイビングにおいて50メートルの深さになると、人間の身体はブラッドシフトと言って、脳や心臓や一部の生命にかかわるところだけに血液が集中するようになるのだそうですが、その統括をやっているのは交感神経幹であるはずです。そしてさらに深く潜行するとブラッドアウトといって失神するそうですが、これは脳の意識を担当する部分への血液の供給をストップすることによってしょうじますが、これも交感神経が行っていると思います。失神したときに背中に活を入れますが、これは脳の意識を担当する部分江の血液の供給を復活させるために交感神経幹に活を入れているのです。
最後に、腸と脳との関係ですが、これは交感神経を介さずには成立しない話です。なぜなら、腸の粘膜を統括しているのは交感神経だからです。そして、交感神経の状態は脳の活動に直接に大きな影響を及ぼします。これは認識のある人間ばかりでなく、感情がまだ育っていない本能的な動物の場合にもいえることです。そのことを実験的に証明した動物実験があります。
それは、極端に臆病なマウスと、極端に活発なマウスの腸内フローラを好感したところ、臆病なマウスは少し活発になり、活発なマウスは少し慎重になったといものです。これだけを見ると、あたかも腸が脳のような働きをしていると解釈したくなると思いますが、これはそういうことではありません。この意味するものは何かと言いますと、脳と腸が直接につながっているということではなく、腸を統括する交感神経の状態に、脳の活動性が左右されるということなのです。
|
|