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Guest Book for T.Yamasaki & All Shogi fans!

プロ棋士山崎隆之八段を応援します
山崎先生オンリーの方も3番目くらいに応援している方もお気軽にどうぞ

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静岡市A級順位戦
投稿者:あん  投稿日:2014年02月03日 (月) 00時24分 No.3267
 


まず、竜王戦勝利おめでとうございます!
2回戦も応援しています(^-^)

標題の件ですが、県内に住んでいるのでせっかくの機会だと思い、大盤解説会を申し込んでいたのですが、今将棋連盟のHPみたら解説に山崎先生の名前があってびっくりして目が覚めました!
もう定員に達してるのですが、今日から先着順で再募集してるようです!当日も空きがあれば入れるようです。

投稿者:しいのみ  投稿日:2014年02月03日 (月) 01時22分 No.3268
あんさま
素敵な情報、ありがとうございます!
むむう、行きたーい!でも年度末の平日は厳しそう(^^;;
リンク貼っておきますね(^O^)/
http://www.shogi.or.jp/topics/2014/01/72-2.html
竜王戦1組
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2014年01月24日 (金) 19時29分 No.3259
 

30日に緒戦が組まれました。
いよいよ竜王戦ドリームの幕開けです。

山崎先生の活躍を祈念し、今夜はお酒を断ちます!
って、当直なので、元より飲めないのですが(笑)

冗談はさておき、ファンの皆様の幸せのためにも、山崎先生の勝利を願います。

投稿者:あん  投稿日:2014年01月29日 (水) 22時12分 No.3260

いよいよ明日ですね!
がっちりばっちり応援しています(^-^)/
投稿者:しいのみ  投稿日:2014年01月30日 (木) 02時57分 No.3261
阿部八段との対局ですね。
初戦突破で勢いをつけて、竜王ドリームをたっぷり見たいものです。

私は中継を見られず残念ですが、どうか悔いの残らない将棋で勝利をつかんでください☆
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2014年01月30日 (木) 08時25分 No.3262
いよいよですね。
中継はなくとも応援の気持ちは同じ!
私がお酒を断ったところで
負けるような先生でないと信じているので
いつも通り(笑)いただきます。

いいスタートがきれますように!


投稿者:ゆきんこ  投稿日:2014年01月30日 (木) 10時15分 No.3263
私も離れたところより、先生の勝利を信じて応援しています(>_<)
阿部8段にリベンジですね!!!
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2014年01月31日 (金) 18時38分 No.3264
山崎先生、勝利でしたね。
皆様、おめでとうございます。
山崎先生、ありがとうございました。

次の相手は・・・。
うっ、天敵さんですねぇ。
しかし、ここも久しぶりのリベンジを期待しましょう!

めざせ、1組優勝〜!!
投稿者:しいのみ  投稿日:2014年02月01日 (土) 11時36分 No.3265
初戦突破おめでとうございます。
次は何としてでも超えたい壁ですね。

二年前の竜王戦ランキング戦で、ハッシーが山崎先生に負けた翌日の嘆き節、山崎先生の棋風が浮かんで面白いです。
貼っておきます〜
http://youtu.be/ClgRhX-gfYY
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2014年02月01日 (土) 12時33分 No.3266
しいのみさま>
この動画、知りませんでしたぁ。

いやいや、確かにねぇ。
じっくりと戦いたいハッシー八段を翻弄する軽快な山崎将棋の図、思わずニヤリとしちゃいますね。

”優勝賞金450万円。”
それは魅力的。
山崎先生、チャンスあり!
今日は順位戦対畠山鎮七段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2014年01月16日 (木) 08時04分 No.3252
 

みなさま
今年もよろしくお願いします(^O^)/

今日は関西での対局ですね。
新年スタート、気持ちも新たに応援したいと思います。
悔いの残らない将棋を指すことができますように...☆

ドクター尼子さま
レポありがとうございます!
山崎先生らしい心配りを感じますね。
暖かい気持ちになりました。

投稿者:ひーちゃん  投稿日:2014年01月16日 (木) 08時23分 No.3253
年も変わり、気持ちも新たに新年の一局目ですね。
先生らしい将棋で、勝利を手繰り寄せられますように。

棋王戦の金沢の解説に決まりましたね。
これで何年連続でしょうか。
それだけ、地元の方々にも必要とされているのでしょうね。
私も休みを調整中です^ ^
投稿者:西瓜  投稿日:2014年01月16日 (木) 12時42分 No.3255
明けましておめでとうございます。
みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
さて、新年初対局が始まってますね!
抜け番もあり結構久しぶりの順位戦観戦、とても楽しみです^_^
応援しております〜!!
投稿者:西瓜  投稿日:2014年01月17日 (金) 12時37分 No.3256
順位戦新年初勝利、おめでとうございます!
駒が前に前に出ていく将棋で、先生の気合が伝わってくるようでこちらまで元気をもらいました!! ありがとうございます
じき竜王戦なども始まりそうですが、勢いに乗れますように〜☆
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2014年01月17日 (金) 12時53分 No.3257
山崎先生、残留を決める勝利をありがとうございました。
それにつけても、鬼のように強かったですね。
今年一年、この勢いが続き、勝ち星が集まりますように。
女流王座駒桜イベント2
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月16日 (月) 17時31分 No.3236
 

午後一番の山崎先生は、指導対局。
『当たれ、当たれ。』
と祈るも、空しく外れました。
なれば、大盤解説会と次の一手にかけるしかありません。

3回の予定の次の一手。
景品は、両対局者の色紙、加藤女流王座の一期目の記念扇子、棋書数冊。
棋書の中には、羽生の頭脳全10巻がありました。
「この羽生の頭脳は、はっきり言って”在庫処理”やね。」
井上九段が笑わせます。
最初の次の一手は、▲86角に対する後手の手になりました。
「これは、△52金と上がります。9割方、間違いないでしょう。」
自信たっぷりの井上九段です。
▲65銀が問題で、後手が指し易いという解説でした。
「△31角と打つ手もありそうですが、働かないかもしれませんからね。」
ということで、第1回は、△52金で鉄板ということになりました。
もちろん、僕も「52金」のりです。

さあ、休憩が終わり、ゲストの谷川会長が登場です。
谷川会長への拍手は、いつもすごいです。
さすがにスーパースターは違います。
山崎先生も、こうなってほしいと思います。
その谷川会長を、弟弟子の井上九段がいじります。
谷川会長、前日の順位戦で、痛い星を落としていました。
「(久保九段に)花を持たせたんでしょう?」
「そんな余裕はありません。」
「まあ、年明けの3局が本番だと思うとんでしょう。」
「もう、トーナメントと一緒です。」
「3連勝して(残留決定)。ねっ。」
関西らしいノリに谷川会長ものって、会場に笑いをもたらします。

さて、次の一手ですが、谷川会長の解説ですと、雲行きが怪しいです。
「△31角と打たないと、ダメなんじゃないですか。」
「いや、私も31角がいいと思うとんですわ。」
おっと、井上九段、いきなりの裏切りです。
「集計は、どうなってますか?」
メモを受け取った井上九段。
「えっと、52金が30人、31角が5人。あかんわ。」
9筋を絡めた攻めが、意外とうるさくて、形勢も互角とのことでした。
中には、後手の里見二冠が悪くなる変化も出て来ます。

そして、40分を超える長考の末に、△31角は指されました。
「まあ、この5人は、全員当選ということで、良かったですね。」
そういう気分にさせてしまうところが、井上九段の持ち味です。

景品も残ったので、早速、第2問を探します。
37手目の里見二冠の考慮中、二回目の次の一手になりました。
「ここは、△64歩から銀を取り合って、最後は飛車と角の取り合いになります。
 この変化は、後手が良いと思います。」
というのが、お二人の結論。
「変かもしれませんが、」
と、谷川会長が、△33桂を示します。
「何もさせませんよという手で、▲37桂には△36銀。
 これなら、銀の取り合いにもなりませんし、先手の飛車も捌けません。」
ということで、その他を含めての三択です。
僕は、「△64歩」のりです。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月16日 (月) 20時27分 No.3238
今回は、64歩、33桂、その他に10数名ずつ。
「いや、見事に割れましたね。」
上機嫌の井上九段です。
そこへ、指導対局を終えた山崎先生が合流します。
「どうなっていますか?」
解説を見ていなかった山崎先生、33桂を見るや、
「こんな手はありませんよ。」
と、一刀両断に切り捨てます。
「何でや?!」
と、井上九段。
「一目、こうです。」
▲75歩。
「えっ?!あっ、そうか、そうか。」
見ている僕らには分かりませんが、そこはトッププロ同士。
「これが見えないんですか?」
「そう言いなや。盲点になってたんやがな。」
笑いを交えながら、変化手順が、どんどん並びます。
「▲35歩△同歩が入ると、桂馬の頭(34の地点)が後手の弱点になります。
 跳ねさえしなければ、何ともないわけですから。」
なるほど。
▲34歩△同銀となると、53の銀がいなくなったとたん、▲44飛が切り札にもなります。
さらに、65歩、74歩、95歩などを絡めると、玉頭攻めが厳しくなります。
後手、投了かという局面まで現れます。
「これは、後手がおかしくしたんじゃないでしょうか。」
山崎先生が断言しましたが、次の一手は、33桂でした。
里見ファンとしては、つらい一手でした。

さて、井上九段と山崎先生と言えば、ぼやきといじりです。
「山崎君は、こっち持ちやろ。」
と、井上九段が守りの薄い後手陣を指します。
「いやいや。僕は、こっちの方が好きです。」
と、先手陣を指す山崎先生。
「何言うてんねん。君なんか、」
と、82の玉を51へ移して、
「こんな居玉で、金銀を前に出して、勝ってるがな。」
「お世話になっています。」
「お世話って、勝ち星か?」
対井上九段、13戦して11勝ですから。
「あっ、でも、痛いところで先生には負けてるからな。」
順位戦での2敗は、確かに痛い負けでした。
昇級戦線に残れなかったし・・・。

「若手にも勝ってるやんか。
 最近も、これで糸谷君を言わしとったな。」
「でも、その前には、豊島君に言わされました。
 最近は、頭を下げる(=投了)することが多くなって。」
「森一門は、よう勝ってるなぁ。
 糸谷君と澤田君、大石君の(勝率)7割コンビ。」
「でも、一門では、5割ですよ。」
「何でや。」
「長兄のMさん、それから、Aさんに、僕が5割でしょ。
 それから、K君、T君ですよ。
 5割です。」
「あっ、千田君がおるがな。彼も勝率7割。」
「じゃあ、5割5分。」
「師匠を入れたら?」
「やっぱり5割。
 って、そんなことを言わさないで下さいよ。」
会場、大爆笑です。

「井上門下も勝ちまくっているじゃないですか。」
「そうか。」
「菅井君、船江君に、稲葉聡(さとし)。」
「それは、兄貴の方や。稲葉陽(あきら)。」
「で、勝率7割。」
「師匠(=自分)を入れたら、5割5分やな。」
おかしい・・・。
まるで、台本でもありそうなやりとりです。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月17日 (火) 01時24分 No.3239
最後の次の一手は、47手目の加藤女流王座の手。
景品の中に、新聞解説の野月七段の揮毫付きの著書が増えました。
お客様から、歓迎の拍手。
「ここは、▲85銀と引くでしょう。他には?」
と井上九段。
「そうですね。加藤さんの棋風は、ガンガン攻めると聞いていますから、」
と、山崎先生は歩を持って、
「▲34歩ですかね。」
さらさらと、それぞれの変化手順が並びます。
「では、Aを85銀、Bを34歩としましょう。Cがその他。」
こういう時は、ダメでも(笑)山崎先生にのることにしています。
『34歩のBだ。』と思っていると、
「僕は、85銀の方で。」
おっと、固い方を取りましたね、山崎先生。
「じゃ、私は、棋風どおりの34歩で。」
と、井上九段。
「後は、どんな手でも、その他のCです。」

この一瞬のやりとりで、僕の頭の中が混乱しちゃいました。
『85歩』
と書いて投票しちゃったんです。
あちゃ〜、無効票・・・。
折角、山崎先生が正解手順に導いてくださったのに。

当選者発表に合わせて、野月七段の登場です。
めったに会う機会がないので、会場からはどよめきも起きました。
井上九段が去り、野月七段と山崎先生の解説になります。
野月七段、自分の携帯を見ながら、指し手を確認します。
「さすがにモバイル担当理事ですね。
 モニターを見ずに、携帯中継を使われています。」
「これは、いいですよ。携帯中継。僕もやっています。」
山崎先生、率先して携帯中継アプリの宣伝をしています。
大人ですね。
「△24飛までは必然。それから、▲95歩を指しましたか。」
この変化は、かなり後手に厳しい展開になります。
△同歩▲同香△同香▲同角で、これはかなり難解との評判でした。

しかし、△同歩に▲93歩。
この辺りから、解説者と対局者の読み筋が一致しません。
「あれ、こう指しますか。」
と、驚く野月七段。
「えっ、待って下さいよ。僕が指し手を当てますから。」
と、自信あり気な山崎先生。
55手目▲37桂を当てに行きます。
しかし、山崎先生の目線は盤面の左にあります。
当然、当たりませんよね。
「こうでしょう?」
「違います。」
「こうかな。」
「違います。」
「おかしいなあ。」
そして、ついに出ました!
「今度は当てます。当たらなかったら、加藤さんを諦めます。」
しかし、結果は、
「違います。」
「じゃあ、加藤さんを諦めます。」
「そんなに簡単に諦めていいんですか?」
”諦めます”ネタまで披露して、大サービスの山崎先生でした。

正解の指し手を聞いて、
「ええ、そっち(25)の歩を取りに行きますか!?」
驚きの山崎先生ですが、素人目にも、後手の飛車や桂を捌かせるので、無茶な気が。
また、後手が良くなったようです。
新聞解説の野月七段は、この辺りで仕事に戻らなくてはなりません。
「ここからの両対局者の表情を、解説者は見なくちゃいけませんよね。」
気の利いた一言で、野月七段を送られた山崎先生です。

山崎先生は、休息もなく、次は、ゲストの畠山鎮七段と解説です。
畠山七段も、携帯を見ながらの手順確認です。
「さすが、関西のモバイル担当ですね。」
「スマホなら、もっと見栄えがいいんですけど、私はガラケーですから。」
「500円ほどで、たくさんの将棋が見られて、お得ですよね。」
「そうですよ。
 あっ、間違えて、三浦vs永瀬を押しちゃった。」
「何やっているんですか。(笑)」
「室谷vs清水の中継も心惹かれますけどね。」
「あっ、僕も気になるかも。」
軽妙なおしゃべりで、しっかりアプリの宣伝をされました。

「66手目で”控え室の検討を打ち切った”とコメントされましたけど、それは違います。
 下の階の棋士室で、若手と検討をしていたので、控え室に棋士が居なかっただけです。」
と、畠山七段が裏話。
「ただ、ここでは、先に74桂と打てば、投了級と言っていましたね。」
一目△45歩と推奨していた山崎先生としては、ちょっとしゃくの種でしょうか。
「誰の意見でしたか?」
「千田君だったかな。」
優秀な弟弟子の名前が出ました。
「いやあ、先生が(奨励会幹事の時に)若手を強くしたから、困っちゃいますよ。」
「いやいや、私も、実に困っているのよ。」
マジで顔を歪める畠山七段です。
畠山先生は、弟子の斉藤五段に恩返しされています。
山崎先生も、リーグ入りの大事なところで、弟弟子の大石六段に食われています。
「半分くらいは、畠山先生の責任ですからね。」
会場に笑いを誘います。
関西風のぼやきと自虐が戻って来ました。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月27日 (金) 23時54分 No.3247
おふたりの解説を聞き続けていたかったのですが・・・。
見ると、井上九段のサイン会が始まっていました。
大盤解説会が盛り上がっているので、告知なしです。
危うく、買い損ねるところでした。
こそっと、そちらへ移動しました。

「いつもお越しいただき、ありがとうございます。」
優しい笑顔と一介のファンにも丁重なお言葉で。
イベントの和やかな雰囲気作りに、欠かせない先生です。
「さて、何を揮毫しましょうかねぇ。
 緊張しますね、目の前でお書きするのは。」
一字一字、丁寧に書いて行かれます。
こちらも、つられて、息を止めて見ていたり。

その間にも、畠山七段と山崎先生の会話が聞こえてきます。
「この手は、誰が言ったと思いますか?」
「誰って言われても。」
「では、ヒント。
 A.糸谷君 B.西川君 C.千田君。」
「そうですね。
 誰が言ってもおかしくないですが、糸谷君ではない。」
「残念。正解は、糸谷君でした。」
「ええ〜。
 僕は、西川君だと思ったんですけど。」
「外れです。」
どんな指し手かは見えませんが、楽しそうです。

色紙をいただいて、また、こそっと最前列の席へ戻ります。
やがて、畠山七段の出番も終了です。
「えっと、長谷川さん、指導、終わりました?」
会場の後ろ側の長谷川女流に声がかかりました。
「はい。終わりました。」
「じゃ、解説に来てくれますか。」

山崎先生と長谷川女流のツーショット。
「急に、ほんわかした雰囲気になりましたね。」
「はい。よろしくお願いします。」
長谷川女流相手では、いじりにくいかなと思いましたが・・・。
「長谷川さんなら、次はどう指しますか?」
「えっ、そうですね・・・。」
「10秒、9、8、」
「ええっ、そんな・・・。」
「3、2、1.」
「じゃあ、ここです。」
「うーん、時間に追われましたね。」
「えっ?」
「こうされたら?負けますよ。」
「ああ、やり直していいですか?」
「10秒・・・。」
長谷川女流も、しっかりとついて来て、なかなかに面白いです。

そうこうしているうちに、局面は終局に向かいます。
加藤女流王座が勝負所を逃し、最後の猛攻をかけますが、1枚足りない展開です。
「間違えないように逃げて下さい。」
大盤の前では、長谷川女流が、プレッシャーをかけられています。
しかし、長谷川女流も、もう間違えません。
そして、ついに投了の時が来ました。

「どうしても届きませんね。」
終局図を山崎先生が、簡単に解説されます。
「素晴らしい熱戦でした。
 というところで、本日の解説会を終わります。
 皆さん、ありがとうございました。」

会場は、対局者が来てくれることを望んでいる雰囲気です。
すぐに立ち上がる人はいません。
しかし、女流王座が決まった決着局。
負けた方に負担が大きいので、普通は対局者が来ることはあり得ません。

会場の雰囲気を察した山崎先生。
マイクを外して、
「対局者が来ることはありませんよね。」
と、職員に確認しました。
「聞いてきます。」
この職員さんの反応は、山崎先生の予想外。
「ありません。」
と答えてほしかったのが、分かります。

やがて、
「来て下さるそうです。」
と、職員さん。
大いに盛り上がる会場ですが、山崎先生は申し訳なさそう。
大きな拍手に迎えられて、加藤元王座と里見三冠が入場されました。
やはり、加藤さんの目の周りには、赤くなっています。
ファンへサービスしなくてはという気持ちの強さに、感動しました。

「立会いの井上先生は?」
救いを求めたそうな(?)山崎先生。
「下りてこられないそうです。」
職員さんのつれないお返事。
山崎先生が、簡単に、勝負どころの読みなどを聞いていかれます。
主に加藤さんがしゃべり、里見三冠は、見守っている感じです。
「では、最後に、ファンの皆さんに、一言ずつ、お願いします。」
山崎先生も、加藤さんには酷かなと思われたことでしょう。
しかし、出てきた以上は、仕方ありません。
加藤さん、
「悔しい戦いでした。」
と話したところでは、涙がこぼれそうです。
そこを何とか我慢して・・・。
話が終わると、会場からも万雷の拍手でした。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2014年01月04日 (土) 10時06分 No.3251
イベントが終了して、山崎先生を待ちます。
ファンの皆様の挨拶や激励に、丁寧に応対されていました。
会場の人影もまばらになった頃に、お話を伺いにすり寄ります。

「加藤さんには、気の毒なことをしてしまいました。」
開口一番、反省の弁。
「僕が余計なひと言を言ったばかりに・・・。」
「決着局は、負けた方に負担が大きいので、出てこないものなんですよ。
 分かっていたんですけどね。」
「でも、ファンサービスとはいえ、よく来てくださいましたよね。」
「そうなんですよ。加藤さんって、すごくいい人なんです。」
朝のエレベーターでの出来事をお話ししました。
「そういういい子なんです。
 しかも、高校生なのにしっかりしているんです。
第一期の就位式での挨拶は、あまりに立派だったので、途中からあわててビデオを回したらしいです。」
今日の姿を見て、応援したくなりました。
「加藤さんを褒めると、その分、自分に返って来ちゃいますけどね。」
そうですよ、山崎先生。
来期は、”八段”として、堂々たる姿を見せて下さいね。

思った以上に山崎先生を堪能できたイベントでした。
帰り道、カバンの中には、山崎先生と野月七段の本と将棋カレンダーが入っています。
2014年のカレンダーは、3月に山崎先生のお姿を拝めますからね。
将棋カレンダーを買うのは、いつ以来でしょうか・・・?
毎年、必ずメンバーに入れるような山崎先生の活躍を期待しつつ、福島駅へと向かいました。

(完)

あけましておめでとうございます
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2014年01月02日 (木) 23時50分 No.3250
 

山崎ファンの皆様、今年もよろしくお願い致します。

山崎先生は、年末年始を実家で過ごされたと思います。
英気を養い、また、勝負の世界へ戻られます。

先ずは、B級1組残留を確定していただきましょう。
それから、大きな”夢”を見せて下さることをお願いします。

今年こそ、良い一年でありますように。

来年は…
投稿者:山崎信者  投稿日:2013年12月27日 (金) 20時02分 No.3245
 

〈先生〉
たこやきノートの更新状況が現在のすべてじゃないでしょうか。来年は成績共々よろしくお願いします。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月27日 (金) 22時59分 No.3246
>山崎信者さま

ようこそ、いらっしゃいました。

いやはや、まさに、ご指摘の通りでしょう。

12月のイベントの時に、
「この成績(勝率5割)では・・・。
 たこやきノートを書くのが怖いです(苦笑)。」
とおっしゃっていました。

もうすぐ新年という区切りになります。
新たな誓いを、たこやきノートで披露してもらえたら嬉しいですね。
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年12月28日 (土) 16時46分 No.3248
>山崎信者さま
ようこそおいで下さいました。
パンチの利いたコメントありがとうございます。

今年は要職に就かれてなかなか余裕がなかったかと思いますが、
そんな近況もお知らせくださると嬉しいですね。

>みなさま
パソコンに向かう時間がとれず、更新滞ってすみません。
今年もあとわずかとなりました。
みなさま良いお年を〜♪
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年12月30日 (月) 15時03分 No.3249
みなさま、2013年は我慢の年にも思えましたが、
みなさまと応援できて嬉しかったです。
八段昇段というおめでたいこともありましたし!
来年も一緒に応援していきましょう。

イベントレポや、新しい書き込み、盛り上がっていますね☆
私もあまりお邪魔できない時もありますが、
来年もよろしくお願いします。

管理人様、ファンのみなさまも一年間お疲れ様でした。
また色々なところでお会いできれば嬉しいです。
明日は王位戦(リーグ入りの一戦!)
投稿者:西瓜  投稿日:2013年12月26日 (木) 23時12分 No.3243
 

明日は王位戦対広瀬七段戦、リーグ入りを決める大きな一番です!!!
携帯中継もありますので、一手一手に声援を送りたいと思います。
もう年末と油断してましたが、まだまだ熱い将棋界でした。
楽しみつつも、熱く応援しております〜☆

投稿者:しいのみ  投稿日:2013年12月27日 (金) 10時53分 No.3244
年末の大一番、今年を締めくくるにふさわしいアツい将棋を期待しています。

過去の対戦成績も1-1と拮抗していますね。
携帯中継が有難いです。

>ゆきんこさま
ようこそおいで下さいました。
ナンチャッテ管理人のしいのみです。
これをご縁に一緒に応援して参りましょう♪
今後ともよろしくお願いします。
竜王戦第4局第1日
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年11月22日 (金) 20時45分 No.3221
 

木曜日は、うまいぐあいに、会場の隣町でお仕事。
仕事が終わり次第、早めに帰ることができるので、ちょっとサン・アンジェリーナに寄ってみました。
職場の方に送ってもらって、3時過ぎに着きました。
丘の上で、公共交通機関がなく、アクセスは悪いです。

結婚式場なので、解説会は宴会場と思うのが普通じゃないでしょうか?
矢印の通りに階段を下り、喫茶室を横切って進んでいくと、何とそこは、宴会場ではなく・・・。
『チャペル〜!?』
マジですか!
いや、驚き。

檀上の十字架の前に大盤が置いてあり、山崎先生と藤井九段が、マイクを握って解説中です。
新郎新婦の演者が座るベンチに、お客さんが座って聞いています。
初日なのに、結構な来場者です。空席なし。
仕方なく、後ろで立ち見。
山崎先生の近くの通路には、カメラマンさんがいるので、今は、近づけません。

盤面が動かないので、昔話をされています。
北浜さんとの新人王戦と竜王戦が同時期だったという話のようです。
「あの北浜さんとの将棋は、僕の中でもベスト3に入るいい将棋でした。」
「その裏で、私の竜王戦が。
 いや、こっちが表で、そっちが裏だよね。
 とにかく、竜王戦が大熱戦だったから、目立たなかったね。」
「そうですよ。竜王戦の陰に隠れちゃって。」
関東では、大人気の藤井九段の大盤解説。
関西では、評判の山崎先生の突っ込み。
わずかでしたが、軽妙なやりとりが聞けました。
仕事がなければ、最初から聞けたのに・・・。残念でした。

ところで、次の一手ができなくて、三択クイズが始まりました。
「私が、最初に竜王戦の海外対局をした場所を当ててもらいます。」
『上海だったかな?』
「国は、アメリカです。」
『ありゃ、もう外れた。』(笑)
「Aが、ロス。ロサンジェルスですね。
 Bが、ニューヨーク。
 Cが、サンフランシスコ。
 さあ、書いて下さい。」
将棋世界で見た記憶のあるC。
「3つとも、竜王戦が戦われた場所です。」
『そうでしたか・・・。』
「で、正解者は?」
「9名です。」
意外に少ない正解者。
藤井九段の色紙は3枚なので、確率3分の1。
と、山崎先生が、
「みなさん、ニューヨークだと知っていました?
 感で当たった人は?」
すぐに遮る藤井九段。
「やめなさいよ。みんな、私のファンで知っていたの!」
「そういうことにしておきましょう。」
実に呼吸もピッタリです。

余談。
最初の当選者が、何と沖縄の女性の方で、皆、驚いていました。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年11月22日 (金) 21時08分 No.3222
色紙の贈呈が終わると、解説会も休憩になりました。
せっかく来たのに、終わっちゃうのは残念でした。
袖のほうに移動して山崎先生を待っていました。
しかし、何と、お二人ともバージンロードを早足で帰って行かれるじゃありませんか。
『いかん。挨拶できない。』
あわてて追っかけます。
「山崎先生。」
何とか振り向いてもらえました。
「あれっ、どうしてここに?」
「仕事が早く終わったので。」
「ああ、夜勤でしたか?」
「いや、そうではないですけど。」
仕事をマッハで片づけて、会いに来たんです。

と、袋一杯の柑橘を持った女性ファンが山崎先生のところへ。
「あっ、ありがとうございます。」
深々とお辞儀をされる山崎先生。
「では、控え室のみんなで、いただいてよろしいですか?」
ますますお人柄の良さが出て来ていますね。
「写真、撮らせてもらっていいですか?」
山崎ファンの女性なら、ツーショットが欠かせません。
「はい、いいですよ。」
「大盤の前でお願いしていいですか。」
会場内に戻り、祭壇に上がる山崎先生。
階段が三段ほどあり、愛を誓う二人が、参列者から見えやすくなっています。
「十字架が入るように、お願いします。」
おっ、これは、山崎ファンの女性には、絶好のロケーションですね。

山崎先生が会場に戻られたので、当然ながら、撮影会になります。
お子様から、男性のファンからと、次々と声がかかります。
嫌な顔一つされず、むしろ、「こうして撮りましょうか?」と、優しい先生です。
終わるのをじっと待つのも、たこやきメイトは慣れています。

ようやく、撮影会も終わりました。
「先生、この後の出演予定はどうですか?」
一番知りたいことを聞きます。
「いや、それが、もう、今日はないんです。」
「えっ!?」
なんてこったい!
「この後が、小林先生と伊奈さんの師弟コンビで、最後は、畠山(成幸)先生と中村真梨花さんです。」
「それなら、もう帰っちゃおうかな。」
と、拗ねていると、そこへ女性ファンがおずおずと。
「写真をいいですか?」
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年11月22日 (金) 21時39分 No.3223
「あっ、今日来られていたんですね。明日来られるものとばかり。」
と、気さくに声をかける山崎先生。
「今日から来ました。」
女性の方も、満面の笑顔です。
来ることを連絡しているので、かなり親しい方に違いありません。
「ここ、分かりにくかったでしょう?」
「ええ。でも、親切なオジサマが送って下さったんで。」
「えっ!?知らない人なんでしょう?」
「はい。」
「危ないことしましたねぇ。」
あきれてみせる山崎先生。
「そうですよ。どこへ連れて行かれるか、分かりませんよ。」
思わず、僕も突っ込みました。
「いや、ホントに良さそうな方でしたから。」
た、横あいから年配のファンが、割り込んで来ました。
「山崎先生、この前の花束贈呈、良かったですよ。
 ”諦めました”の一言が、男らしくて、とても良かった。」
矢内さんとの例の件ですが、女性ファンの方は、ご存じない様子。
「実はですね、以前にテレビの生中継で・・・。」
と、説明を自ら始めた山崎先生です。
サービス精神も、さらにパワーアップしています。
「へぇ、そういうことがあったんですね。検索してみます。」
楽しそうに笑う女性ファンの方。
「あれは、冗談だったんですよね、先生。」
一応、フォロー。
「でも、事実として広まっていますからねぇ。
 あっ、その縁で、最近、どの棋士よりも早く、矢内さんのご主人を紹介してもらえました。
 食事も一緒にして、和やかに握手もしたりしたんですよ(笑)」
「へぇ、そうなんですか。」
それで、今までは避けていた告白話を、自分から話されたのでしょうかね。

そんな話をしていたら、休憩時間も終わりそうになっています。
「山崎先生、写真、写真。」
「あっ、そうでした。」
ふたりで大盤の方に行きかけると、もう、次の解説者のお姿が!
「もう、小林先生が来られましたね。」
ということで、チャペルの外で写真を撮ることになりました。
チャペルの入り口でツーショット撮影完了。
ここも女性にとってはいい感じの場所です。
「じゃあ、控え室に戻ります。4時半頃に、ちょっと解説会に顔を出しますね。」
そうと言い置いて、山崎先生は、帰って行かれました。

「もしかして、森一門祝賀会とか参加されました?」
”どこかで、お会いしているのかも?”と探りを入れてみました。
「いいえ。そういう会があるんですか?
 山崎先生がらみのイベントは、関西が多くて、なかなか行けないんです。」
おそらく関東エリアのファンなのでしょう。
「北九州のイベントには行かれました?」
おっと、逆取材。
「いえ。あいにく仕事があったものですから、行けませんでした。」
「ステキなイベントなので、行けたら良かったんですけど、ちょっと遠くて。」
話題を変えてみました。
「山崎先生の応援ホームページは、見ていますか?」
「ええ、ええ。たこやきさんは見ています。
 ノートの更新、滞ってますよね。楽しみなのに。」
「まあ、あまり勝っていないので、先生の気分が乗らないせいでしょう。」
一応、擁護。
「そうなんですか。」
「それから、レポがありますよね。あれも、最近のがなくって。」
おっと、こちらに矛先が・・・。
「いや、常連組がイベントで集まるので、レポの必要がなくってね。」
あわてて言い訳している尼子です。
いや、しかし、しいのみさんはなかなか関西のイベントに来れていないし。
苦しすぎる言い訳ですね。
心の中で、深く反省。
ゆえに、今、久しぶりにレポを書いています。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年11月22日 (金) 22時04分 No.3224
いったん、お話は止めて、会場内へ戻りました。
山崎先生が来られる時間まで、まだ、1時間あります。
来場者が増えてきたので、役員席として確保してあったベンチも解放されました。
それで、女性ファンさんと並んで座ることになりました。
解説の合間に、ひそひそ話。
将棋の実力は、「入門書」程度とのことでした。
「解説も、専門的になると、さっぱりなんです。」
「最近は、棋士を見て楽しむ人が増えていますからね。
 他には、どんな棋士が好きですか?」
羽生三冠や森内名人、あるいは藤井九段あたりを考えていました。
「里見さんには、一度、会ってみたいです。」
里見さん!?
「いや、追っかけている対象が、一緒ですね。」
「ホントですか!」
倉敷藤花(23日)も行くのかと聞きましたが、お仕事で帰るそうです。
「遠くからでも、見ることができていいですねぇ。」
羨ましそうに言われました。

解説会は、次の一手を小林九段が出題します。
次の一手候補は、▲65歩。
盤上この一手という手です。
「でも、ここで出さないと、日が暮れてしまうからね。」
一日目の午後は、ほとんど手が進みませんから、仕方がありません。
対抗に、苦し紛れに▲15歩と端歩を突く手を上げ、
「後は、▲その他。どんな手でも正解とします。」
会場から笑いが起こります。
そして、いったん10分間の休憩に。

チャペルの入り口で、西瓜さんを発見。
「あっ、尼子さんも来てはるじゃないですか。」
行けるかどうか、分からないと言ってたもので。
「当日、仕事に行ってみないと、早く終わるかわからなくて。
 うまいぐあいに早く終わったので、3時頃に来ました。」
「私は、さっき着いたところです。」
「ところで、今日の先生の出番は、もうないそうです。」
「ええっ!そうなんですか。」
山崎ファンには、衝撃的な一言でしょう。
「ただ、4時半ごろに、ちょっと出てくるとは言われました。」
「それは楽しみですね。」
「僕は、今日帰りますけど、西瓜さんは?」
「私は、明日もいます。」
「明日は、5時ぐらいの出演と言われていました。土曜日は?」
「土曜日も、イベントが当たればいます。
 同じ日に、森信先生のイベントがあって、迷っています。」
「倉敷藤花は?」
「行かないですね。」
一気に情報交換完了。

次の一手は、やはり、▲65歩。
「▲その他が10人もいたんですか?!」
小林九段、笑っています。
チャレンジャーが多いですね(笑)

「立ち合いの仕事に戻ります。」
消えた小林九段の代わりに、大石六段が登壇。
伊奈・大石ペアになりました。
「実はですね、この後、大石さんとは順位戦で当たるんですよ。」
将棋界で『味の悪い』っていう関係ですね。
「大石さんは、全勝だからいいですけどね。
 私は、ちょっと首が危ないところで戦っているんで。」
この話題に、大石六段は、苦笑するしかありません。
「まあ、順位戦のことは置いて、解説しましょうよ。」
早々に、現局面に戻しました。
しかし、手が進まないので解説にも一苦労。
ふたりして、盤面をにらんだままという状態になり、休憩になりました。

それが、4時半の直前だったのです。
『ここで、山崎先生を呼んでくださればいいのに。』
と思いつつ、仕方なく少し肌寒いチャペルの外へ。
女性ファンさんと二人で、控え室の方向を見ながら、
「出てきてくださいますかねぇ。」
「解説会が無くなったので、どうでしょう?」
「30分の間に、少しでも山崎先生とお話ができれば嬉しいのに。」
話しながら西瓜さんを探しますが、近くにはいないようです。
もしかしたら、西瓜さんとは顔見知りかもしれませんから。
やがて、西瓜さん、柑橘の紙袋の方と話しながら、やってきました。

「初めまして。」
あら、初対面のようです。
「こちら、たこやきを見ていただいているそうです。」
「そうなんですかぁ。ぜひ、書き込んで下さいよ。」
と話しているところへ、山崎先生登場。
「控え室で、眠気が差してきたので、出て来ました。」
良かった、良かった。
「じゃ、さっき撮り損ねたチャペルでの写真、撮りましょう。」
と言うと、
「いや、いいんです。そんな。恐れ多い。」
と、盛んに照れまくる女性ファンさん。
「何なら腕を組んだって。」
と、たたみかけると、
「だって、”生”山崎先生を見るのも初めてなのに。」
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年11月22日 (金) 22時40分 No.3225
何ですって!
初めて・・・。
「でも、山崎先生、来られるのをご存知でしたよ。」
「お手紙を書いたんです。」
「将棋連盟気付で?」
「気付です。」
にっこり。
「写真と実物は違うって言われないかと、心配していました。」
と、山崎先生。
「いや、そのまんまでステキです。」
はあ、そうですかぁ。
「先生の方から、もしかして、○○さんですか?って。
 気が付いてもらえて、嬉しかったです。」
目がハート。王子・山崎隆之、健在ですね〜。

結局、十字架の前で記念撮影。
西瓜さんがシャッターを切っています。
そう言えば、最近のたこやきメイト、山崎先生とお話しすることがメインですね。
『写真を一緒に。』というトキメキがあった頃を、何となく懐かしく思いました。

ところで、解説会では、後手に有効な手が出て来ませんでした。
山崎先生が、大盤の前にいらっしゃるので、この機会にと思い、聞いてみました。
「解説では、△62飛も△35歩も△46銀も、思わしくないと言われました。
 何か手がありますか?
 僕のような素人は、△73銀と打って粘ろうかなんて思っちゃいますが。」
「いやあ、△73銀ですか・・・。」
この反応、やはり、プロ的には、ありえない手なんですね。
「この後の解説者が、言おうとしていることを、僕が先に言うのもね。何なんですが。」
いたずらっぽい笑顔が、山崎先生のお顔に広がります。
「こう、△96歩という手があります。」
大盤の駒を持ちながら、
「ちょっと5分間だけ、解説しちゃいましょうか?」
「ホントですか。」
話が聞こえた前列のお客様からも、パラパラと拍手。
「では、5分間だけ解説します。」
マイクを持たれた山崎先生でした。

「この△96歩は、▲同歩△同香とします。
 さっきの△46銀と打つ変化で、歩切れに困ったのですが、その一歩を補充するんです。」
おお、さすが山崎先生。
「ただ、香を損しますので、それがどうか。
 それと、僕のような棋士はこれを考えますが、森内名人らしくはない手なのです。
 森内名人が指されるかどうか。」
すらすらと解説が進みます。
さらに、山崎先生は、モニターの方に進んで、
「今、棋士がどんなことを考えているかというお話をしましょう。」
その時、渡辺竜王が、深々と頭を下げる姿勢をとりました。
「あれっ、これは”投了”していますね!」
会場に、笑いが起こります。
「これで、駒台に手を置いたら、相手は投了だと勘違いしますよ。」
そりゃあるかもしれません。
「実は、駒台に手を伸ばすのが癖の方がいるんですね。
 駒台の上の駒を触るだけなんですけど。
 終盤にそれをされると、(投了かと)気になって困るんですよ。
 たとえば、G九段とか、ですね。」
さすがに、5分間でも笑いを取れる山崎先生です。

さらに心理解説が続きます。
「渡辺竜王は、どう来られても心配ないという顔をしていますね。
 優勢を意識した時は、”どうこられると嫌なのか”と、棋士はそれを考えています。
 ”その嫌な手”を相手はやってくるだろうと考えて、対策を考えます。
 でも、何をしてきても、大丈夫と考えているんでしょうね。」
「森内名人は、こぶしを握って、前傾姿勢でね。
 こういう時は、指しません。
 前に重心が行き過ぎていますから、こう(指す仕草をする。)なって、指せませんね。」
ちょいワル講座でも始まりそうでしたが、残念ながら休憩時間が終わりました。

「山崎先生、代打解説をありがとうございました。」
司会者から声がかかると、
「いや、写真を撮りに来ただけですから。」
と言い残して、爽やかに退場された山崎先生でした。
嬉しいサービスをしていただき、ありがとうございました。

山崎タイムも終わり、帰るタイミングを計りながら、5時からの解説会を聞きます。
「ホントに似てますね。ちょっとふっくらして。」
ファンの女性、畠山成幸七段を見て、笑っています。
将棋界の事情に詳しくなさそうだったので、伊奈・大石ペアの解説の合間に、
「畠山兄弟は双子で、今日は、お兄さんの成幸七段の方です。」
と、教えてあげました。
「えっ、双子なんですか!てっきり、畠山七段と言えば、鎮さんと思っていました。」
「ちょっと、お兄さんはふっくらしています。」
そういう会話をしたものですから。
小林九段が、伊奈六段を「親族の方」と呼んでいたのも説明しました。
「渡辺竜王の奥様が、伊奈さんの妹なんです。」
「それも知りませんでした。そうだったんですね。」

名残りは尽きませんでしたが、翌日の仕事もあるので、早めに会場を後にしました。
笑顔のステキだった山崎ファンの方、また、どこかでお会いしましょう。
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年11月23日 (土) 13時23分 No.3226
ドクター尼子さん

詳細なレポ、ありがとうございます!
いつもながらサービス精神たっぷりで良いですね〜
ネット中継観れなくて残念だったのですが、お陰様で楽しめました(*^^*)
投稿者:あん  投稿日:2013年12月05日 (木) 21時40分 No.3227

レポート拝見させていただきました!
行けていないのでこうしてレポートしてくださると、すごく嬉しいです(^^)
いつもイベント情報をみてはいいなぁと思いつつ、遠くて日程も合わず行けていません(T-T)
でもいつかは必ず行きたいと思っていますので、その時は皆さんにお会いできたら嬉しいです!

9日の朝日オープンの中継楽しみです(^-^)
ばっちり応援します!
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年12月06日 (金) 17時26分 No.3228
>あんさま
私も最近はイベント行けずじまいになってしまって、現地レポートがしみじみ有難いです。
個人的な事情でHP更新も滞りがちですが、こちらのレポは時間のある時にイベントレポコーナーに持って行きますね!

また大きな舞台に上がられる日を楽しみに、9日も念を送ります〜
投稿者:西瓜  投稿日:2013年12月08日 (日) 23時26分 No.3229
ドクター尼子さま、いつもながら楽しいレポありがとうございました^_^
来週は、中継が二回もあり嬉しいですね!
勢いある若手との対戦が続きますが、先生らしい将棋を見せていただきたいです! 応援しております〜!
投稿者:ゆきんこ  投稿日:2013年12月19日 (木) 17時15分 No.3240
ドクター尼子様
西瓜様

香川県では初対面にもかかわらず、良くしていただき本当にありがとうございました。目がハートだったゆきんこです。
お恥ずかしい・・・ww


こちらにレポがあるのに気づいたのが最近でございました。。ドクター尼子様12/13日のイベントのレポありがとうございます。なかなか関西方面に行けないので大変ありがたかったです☆
1/26女流名人戦第二局@野田に応募しました。当たったら念願の里見先生にあえます!!

またどこかでお会いしたときは宜しくお願い致します。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月21日 (土) 15時49分 No.3241
>ゆきんこさま

こちらこそ、宇多津では楽しませていただきました。
山崎先生の優しさが、再認識できて、嬉しかったです。
また、ゆきんこさまの一言で、レポを復活させようかと思いました。
良いモチベーションになりました。

里見三冠、間近で見れるといいですね。
僕は、1月19日の出雲市での大盤解説会には行くつもりでいます。

では、また、どこかで☆
投稿者:西瓜  投稿日:2013年12月26日 (木) 23時03分 No.3242
ゆきんこさま、その節はありがとうございました。こちらこそ楽しかったです! またきっとどこかで☆
ドクター尼子さま、充実のレポ連載、楽しませていただきました^_^ ありがとうございました!!
女流王座戦第4局駒桜イベント
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月14日 (土) 11時21分 No.3232
 

「先着80名が定員で、9時半開場。」
何時に関西将棋会館へ着けばいいのか、悩みどころです。
ゆっくり行って、「定員オーバーです。」と言われるのは論外ですしね。
さりとて、歩道に立って長く待つには、あまりに寒すぎます。
平日の雨模様を勘案して、”開場前ギリギリに到着”を選択して、岡山を出発しました。

予定通り、9時半前に、関西将棋会館前に到着しました。
そこに行列なし。
会館の1階にも人影なし。
静か過ぎます。
『まさか、もう、定員になっちゃったのか?!』
よぎる不安・・・。
おずおずと守衛さんに聞きました。
「あの、今日のイベントはどこで?」
「ああ。4階に上がって下さい。」
と、あっさり。
あっ、そうなの・・・。

エレベーターで4階へ上がると、ひぃ、ふぅ、みぃ。
『なあんだ、まだ、10人来ていないじゃないですか。』
受付も始まっていないようです。
ようやく、寒さと不安で固まっていた顔がゆるみました。
徐々にお客さんは増えて、狭いホールに列ができてきました。
いつになく、女性ファンが多いように思います。
駒桜イベントと言えば、男性が圧倒的なのですが。
これは、山崎先生効果なのでしょうか?

やがて受付が始まりました。
入場料500円(女性か駒桜会員)は、安いですね。
そして、多目的ホールに入ると、意外に狭いです。
定員80名に対して、席が30席しかありません。
机があるのはありがたいのですが、30では少なすぎますね。
午前中にある3名の棋士の指導対局が終わったら、しきりが外されるのでしょう。
それでも50席くらいでしょう。
平日なので、あまり集客を期待していなかったのかも。
そんなことを考えながら、そそくさと最前列の右端に陣取ります。

イベントでのおなじみさんからも声をかけられました。
「おっ、まさか、今日来られているとは。」
あはは。
滅多に使えない有給休暇を取ってみました。
当直も、先輩に代わってもらいました。

向かいのローソンで、お茶とおにぎりを買うために下りました。
と、エレベーターが3階で止まります。
扉が開くと、かわいらしい女の子が立っていました。
『あっ、加藤さん!』
対局15分前。
1階の自販機に行くのでしょう。
「おはようございます。」
挨拶は交わしましたが、実は、私は里見ファン。
『頑張ってください、と言うわけにはいかんわなぁ・・・。』
短い沈黙の後、1階に着きました。
と、加藤王座は、僕が下りるまで、入り口を開けて、待って下さっています。
いやいや、一介の将棋ファンに、そこまでして下さるとは!
『10代でこの気配りは、素晴らしい!!』と、大いに感じ入りました。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月14日 (土) 12時29分 No.3233
出演棋士は、立会いの井上九段、山崎先生、村田女流、長谷川女流の4名だけ。
プログラムを見ると、午前中は、山崎先生以外の3先生は、指導対局です。
サイン会だけの山崎先生が、終わり次第、ひとりでの大盤解説になります。

5階の対局開始に合わせて、4階でも開会式です。
その頃には、40人以上のお客様に増えていました。
立会いの井上九段を除く3棋士が、拍手の中、入場します。
いつものように、爽やかな山崎先生。
紺のスーツに、明るいピンクのネクタイ姿ですね。
開会式は簡単に終わり、女流のおふたりは、パーテーションの向こうの指導対局場へすぐに移動です。
サイン会まで時間のある山崎先生に、最初の解説依頼がありました。

「いや、解説と言いましても、まだ、始まったばかりで・・・」
と、苦笑いの山崎先生です。
戦型は、後手の里見挑戦者のごきげん中飛車。
対する加藤女流王座は、『丸山ワクチン』と呼ばれる角を交換する指し方で対抗します。
「最近は、急戦で戦うことが多いのですが、じっくりと指そうということでしょうね。」

ここから、ミニ将棋講座が始まります。
山崎先生は、序盤の一手一手の意味を、初級者でも分かるように解説をされるのが特徴でしょう。
「先手は、美濃囲いから銀冠に、後手は、美濃囲いに組むことを目標にします。」
お客さんからも、いい質問が飛んできました。
「先手から角交換すると、手損ではないですか?」
「はい、そのとおりですね。
 ただ、(88に)角が居ると、王様の行きたい場所なので、(77に)一手かけて動かさないといけません。
 だから、問題ないわけですね。」
「それから、ここ(77)に角がいると、角の頭を狙われますから、交換した方がいいんです。」

後手が、55歩となかなか行けない理由も、お客さんと一緒に考えます。
「これを今突くと、困ったことになりませんか?」
「65角ですか。」
「そうですね。(43と83の)両方の角成りを防ぐことができません。
 ですから、後手の王様が72に行くまで(83を守る)、先手は、5筋を受けなくても大丈夫なんです。」

少し昔話になります。
「先手は、48銀とすることが多いのですが、39に置いたまま駒組みをした棋士が居ました。
 王様を68、77、88と移動したんです。
 さあ、これを初めて指した人は誰でしょう?」
「他の人のしないことをするといえば、佐藤(康光)さんですか?」
と客席。
「いや、違います。
 才能はあるけど、佐藤さんほどの才能はない人です。」
「ああ、分かった。山崎先生。」
「そう、正解です。」
序盤の解説しにくい所を、ひとりでも上手に進行される山崎先生です。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月14日 (土) 13時08分 No.3234
ややあって、山崎先生もサイン会へ。
大盤の前には、誰もいなくなりました。
僕も、お金を払って、サイン会へ。
山崎先生は、あまり多くの色紙を出されないので、思ったより手に入れるのが大変です。
「いやあ、字が下手なので、あまり書きたくないんです。」
と言われますが、悪くはないですよ。

『独往』
ー自分の信じる道をひとすじに進むこと。
をふたりの方に書かれていました。
低段位の頃から、よく書かれている言葉ですね。
「何にしましょうか?」
「敢為でお願いします。」
『敢為』
ー物事を困難に屈しないでやり通すこと。
居玉で、金銀が出て行って、位を取る山崎将棋に、なかなかに合う言葉だと思っています。

この後、山崎先生に大ピンチが!
「優しいの”ゆう”の字をお願いします。」
自分の名前の一字を書いて欲しいと願う青年でした。
遠目に見ていても、なかなか終わりません。
よく見ると、山崎先生の足元に、色紙が2枚置いてあります。
近くに寄ってみると、
「いや、もう一枚。もう一枚だけ書かせて下さい。」
と頼んでいる山崎先生です。
「普段書かない文字を頼まれると、実力が出ちゃうんですよ。」
「うーん、どうもバランスがよくないなぁ。」
四枚目を書く山崎先生。
「これなら、何とか。中では一番ましでしょう。」
やっと、落款を押して渡せた山崎先生でした。

「書き直してはいけませんと、(書道の)先生には言われるんですけどね。
 一枚一枚が作品なんです!って言われます。」
「じゃあ、これ(三枚目)に、名前を書かないんですか?」
「えっ、これにですか・・・?!」
山崎先生、困っちゃった。
そこへ追い打ちが来ました。
「よかったら、それを下さい。」
最初にサイン会に並んだ女性ファンさんです。
「えっ!?」
山崎先生、女性とお子様には優しいですからねぇ。
「うーん、これは、世に出せない・・・。」
「お部屋に飾っておくだけにしますから。」
女性ファンさんも、ここぞとお願いオーラ。
『八段』まで書いて、手が止まった山崎先生。
やおら裏返して、『山崎隆之』と揮毫されました。
「これが精一杯です。」
表にかえして、落款を押します。
「あれ、これを押すと、僕だとばれちゃうかな?」
なにはともあれ、珍品は女性ファンさんの手に。
とてもとても感謝されていました。

「先生。こっち(二枚目)は?」
「それは、さすがにダメです!」
うん、確かに、これは、世に出せませんね。
それらの色紙は、職員さんの手に渡り、処分されることになりました。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年12月14日 (土) 15時32分 No.3235
サイン会が終わると、再び、山崎先生ひとりで大盤解説です。

△55歩と銀の行先を聞いた局面では、
「これは、一目▲67銀と引きますね。
 じっくりと駒組みをしていく展開になります。
 (丸山ワクチンでは、)手詰まりになることが多いのです。
 特に、後手は駒組み負けをしないようにしなければいけません。」
先手の方が進展性が高く、後手は動かせる駒が少ないことを、てきぱきと駒を動かして、説明されます。
少し専門的な解説が続きます。
「第3局も長かったですが、今日も長くなりそうですね。」

ところが、実戦は、何と▲65銀。
「ええっ!これは・・・。
 全然当たりませんね。」
まったく解説されなかった手が指されました。
「皆さん、次の一手は、僕に期待しないで下さいね。」
会場の笑いを誘います。
山崎先生の候補手が外れるのは、ファンの間では有名なのです。
でも、それは、山崎先生にしか見えない手があるということの裏返しでもあるのですが。

「午後からは、井上先生がいらっしゃいますから、大丈夫でしょう。
 井上先生はですね、関西の棋士の中で・・・、10番目ぐらいの先生ですから。」
パーテーションのすぐ向こうで、指導対局中の井上九段に聞こえるように、わざと言う山崎先生です。
「それは、トップ10ということでしょうか?」
指導対局が終わって、大盤の傍に来ていた村田女流がフォローを入れました。
その時、パーテーションの向こうから、
「おーい、5番くらいに言うといてや〜。」
と井上九段の大きな声がして、会場中大笑いでした。

「いや、しかし、この後の手が見えませんね。」
と山崎先生。
△53銀上と里見挑戦者が指すと、
「ああ、これは、好手ですね。」
△56歩▲同歩に△39角と打たれる手が、厳し過ぎます。
△53銀引ならば、▲66角成に△77角(馬が動けば、22の飛車が素抜き)とできるのですが、44に銀がいては、その手が利きません。
さらに、昼食休憩目前に指された▲45歩にも、
「これで何をしたいのか、僕には分かりません。
 65に出た銀を助けないといけないのですが、それもどうするのか見えません。」
穏やかに収まりそうだった戦況が、昼食休憩を前に、激しいことになってきました。

「何か質問があるでしょうか?」
昼食休憩を前に、何気に会場へ投げかけた一言でした。
そこへ、想定外の質問が飛んで来ました。
「都成三段への祝辞の中で、山崎先生は、”心を固める”という言葉を使われました。
 その意味を教えて下さい。」
明らかに驚いた表情の山崎先生。
「どうしてそれをご存じなんでしょうか?」
「インターネットで読みました。」
うーん、ネットは油断なりませんね、山崎先生。
にぎやかだった会場内が、しんとなりました。
「こういう雰囲気は、苦手なのですが・・・。」
苦笑いの山崎先生です。

「どういえば良いでしょうか。
 たとえば、奨励会で、負けた時にため息をつく人がいます。
 また、仲間と飲みに行きます。
 確かに、それで癒されます。
 でも、時によっては、やせ我慢しなくちゃいけません。
 自分の弱味を見せないようにすることは必要だと思います。」
「これを言うと、自分に跳ね返ってくるのでと、祝辞の時にも言ったのですが・・・。
 ある新四段が、昇段した時に、『世界一勉強した』と書いていました。
 もちろん、世界一勉強できているわけではないでしょう。
 それでも、世界一やったと思い込めるよう、(都成三段に)半年間、ひとつひとつを積み上げて、将棋に打ち込んでというような・・・。」
一生懸命、自分の気持ちを伝えようとする山崎先生です。

と、ふいに、村田女流の方を向いて、
「村田さん、『心を固める』って、どういう意味なんでしょうか?」
びっくりしたのは、村田女流です。
「それは、山崎先生の言葉じゃないですかぁ。」
「いや、だから、村田さんは、どういう意味だと思います?」
「それは、『芯をしっかりと持って、ぶれるな!』という意味ですよね。」
「あ、それいいですね。今度から、そう言おう。」
「もう。先生のお話は、そういうことでしょう。」
まじめな話には照れてしまう山崎先生。
最後は、笑いにしてしまいました。
でも、まじめなお話も、よく似合いますよ。
王位戦対糸谷六段戦
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年12月11日 (水) 08時29分 No.3230
 

対局がいい間隔でありますね。
モバイル中継もあります。
関西枠を抜ける難しさも感じますが、
ここは兄弟子としてぜひとも結果を残してほしいですね。

応援しております!

ドクター尼子さんのレポもあがってる!
いつもありがとうございます^ ^
じっくり読ませていただきまーす。←まだ読んでない

投稿者:しいのみ  投稿日:2013年12月12日 (木) 21時02分 No.3231
王位戦は兄弟子の貫禄を見せてくださいました。
嬉しい勝利でした〜。

明日は女流王座戦大盤解説会にゲスト出演されます。
行かれる方は楽しんできてください♪
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/11/3-21.html


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