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Guest Book for T.Yamasaki & All Shogi fans!

プロ棋士山崎隆之八段を応援します
山崎先生オンリーの方も3番目くらいに応援している方もお気軽にどうぞ

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棋王戦は挑決T準々決勝へ
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月17日 (土) 13時47分 No.2705
 

山崎先生、応援のみなさま、昨日の勝利おめでとうございます。

対局翌日、連盟の「一週間の結果」をチェックするあの瞬間、
何年応援を続けてきてもドキドキします。
このドキドキが結構好きだったりして…^^;

棋王戦、次は谷川九段VS中川八段の勝者と対戦です。
「前へ前へ前へ!」ですね。

投稿者:みんち  投稿日:2011年09月18日 (日) 22時54分 No.2707
山崎先生 おめでとうございます。
モバイル中継がないと本当に翌日携帯で結果を確認するのがドキドキしますね。
また、NHKの講座も今日がおしまいでとっても残念です。
でも、囲碁・将棋チャンネルの方で講座が始まるのでしょうか?
25日から■ 山崎隆之の「△8五飛戦法はこわくない!」 とありますねぇ
しかし、我が家はスカパー!もケーブルTVも契約してないので見られませ〜ん(涙)
投稿者:西瓜  投稿日:2011年09月19日 (月) 07時25分 No.2708
前期の対戦があったので特にドキドキ&嬉しい勝利でした^^
おめでとうございます〜!!
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年09月19日 (月) 12時46分 No.2709
遅くなりました。
おめでとうございます。

その日の順位戦の控室には窪田先生がいらしたので、
深読みしてドキドキしましたが、勝利で本当に良かったです!

しいのみさんの言う、結果を見るときの緊張感たっぷりの
ドキドキ感、実は私も好きです(笑)。
●だと悲しいですけどね・・。

>みんちさま
 「囲碁・将棋チャンネル」の講座は
 以前放送されていたものの再放送ですね。
 放送を見れないのは残念ですね・・。
明日は棋王戦対窪田六段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月15日 (木) 21時32分 No.2701
 

関西での対局になります。

過去の対戦成績は3−3と五分ですが、直近は2連敗。
このへんで流れを呼び戻したいものです。

中継がないのは残念ですが、悔いのない将棋を指すことが出来ますよう強力に念じています☆

投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年09月16日 (金) 00時14分 No.2702
棋王戦で、相手が窪田六段となれば、
やはり前期を思い出してしまいますね。
リベンジの機会を貰ったわけですから、
ぜひとも!!

NHKの講座も、来週最終回なんですね。
長かったような、短かったような。お疲れ様でした。
また、トピ立つかな?あっさり触れておきます!
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年09月16日 (金) 00時41分 No.2703
いい仕事をして下さい、山崎先生。

「前へ前へ前へ!」

必勝の念!!
投稿者:西瓜  投稿日:2011年09月16日 (金) 12時49分 No.2704
最近はトンボを見ると「勝ち虫!」と思ってしまいます
ちょっと久しぶりの対局ですが、いつも通りの力が出せますように、応援しております〜!
王座戦 第2局
投稿者:みんち  投稿日:2011年09月08日 (木) 20時56分 No.2695
 

王座戦中継サイトの第2局の所に
「新聞解説:山崎隆之七段」とあるのですが、これは何をされるのでしょうか?
ウェスティン都ホテル京都に来られるのかな?
大盤解説もあるそうなので息子と見に行こうかと思っていますが
山崎先生にお会いできたら嬉しいですね

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月08日 (木) 21時11分 No.2696
<みんちさま
お知らせありがとうございます!
第2局は9月20日(火)ですね。
きっと現地に行かれると思いますよ^^
大盤解説にも顔を出される可能性大いにありますね。
行かれましたら、ちょこっとレポよろしくです〜。
http://live.shogi.or.jp/ouza/

トップページに載せましたが、
10月1日(土)JT杯@大阪の解説、
10月2日(日)関西将棋の日出演
とイベントが入っています。
私も ひ さ び さ に 遠征いたします。
お会いできそうなみなさま、よろしくお願いします!
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年09月08日 (木) 22時42分 No.2697
>しいのみさま
おお!関西遠征なのですね!(って私もそこそこ遠征のはず)
初めてお会いした時を思い出します。
しかし、すごいプログラムでもう考えるのをやめました(笑)。
本能の赴くままに動こうと思います。
こちらこそ、よろしくお願いします。

それから書き忘れていましたが、いい壁紙ですね!

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月09日 (金) 04時23分 No.2698
>ひーちゃんさん
初めてお会いしたのは、棋士会フェスティバル@関西の前日でしたね。2年前でしたか。
王座戦祭りで盛り上がったのを思い出します。
今度はひさしぶりの関西遠征で、今から気分が盛り上がってます☆


壁紙はトンボ=勝虫で縁起が良さそうなので貼ってみました〜♪
投稿者:西瓜  投稿日:2011年09月11日 (日) 15時43分 No.2699
王座戦、二年前と対局場所が同じで懐かしい〜。みんちさま、私も間に合えば行きたいな〜と思ってます! よろしくお願いします〜
しいのみさま、ご ぶ さ た しております〜! とっても楽しみにお待ちしております!
縁起ものの壁紙、いいですね〜。ぴったりのを探してこられるのがスゴイです☆ 16日に棋王戦が入りましたね!
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月11日 (日) 20時47分 No.2700
>西瓜さん
棋王戦のお知らせありがとうございます!

関西遠征、こちらこそよろしくお願いします〜
将棋とは別件で京都にも寄ります!
後日メールしますね〜(私信モードですみません)
こうべ将棋まつり@
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月30日 (火) 23時02分 No.2679
 

駒桜将棋まつりから8日後、再び神戸ハーバーランドを目指します。
神戸新聞松方ホールは、初めてです。
10時半過ぎに会場へ着くと、エスカレーターの前に列が出来ていて、7番目でした。
並ぶつもりはなかったのですが、列があると、やっぱり並んでしまいます(笑)
やがて、ホールの前に誘導してもらい、そこでまた、並びます。
係員の人が、受付の仕方などを説明してくれます。
気になる色紙の購入可能枚数を質問しましたが、何枚でも買えそうです。
『席を取るか?色紙購入を取るか?』
サイン会や指導対局の受付に回ると後手を踏むので、考えないことにしました。
列の後ろで笑いが起ったので、振り向くと福崎九段歩いて来られました。
「後で叱られます。」と苦笑いの係員の方。
どうやら、福崎先生を一般の人と間違えて、列の最後尾に案内したようです。

そうこうしているうちに開場。
お迎えの稲葉先生や糸谷先生に会釈して通り過ぎ、まず、ダッシュで席取り。
席を確保したのは、2番目でしたから、他の人はサイン会受付や色紙販売に行ったようです。
ダッシュで販売コーナーへ。
山崎先生は、売り子のひとりです。
声もよく通って、なかなかお上手です。
まず、山崎先生の色紙を捜して取り、それから団扇へ。
「先生の色紙が少な過ぎませんか?」
「いやあ、全部売れてくれればいいですけど。」
「売れますよ、絶対。」
たこやきメイトが集まって来ていますからね。
それを考えると何枚も取れないので、それぞれ1枚ずつにしました。
色紙は、『不利なときは開き直る』を選べました。
あとは、関西将棋会館のチャリティで買い損ねた里見三冠の色紙を2枚購入しました。

今日は、アマリリス支部の皆さまが、浴衣姿で参加されています。
『将棋のイベントか!?』と言うくらいの華やかさがいいですね。
おじさんばっかしですもの、いつも。
あっ、僕もそのおじさんでした(笑)
顔見知りの皆さんと「お久しぶり」「先週ぶり(笑)」などとご挨拶。
ふと見ると、たこやきメイトのお二人が、山崎先生を見ています。
ホールでは、棋士と写真り放題なのですが、山崎先生は販売に一生懸命です。
「なかなか声がかけにくいです。」
という女性の声に応えて、山崎先生を物販コーナーから呼び出しました。
とたんに一緒に写真を取りたい人の列ができたのには、僕もビックリしました。
「尼子さん、先生と一緒に写真撮りました?」
「いやあ、すぐには無理でしょう(笑)」
山崎先生の人気を、再認識しましたね。

アマリリス支部長さん他2名が、お手伝いをされていました。
支部長さんは、久保二冠の色紙に落款を押して、ツーショットの撮影係、西瓜さんは、谷川先生の隣で同じ係です。
橙さんは、クロークの所に並べてあるオークションの品の見張りです。
「いや、緊張しますね。」
お宝ですからね、そうでしょう。
個人的な狙いは、山崎新人王扇子と盛り上げ駒ですが、最後のお楽しみです。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月31日 (水) 01時11分 No.2680
1時開会で、最初は早指し10秒将棋です。
この時間帯、山崎先生は、ロビーで指導対局でしょうか?
(実際は、売り子のままだったようです。)
解説は、ご存じ、”笑いの取れる棋士”福崎九段です。
室田初段対室谷初段の対戦。
「10秒ですからね。反則があるかもと心配しています。二歩も三歩もあるかもね。」
三歩とは!
さりげない福崎節に、会場だけでなく、両対局者も大笑いしています。
この対局の棋譜読み上げが、な、何と豊島六段でした。
豊島六段の登場に、会場から「エーッ!」と声が上がりました。
「振り駒をするのは、何年ぶり?」
「5、6年ぶりです。」
「顔だけ見てると幼いから、違和感ないね。」と福崎先生。
またまた、会場は大笑いです。
「大きな声でね。」
「発声練習と思って、声を出します。」
この後に、ミニミニ駒音コンサートがあることを、お客さんは知っています。
ここは、豊島六段が笑いと拍手を取りました。

聞き手は、糸谷五段ですが、対局者に背を向けて、大盤の前に立っています。
「女流棋士の指す姿は、美しいですね。どうですか、糸谷君。」と福崎九段。
「見えません。」
間髪をいれぬ返事に、笑いが起こります。
「振り向いて見てよ。」
ちらっと振り向く糸谷五段。
「美しいと思います。」
あっさりとした返事に、また笑いがおこります。
普通に喋っていても面白いお二人です。

室谷初段先手の将棋は、戦前の予想通り、相振り飛車です。
24手目までは、後手が同じ手を指すミラー将棋でした。
33手目に事件が起こります。
「あ?」
読み上げの豊島六段の声が詰まりました。
先手なのか後手なのか、わからなくなっちゃったのですね。
これには、会場も大笑いです。
「しっかりしてよ。」とすぐに突っ込みが入ります。
35手目にも、「先手?・・・先手▲74歩。」
さらに会場は爆笑です。
また、戸惑う豊島六段が、かわいらしいこと(失礼)
その後は無難でしたが、将棋が激しくなってきた75手目の▲73歩成を
「37歩成」
と間違っちゃいました。
「どこなの?」と突っ込まれて、照れ笑い。
豊島ファン、増えたのとちゃいますか?

将棋は、101手までで、激しく攻めた室谷初段が勝ち切りました。
「年寄りには、10秒将棋はきついですね。」とボヤく室田初段。
「三つしか違わないですけどね。」と室谷初段。
「同い年に見えますよ。」と福崎九段。
「どちらが若く見えますか?」と室田初段。
「私、25歳って言われます。」と室谷初段。
「私は、高校生と言われます。」と室田初段。
畳みかけられた福崎九段。
「絶句しています。」
間の取り方が絶妙です。
最後まで、笑いの絶えない福崎節でした。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月31日 (水) 22時01分 No.2681
続いては、豊島六段と糸谷五段の目隠し10秒将棋です。
NHKのお正月番組では、『脳内将棋』と言われている頭の中で盤面を描く将棋です。
駒操作は、稲葉五段。棋譜読み上げは、室田初段。
解説は、引き続き福崎先生、聞き手は室谷初段です。
早速、反則の話題になりました。
「なぜか、目隠しでは反則をしたことがありません。」
と糸谷五段。
「目が見えていて反則するのに?」と突っ込む福崎九段です。
「どれくらい反則したことがあるの?」
「5、6回ぐらいですかね。」
「そんなに?!」
「プロになってからは、1回だけですけど。
 奨励会の時には、取った駒を相手の駒台に置いて、反則負けしたことがあります。」
「駒をあげて、いいことをしたのに、負けになるの?!」
将棋ファンの間では、有名な話です。
「公式戦では、駒を取って、違う場所に玉を置いて負けました。」
これも、超有名な反則です。
先週、めちゃワル講座でも取り上げられていた、78の馬を取って▲87玉ですね。

さて、お二人が目隠しをしますが、これがまた会場の笑いを誘います。
目隠し用のマスクに、目が描いてあります。
豊島六段のは、ガオレンジャーのような、吊りあがった目です。
糸谷五段のは、たれ目のおたふく。
何といっても、糸谷五段がおかしいったらありません。
そのまま二人とも会場の方を向いたままです。
糸谷五段の先手で始まった将棋は、横歩取りになりました。
「これは激しいですが、定跡でいけますから、間違えにくいですね。」
と、福崎先生。
「しかし、反則負けって、一生に一回ぐらいのものなんですけどね。」
それに、聞き手の室谷初段が突っ込みます。
「えっ、一週間に一回ですか?」
「どうして一週間に一回なの!」
関西らしい会話に、会場、大笑いです。

将棋は、40手目に△54角、41手目に▲56角と筋違いに角を打ち合ってから、ごちゃごちゃして来ました。
「そろそろですね。持ち歩の数とか、分かっているかな?」
福崎先生、反則負けを期待している風でもありますが、そういう解説が定番です。
「歩の位置もね、わからなくなっているかも。」
対局者は、秒に追われて大変です。
お互いの陣地の中で、駒の交換があり、成駒が出来ます。
大盤を見ていても、『ごちゃごちゃしていて、覚え難しいだろうなあ。』と思います。
そして、86手目にやらかしちゃったのは、豊島六段でした。
「△39飛」
「ええ!」と福崎九段。
そこには、味方の銀がいます。
「これは、△79飛の間違いかな?」
それなら王手で、問題ありません。
糸谷五段は、反則を指摘せず、黙々と考えています。
「すみません。△79飛で。」
いい局面なので、会場からも福崎先生からも「反則負け」の声は出ません。
しかし、この飛車は、竜になっても捕獲されそうなのですが・・・。
93手目が▲77金。案の定、これで竜が捕まりました。
「△89竜」
ああ、そこには味方の成桂がいます。
「うーん、これは・・・。」
福崎先生の声に、豊島六段も反則に気がついて、ギブアップしました。
「△89竜は、共喰いですね。その前には、△39飛と、銀を押し潰して打とうとするし。」
反則の解説に、会場は大笑いです。

マスクを取ろうとする豊島六段に、「ちょっと待って。」と福崎九段。
「持ち駒の歩の数が分かりますか?」
「もう、持ち駒も分かりません。相手の陣内が分からなくて。」
マスクを取りながら、憔悴しきったという感じの豊島六段でした。
「糸谷君は、どう?」
「えっと、2、3枚だと思いますけど、数えていいですか?」
正解は、2枚でした。
「ま、正解だから、数えなくてもいいや。最後は、分かりましたか?」
「中央の歩の位置が分からなくて心配でしたけど、竜の逃げ場がないのは分かっていました。」
自信たっぷりな糸谷五段の貫禄勝ちでした。
しかし、お二人の妙技を、会場は惜しみない拍手で讃えました。
豊島ファン、糸谷ファン共に増えたことでしょう。
もちろん、棋界の爆笑王・福崎先生ファンもです。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年09月01日 (木) 00時31分 No.2682
さて、皆さんお待ちかねのミニミニ駒音コンサートです。
ある意味、今日のメインイベントです。
壇上、向かって左から、稲葉五段、糸谷五段、豊島六段、室田初段、村田二段、室谷初段の面々が並びます。
曲は、いきものがかりの「ありがとう」。ゲゲゲの女房のテーマです。
『おっ、ハモってる!』
おそらく、会場のお客様がみな、一瞬そう思われたことと思います。
しかし、次の瞬間には、『いや、音程がずれてる!』と気付かれたことでしょう。
いやいやいやぁ、わらける。
ソロのパートもあり、それぞれの歌唱力が白日の下に・・・・・・。
若手男性棋士の皆さま、ありがとうございました。

肝心の山崎先生ですが、途中からソロパートを歌いながら、下手から登場。
会場は、大拍手です!
真ん中で一礼、そして、歌いながら上手へ向かって歩き、もう一礼して、去って行かれました。
聴くに堪える歌唱力でしたよ。

さあ、歌も終わり、一同揃っての記者会見(笑)です。
司会進行の女性アナから、感想を質問されます。
「いや、予想以上に緊張しました。歌詞も覚えていたのに、心配で見ながら歌いました。
 でも、女性陣だけの歌だったら、どんなにきれいだったかと。」と山崎先生。
豊島六段は、「ホントにすみませんでした!」と大きな声で謝りました。
会場からは、暖かい拍手が起こります。
糸谷五段は、「カラオケに行った時より、男子のパートは、ずっと合っていました。」と胸を張りました。
すかさず室田初段から突っ込まれます。
「会場から笑いが起こっていましたよ。」
「いや、そんなの気にしません。」
そのやり取りに、会場からは笑いが起こります。

練習について聞かれた山崎先生、
「昨日、初めてありがとうのCDを聞きました。」
「ええっ!?」
「あ、いや、カラオケで合わせた時に、音程がずれていることがわかったので、本当はどうなのかと思って。」
フリ−タイムで4時間、みっちり練習をされたようです。
「点数が出るところで、ずーっと60から70点台だったので、もういいやって。
 最後に女性陣だけで歌ってもらったら、90点が出ました。」
会場、大笑いです。

そこへ、谷川先生が登場。
一段と大きな拍手です。
「お聞き苦しくて、すみませんでした。」
と、会場に一礼されました。
拍手と笑いが起こります。
「村田さんに出ないかと言われましたが、逃げておいてよかった。」
谷川先生の歌、聞いてみたかったですね。
「私も、20代の頃は、歌う機会がよくありました。駒音コンサートもありましたし。
 客席が真っ暗だといいのですが、ここは客席が見えるので、若手の皆さんには厳しかったかもしれません。
 ただ、元々の実力がどうだったのかということになると・・・。」
会場が笑いの渦です。
「豊島六段は、歌うというイメージがないですけど。」
谷川先生に振られた豊島六段、
「カラオケに行っても、自分より下手な人に会ったことがありません。」
素直な発言に、好感度アップでしょう。

それぞれが、カラオケでどんな歌を歌うかと聞かれ、答えていきます。
豊島六段は、「めったに行きません。歌いたくないです!」って。
山崎先生は、「10年前ぐらいの歌ですね。」と、具体例はなしでした。
谷川先生は、「私なんかは、20年くらい前の歌になりますね。」と。
「以前、大阪のフェスティバルホールで歌う機会があって、ゲストが谷村新司さんと聞いて、無謀にもチャンピオンを歌ったのですが、ステージに出たとたん、客席から視線が飛んで来てボロボロになりました。
ああ、自分でも緊張することがあるんだなと、初めて思った記憶があります。」
谷川先生、次回は是非、お願いします♪

ホントに楽しい時間でした。
『また、イベントでやってほしいです』という拍手が、いつまでも続いていました。
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月02日 (金) 21時54分 No.2685
先週に続いての素晴らしいレポ、ありがとうございます!
続きも楽しみにしていますよ〜ヨロシク( ゚ー゚)/゚*゙:¨*;.・';゙:..・☆
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年09月03日 (土) 09時33分 No.2687
思いっきり笑かしてもらった後は、真剣勝負です。
まずは、久保二冠から。
「すごい歌でしたね。指導対局をしていましたけど、コケそうになりました(笑)」
終わったばかりのミニミニ駒音コンサートを引き合いに出し、会場の笑いを誘います。
「いい将棋を指したいと思います。」
山崎先生の印象を聞かれ、
「どんな戦形の最新型の知識も持っていますけど、敢えて自分の将棋を指す、職人のような棋士ですね。」
山崎先生は、司会者から
「今日の本来のお仕事です。」
と言われて苦笑いですが、
「プレッシャーがなくなって、肩の力も抜けて、いい将棋が指せそうです。」
うまく話をつなげます。
久保先生の印象を聞かれて、
「いやあ、研究会はクビになりましたし・・・。」
これには、久保二冠が苦笑い。
本にも載っていた有名な話です。
中飛車の超急戦を研究していた久保二冠の研究会に、山崎先生もいらっしゃいました。
『これにて後手勝ち!』
と結論付けた局面が、何と久保vs渡辺戦の最終盤で出現しました。
しかも、大きな勝負です。
『おお、やった!』と棋士室で喜ぶ研究会のメンバー達。
しかし、何と何と、そこで後手の久保玉に即詰みがありました。
結果は、渡辺竜王の勝ち。
以来、その研究会は、一度も開かれていないそうです。
最後に、対局への意気込みを聞かれた山崎先生。
「講座をやっていますので、ちょっと悪くなって、逆転するのが理想です。
 あ、わざと悪くすることはしないですけど。」
しっかりと会場の笑いを取っていました。

解説は、谷川九段。聞き手は、室谷初段です。
記録の室田初段、「山崎七段の先手でお願いします。」
会場がざわざわします。
「振り駒なし?!」「ハンディ・キャップなの!?」
その雰囲気を察してか、
「控室での振り駒の結果、山崎七段の先手と決まりました。」
と、アナウンスがありました。会場、納得。
久保二冠の後手となれば、ゴキゲン中飛車で決まりです。
定跡通りに進んで行きます。
谷川九段が、いつも通りのソフトな語り口で解説を始められました。
「最近の情報戦というのは、すごいものがあります。
 ここでの対局など、参加棋士と会場の皆さんしか知らないはずなのですが、なぜか他の棋士が知っていたりしますから。」
ネットも携帯もありますものね。
その後、ちょっとした裏話の暴露をされます。
「振り駒で先後が決まったように言っていますが、実は、久保二冠が、『僕は後手でいいよ。』と言ったんです。」
会場が笑いに包まれ、対局者も笑っています。
「今、久保さんは竜王戦の挑戦者決定戦に出ていますが、次が後手番ですから、何か試したいことがあるのかもしれません。」
会場、納得。
戦いは、最新型に進んで行きます。
先手が中飛車で対抗したところで、後手が30手目に△24歩。
「ちょっと変わった手ですが、ここを交換しておいた方がいいという考え方です。ええと、誰の将棋でしたか・・・。」
「菅井vs糸谷戦です。」と即答する室谷初段。
「教えてもらっているようじゃ、いけませんね。私も記憶力が悪くなって。」
谷川先生の自虐ネタに、笑いがおきます。さすがの話術ですね。

将棋は、山崎先生の思惑通りにはならず、久保先生のちょい悪度が50にも60にもなりそうな展開です。
久保二冠は、飛車が捌けず、駒の働きが大差です。
谷川先生も、「こっち(先手)持ち。」と。
しかし、秒に追われた山崎先生が焦ります。
57手目は、駒台から歩を持って来ながら、▲55飛!
これには、局後、「すみませんでした。」と平謝りでした。
そして、85手目に▲44角を飛び出したのが失着になります。
△27角と49の金取りに打たれてみると、
「あ、これは、金を逃げると45に馬を作られてひどいです。」
と谷川先生。
幸便に世に飛び出したはずの角が、タダで取られてしまいます。
もう一直線に攻め合うしかありませんが、実は、玉の固さが違い過ぎます。
ちょい悪王子が、逆転されちゃいました!
しかし、桂馬を歩の頭に打って決めに出た久保二冠の△66桂でしたが、これがミス。
「決めに行って、決まっていなかったのはひどいです。」
「いや、これで、楽しみが出ました。」
どちらが勝つのかわからなくなりました。
しかし、桂馬を歩の頭に打って決めに出た山崎先生の▲54桂が敗着になりました。
62に打っていた銀をボロッと取られて投了でした。

「途中で、(久保二冠の)ちょい悪度60になって、これは負けへんな、と思っていたのに、いつの間にか・・・。」
逆転を喰らって、苦笑いの山崎先生です。
「最後、▲54歩かなと思っていたんですが、井上先生が(終演の)時間を気にしていると(谷川先生の)解説があったので、▲54桂で、詰んだら光速流かなと。」
「私のせいにしないで下さい。」と谷川先生。
「いや、しかし、負けたので光速の負け流でした。」
山崎先生、最後までしっかりと笑いを取っていました。

そして、最後は、チャリティ・オークションです。
山崎新人王扇子から。
「最初は、千円から。」と進行の浦野七段。
百円単位で競っているので、
「三千円!」
と力強く手を上げてみました。
一万円までは悩むことなく競るつもりで待ちましたが、そこまで。
あっさりと扇子が手に入りました♪
主な所では、内藤先生の出品物は、熱烈な内藤ファンと思われる男性が、二点とも高額で落札されました。
久保二冠のバッグは、右隣の席の男性(本日の一番乗り)、王位戦の封じ手は、左隣の席の男性がゲット。
奇しくも落札三人組に(笑)
そして、お目当ての盛り上げ駒ですが、15万円までは行くつもりでした。
が、先に「15万円!」と値を上げられてしまい、断念しました。
ちょっと軍資金が少なすぎました・・・(涙)

百万円を越える収益が、谷川先生から寄贈されました。
最後に挨拶をした井上九段が、
「まだ、色紙や団扇が残っていますから、よかったら買って帰って下さい。」
と、最後のお願いをされました。
僕も、羽生二冠、佐藤康九段の色紙を追加で購入しました。
多くのファンが、さらに色紙や団扇を買い求めていました。

ホントに素晴らしいイベントでした。  (完)
投稿者:みんち  投稿日:2011年09月03日 (土) 12時47分 No.2688
楽しいレポートありがとうございます。
私も息子と一緒に行ってたんですが、最初に指導対局を申し込んだので
女流の10秒将棋と目隠し10秒将棋の時はロビーにいました。
音はロビーに流れてたのですが、レポートを読ませて頂いて本当に見ていたかのような楽しさが伝わってきます。
メイン対局と2回目の指導対局が同じ時間だったので1回目の指導対局を申し込んで
山崎先生に当たるのを楽しみにしていたのですが・・・
待っていると、井上先生が来られて久保先生は1番から3番、谷川先生は4番から6番と次々指導対局の場所を指示されます。
息子の番号は7番でこの分じゃ井上先生か山崎先生?と期待していると脇先生でした。
じゃぁ、山崎先生は?と見回していると指導対局の中にはおられません。
中だったの???とがっかりしていると、ちゃんと販売のコーナーに売り子としていらっしゃいました。
指導対局の方は、なじみのない先生に息子はさっさと負けてしまってロビーをうろうろ
販売コーナーをのぞきに行って、山崎先生に「早かったなぁ、勝った?」といわれて「負けた、
『不利な時は開き直る』が欲しかったのに無い〜」と山崎先生に訴えてました。
そしたら山崎先生は「まだまだ他にもあるし、浦野先生のうちわの詰め将棋を解けるか?、
もし今解けなかったらお買い上げして家に帰ってちゃんと解くように」
息子「解けへん」 山崎先生「わからへんかぁ?お買い上げやで」とプレッシャーかけられて
息子は苦手な詰め将棋をうんうんうなりながら解いてました。
何とかその場にある2枚は解けたのでお買い上げせずに済んだので、ほっとしました。
その後は、その場にいた何人かで先生達の色紙の字の品評会
Y女流は鉛筆で下書きしたはるし、I女流はめちゃめちゃうまい、I先生の一門は男性でも字がきれい。
I先生がちゃんとお習字も練習するように指導されているのだとか。

息子は扇子が欲しくてお小遣いを貯めて持ってきていたのですが、
売ってなかったのでちょっとがっかりだったのです。(さすがに王位の2万円は手が出ません)
山崎先生の扇子も息子はオークションの意味をわかっていなくて
まごまごしているうちに終了してました。
色紙も扇子もドクター尼子さんがゲットされていたのですね。息子には内緒にしておきます。(笑)
ちゃんと山崎先生の「気合」の色紙は母がゲットしましたので・・・・
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年09月03日 (土) 17時58分 No.2690
みんちさん、レポの感想をありがとうございます。
会場にいらっしゃったんですね。

山崎先生は、お子様には特に優しいので、イベントにもよりますが、白扇や色紙にその場で揮毫してもらえることがあります。
何かのイベントで、おねだりして下さい。

また、どこかでお目にかかりましょう。
投稿者:西瓜  投稿日:2011年09月05日 (月) 12時44分 No.2692
またしても充実のレポ、どうもありがとうございます!!
お手伝いさせていただいて見れなかったプログラムもあるので楽しく拝読させていただきました^^
(福崎先生は楽屋でも笑いをとられていて、流石だ、と思いましたよ)
何といっても歌が最高でしたね! 男性棋士は音程など小さいことは気にせず思い切りよく歌われるので、安心して(?)大笑いさせていただきました! いや〜、素晴らしいステージでした。
ところでみんちさまのレポを拝読しますと、それとは知らず少しお話させていただいたような気がします…。次は、お声お掛けいたしますね!
お子さんがお小遣いを貯めて来られたということで残念ですが、あの人気では仕方ないですよ〜!
山崎先生も「前へ前へ」うちわが欲しかったとつぶやかれてましたので、みんなおあいこと言うことで^^
投稿者:みんち  投稿日:2011年09月08日 (木) 12時44分 No.2693
>西瓜さま
私もドクター尼子さまのレポートを読んでもしやと思っておりました。
その節は失礼しました。
今後もよろしくおねがいします。
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年09月08日 (木) 13時11分 No.2694
>ドクター尼子さま
大充実のレポ感謝です。
空気感まで伝わってきます。

棋士の先生もボランティアだったそうで、
お手伝いされた方も含め、
お疲れ様でした。
来た人も出ている人も楽しんでいたのが
伝わってとてもいいイベントでした。

すべて駒音コンサートがさらっていきましたが(笑)、
行った人が楽しめるように、色々工夫されていました。
しかし「あ!苦笑いってこういうことなんだな」と
初めて思いました。←すみません!

先生方のサービス精神に、感心しました。
ツーショット撮ってもいい、と書いてあったので、
頼みやすい雰囲気なのもよかったです。

とはいえ、みなさんあちこち忙しそうでした。

レポに補足することはないですねぇ。尼子さん、
さすがです。
私はいとこの子供(小2)と一緒でしたが、
子供にもとても楽しかったようで、
また行きたい!とはしゃいでいました。
お小遣いで、買い物もして山崎先生にお金を渡すときは
照れていましたが、もっと欲しかったそうです。
学校の先生もいた!と驚いていました。
将棋文化すばらしい!将棋も始めたようで、
すぐに抜かされてしまいそうです。

棋士と触れ合い、楽しみ、チャリティーにも参加できたので、
大満足です。
現地でお会いした皆様、ありがとうございました。



『将棋世界』10月号
投稿者:ぶーのん  投稿日:2011年09月01日 (木) 20時47分 No.2683
 

表紙が素晴らしいことになっているようです。
みなさん、きっと10冊20冊と買い占められるのでしょうね(笑)。

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年09月02日 (金) 21時52分 No.2684
山崎バニラさんとのスペシャル対談ですね!
買い占めて布教活動に使うのも良いかも(笑
投稿者:みんち  投稿日:2011年09月03日 (土) 12時51分 No.2689
昨日息子が将棋センターのリーグ戦の商品として本を持ち帰ったので
読ませて頂きました。
読者プレゼントのはがきをせっせと書かねば・・・
投稿者:ぶーのん  投稿日:2011年09月03日 (土) 22時29分 No.2691
10月号目次ページ“1九玉”地点の写真。
隆之先生の身長が175センチということは、バニラさんって・・・小っちゃい・・・。
芸能界にはまるで興味ない、の、で・・・。

それにしてもバニラさんのネタ振り、
さすが、よくわかってらっしゃる、って感じですネ(笑)。
駒桜将棋まつりin神戸ハーバーランド@
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月21日 (日) 08時31分 No.2654
 

震災チャリティ以来、久しぶりのイベント参加です。
岡山から姫路まで新幹線。そこから神戸線に乗り換え、新快速で神戸まで。
初めてハーバーランドへ来ましたが、でっかい施設です。
『スペースシアターって、どこなん?』
こりゃあ、迷子になりそう・・・。
キョロキョロしながら歩いて行くと、運良く会場への案内板を見つけました。

開演前の会場は、まだ、のんびりした雰囲気で、復興支援扇子の販売や駒桜会員の受付などが行われています。
『ひーちゃんさんたちは・・・?』
と捜すと、扇子販売の所に、ひーちゃんさんと橙さんを発見。
「やー、久しぶり。」
たこやきメイト、笑顔の再開です。
こうやって揃うと、山崎先生参加のイベントに来たなあという実感がします。
西瓜さんも、もうすぐ着くとのことでした。
前から4列目に並んで座って、開場を待ちます。
かたかごさんも、お友達と来ていました。
最前列に陣取っていますから、さらに気合いが入っていますね。

「あっ、山崎先生、上下白のスーツですよ。」
ステージ袖の控えに入る姿を見つけたひーちゃんさんが、教えてくれました。
『白のスーツ?!』
一瞬、神吉先生の上下黄色のスーツ姿が浮かんで・・・。
神吉二世には、ならんといて下さいね(笑)
出場棋士、壇上に勢ぞろいからイベントが始まります。
女流棋士は、着物や浴衣姿で美しいですね。
男性陣は、3人紺のスーツ姿の中に、薄いベージュのスーツ姿がまぶしい山崎先生が、いやがおうでも目立ちます。
「NHKの講座でも見ましたよ。自前だったんですね。」
とひーちゃんさん。

イベント後の山崎先生談。
「持っているスーツの中では、細身の方なんです。
対局では、もっとゆったりしたスーツしか着ないので、今日はこれでいいやと着て来ました。」
「でも、女流のイベントなのに、目立ち過ぎて、まずかったですね(笑)」

いやいや、イベントなんですから、華やかになっていいと思います。

投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月21日 (日) 09時16分 No.2655
最初は、井道初段と室谷初段のフレッシュ対局。
解説の福崎九段が、軽妙なトークで会場を笑わせて下さいます。
しかし、一番笑っていたのは、聞き手の矢内四段だったかも。
山崎先生は、観客席の後方で、1回目のグルグル指導対局に参加されていました。
たこやきメートには、メインを前に、のんびりとした時間です。

昼食休憩を挟んで、いよいよ午後の部、めっちゃワル講座の開幕です。
アシスタントに西川四段がついています。
「プロ棋士といえども、時にはとんでもない手を指しています。
その中から学ぼうという講座ですが、気楽に聞いて下さい。」
最初に持ってきたのは、みなさんもご存じの弟弟子の将棋でした。
「才能があり過ぎるんですね、彼は。」
「▲78同玉と馬を取って、△67歩成(または△38飛)に▲87玉と逃げるところを、馬を取っていながら、いきなりの▲87玉!」
将棋ファンならよく知っている反則負けで、開場は大笑い。
「ここでの教訓は、”王手には、取るか逃げるか。プロでも、ルールを守らなくてはならない”ということですね。
 ここでは、それだけです。」

「次は、数十年前の将棋です。」
山崎先生と西川四段とが盤面を作り直しますが、なかなか並びません。
「手作りで図面を書いて来ましたが、そんなに並ばないかなぁ?」
西川四段、大盤に張り付けてあった図面を手に取り、並べ直します。
「ひとりでやった方がよかった?」
「いえ、そんなことは。」
そういうやり取りもクスッと笑えます。
その将棋、後手の王は53にいて、▲31角と打たれたら負けの局面です。
適当な受けもないので、形作りに△28飛車と王手(先手玉は48)をかけました。
「普通、▲38角と受けるのが平凡な手。でも、攻めに使う角がなくなりますから、強い人は▲39玉と引きます。
 それで何ともないのですが、大先輩の指した手は・・・。」
「わかりました。ここで▲31角。」
「正解です。これに△42角と受けてくれれば、先手の勝ちですけど(笑)、そうはならないですね。
 しかし、ここで先手の王をむしり取るようにして勝たないところが、大先輩の偉いところです。
 まず、『すまんな。』と一言。それから、『わしも生活が苦しいんや。』と言ってから、やおら先手の王を取ったんですね。すばらしい!」
会場、大笑い。
「ここでの教訓は、”王手に王手のお返しはいけない。王手には受けるか逃げるかしましょう”ということです。」

「3つ目は、穴熊の将棋です。」
並べられている間にも、先手は△87桂と打たれると即詰みの形とわかります。
「△66角と後手が打った(△87桂狙い)ところです。
 先手は、▲41飛成と金を取ると、後手玉が詰めろになります。プロとしては、気持ちのいい手ですね。」
「それで、▲41飛成と指したんですね。」
「はい、指しました。穴熊は、固いですからね。
 でも、よく見ると、歩の位置が86で、87に空間があります。これは△87桂まで。
 △66角打は、桂打ちの狙いだけなので、気がつきそうなものですけど・・・。」
会場の笑いを誘います。
「ここでの教訓は、”欲に目がくらんではいけない。必ず一度は自玉を見ましょう”ということです。」

さらに講座は続きます。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月21日 (日) 11時32分 No.2656
「4つ目の将棋は、急戦から、後手の王が53に吊り出されていますが、先手陣は安泰です。
ここで、飛車を使って、さらに後手玉に迫りますが、打つ場所が、41、51、61と三か所あります。
プロは▲51飛と王手をかけたりしません。△42玉で難しくなりますからね。
▲61飛と打つのが、▲31飛成(銀取り)を狙って普通で、これなら何ともありませんでした。
ところが、この先生、△42玉と引かせたくなくって、▲41飛と指してしまったんです。」
もう会場も、盤面をみて結末に気がついて、ざわざわとしています。
「そこで声がしていますが、そう、△14角と打つと、皆さんの大好きな王手飛車取り!です。
プロは、王手飛車をかけさせて勝つといいますが、ここは純粋な王手飛車取りで、先手は”投了”となりました。」
「感想戦が聞きたかったですね。」と、山崎先生は会場を笑わせます。
「ここでの教訓は、”角のラインには気をつけろ”ということです。」

「5つ目の将棋は、終盤、▲53飛成に適当な受けもなくて、△41玉と逃げたところです。
57にいる香車が利いているので、このまま、▲52竜、△同金、▲同銀成、△31玉、▲41金迄の詰み(23に歩がいて、22に逃げられない)になっています。
でも、この先生は、もっとかっこう良く詰ませてやろうと思ったんですね。
▲51竜、△同金、▲同香成、△同玉、▲52金迄の方がカッコいいだろうと。」
すでに会場から笑いがおこっています。
実は、35に角がいて、57の香車が動くと、先手の玉が取られてしまう位置関係なのです。
「▲51竜、△同金まで指して、先生も気がつきました。『ああ、香成りと行けない!』
 隣で見ていた対局者が、笑いをこらえきれずに、外へ出ていったという話です。
 対局室では、笑えませんものね。」
会場は大笑いです。
「ここでの教訓も、先ほどと一緒です。”王手の角のラインは気をつけろ”ですね。」

「次は、自分の将棋です。
 当時は千日手が大嫌いで、無理矢理に打開して負けにしてしまい、後悔していました。
 ▲21成香、△同玉、▲41飛から詰むので、詰めろ逃れの詰めろで、△48飛(41飛車を打たせない)と形作りをしました。
 しかし、▲58歩打ちに△同飛成とすると負け(41飛車を打たれてしまう)なので、▲58歩で投了しようと思っていました。
 ところが、先生は、歩ではぬるいとばかり、▲58金のタダ捨て!と来ました。
 これには僕も『ん!?』と思ったのですが、△同飛成としました。
 そこで、▲21成香とされたのですが、△同玉、▲41飛に△31銀(△31香は、▲33桂以下詰み)と移動合いをすると、何と▲32銀以下詰まなくなりました。」
西川四段、▲32銀以下、△同玉、▲43金、△21玉と進めてます。
「ん?これは、・・・詰んでますね。」
「?」
「西川君、逃げ方を間違えました。君だったら詰んでるよ(笑)」
「あ、△同玉ではなくて、△22玉(31に移動した銀がいた場所に逃げられる)ですね。」
「その後は、上の方へ王が逃げて、逆転勝ち。
 58で捨てた金があれば、銀の代わりに▲32金とされて、玉が上へ逃げられませんでした。」
大先生にも、盲点はあるものですね。
「教訓は、”綺麗に決めようとするときは、気をつけて下さい”ということです。」

「最後は、才能あふれる弟弟子の将棋をもうひとつ。
 これは、ポカをしたのですが、その後がすごいです。」
後手玉が71にいて、43の桂、53の金とで先手が攻めている局面でした。
▲92銀△同香▲91銀で、82に玉を逃がさないという手筋が使えそうなところです。
「普通なら、▲51銀と打って、数の攻めをすれば勝ちとわかります。
 それをかっこよく▲92銀△同香としたのはよかったのですが、この場合は、△43角行と桂馬を取られると、攻め駒が足りなくなって、玉に逃げられてしまう大ポカでした。」
 ところが、彼のすごいところは、予定変更のはずが、読み筋とばかりに▲62銀がノータイム指し。▲62銀と行くなら、▲92銀の前に行けばいいのに。」
「普通は、ポカで頭が真っ白になりますけどね。」
「そうならないのが、彼のすごいところです。
 後手玉を81から91へと追い詰めて、71銀と72金とで詰めろをかけてしまいました。
 ちょうど『92に香を吊り上げたことで、92玉から94歩と粘られなかったでしょ。』と言わんばかりです。
 ポカで相手に希望を持たせておいて勝つ。一番嫌われる勝ち方ですよね(笑)」
会場、大受けです。
「ここでの教訓は、”駒がいっぱいあるときには、数の攻めをお勧めします”ということです。」

以上、楽しい講座でした。

図面がなくて分かりにくくて、すみません。
雰囲気だけ、お楽しみ下さい。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月21日 (日) 16時08分 No.2657
次の演目は、フィーリングカップル!?ペアマッチ。
『山崎先生は出ないし』と思っていると、山崎先生もステージに登場です。
女流三人と棋士三人が、札を上げてカップルになった二組が対局というルールでした。
司会の村田二段が、「山崎先生から、自己PRをして下さい。」と促します。

「日本将棋連盟七段、山崎隆之と申します。
 棋士14年目で、30代とこの中では年上ですが、その分、力戦形が得意で、(ペアになったら)普段指せない将棋が指せるかもしれません。よろしくお願いします。」
山崎先生、生真面目にPRされました。
「真面目すぎました?(笑)」
いや、面白いです。
西川四段は、
「唯一の振り飛車党です。女流三人とも振り飛車党ですから、勝負にこだわるなら僕を選んで下さい。」
船江四段は、
「居飛車党とは言え、公式戦の半分は振り飛車を指しています。女性に会わせます。」
と、PRされました。
女流は、皆、振り飛車党ですから、どこに飛車を良く振るかという紹介が中心です。
変わったところでは、井道初段が、「甘党なので、甘い物が好きな人とは合いそう。」って言っていました。

「事前の打ち合わせはありません。これ、ガチですよ。」
と、村田二段が煽ります。
六人一斉にネーム札を上げました。
男性陣は、何と全員が井道初段に集中。
女性陣は、バラバラ。
井道初段と西川四段のペアが確定しました。
残った四人での二回目は、女性陣は同じ棋士を上げ、上手い具合に、室田初段と山崎先生、室谷初段と船江四段のペアが確定しました。
しかし、対局は2組だけです。
そこで、棋士同士がじゃんけん。
これもガチで、3度もあいこでした。
勝った船江四段ペアが対局、負けた山崎先生ペアが解説となりました。

「講座の後だったので、座って休みたかったんですけど。」
と、じゃんけんに負けて苦笑いの山崎先生です。
「ライトで、結構暑いんですよね、ここ。浴衣だともっと大変でしょう?」
と、室田初段を気遣って、解説の始まりです。
ちょっと毒のあるお二人の解説、聞いている方は楽しみです。
山崎先生が、最初に井道初段を選んだのは、「天然で面白そうに感じたから。」だそうです。
見事にペアになった西川四段は、「甘党で合いそうだったから。」と答えていました。
二回とも船江四段を上げた室谷初段は、「明日も一緒に仕事をするので、ここで仲良くなろうと思って。」との答で、笑わせます。

「室田さんは、どうして僕を選んでくれたのですか?」
「山崎先生は、きっと、『私に嫌われている』と思っているのではないかと。だから、違いますよってことで。」
「そう言えば、以前、大石四段たちと話していたときに、『大石さんには大学の友達を紹介できますけど、山崎さんには紹介できません。』って言ってたよね?」
「はい、言った覚えがあります(笑)」
早速、面白くなって来ました。
「男性は純粋にペアを選んでいるのに、女性は『仕事が一緒』とか『嫌ってないですよ』とか、人間関係を考える人ばかりじゃないですか。」
「はい。女性には打算しかありません。」
きっぱり!
会場爆笑。
いい感じです、室田初段。花火の浴衣もかわゆいし。

予想通りの相振り飛車戦になりました。
早速、山崎先生が、後輩をいじりに出ます。
「西川君は、と金ができれば、A級八段と言われています。勝つのがうまい。」
「と金ができなかったら?」
「そうですね。弱いです。ただのヘボ。」
いきなりのカウンターに、西川四段、苦笑。
「そう言えば、これは因縁の対決ですね。
 順位戦で、負けた方が坊主になると言う因縁の、ね。」
「ああ。」
「髪型を見てもらえば、どっちが負けたかはすぐ分かると思いますけど。」
西川四段、さらに苦笑。
「今日、負けたらスキンヘッドですか?」
「次は金髪でしょう。将棋界では、金髪の方が反響がありますから。」
このイジリ方を聞いていると、西川四段とは、相当に仲が良さそうです。

お互いに三間飛車。急造ペアとは思えないいい将棋です。
「もし対局をしていたら、振られた飛車を元の位置に振り戻してやろうかと思っていました。」
「あー、対局者でなくてよかった。でも、私は負けませんよ。」
「女性は強いですね。僕は、3回ぐらいで折れます。」
そんなに手損して、どうするんでしょう?見てみたかったような・・・(笑)
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月21日 (日) 17時02分 No.2658
将棋は32手目に、後手の西川・井道ペアが45歩と角交換を挑みます。
「僕は性格が穏やかなので、▲66歩と角筋を止めますね。」
「ええっ!」
「性格が穏やかなんです。ホントに。良く知っておいて下さいよ。」
「はい。はい、はい。」
「そうしようって気がないでしょう。」
「(笑)」
山崎先生の突っ込みを、室田初段がうまくあしらって、楽しい解説が続きます。

「そう言えば、室谷さんは妹弟子ですよね。」
「ああ、そうですね。」
「どうしてペアとして選ばなかったんですか?」
「いや、妹弟子に『選んでくれ。』ってすがるのは、かっこう悪いじゃないですか。」
「森一門は、お弟子さんがたくさんいますよね。」
「ええ。30人は超えているでしょう。
 僕たちが弟子の時に大変だったから、もう、弟子は取らないと言っていたのに。」
なぜか、「大変だった」に反応して、会場から笑いが・・・(笑)
「室谷さんとは、将棋を指したりしないんですか?」
「いや、ないですね。森一門唯一の女流棋士で、期待されているし、僕は、将来有望な人には近づかないようにしているんです。」
「えっ!?」
「ああ。ですから、西川君、船江君とは、よ〜くつきあっているんです。」
会場、大爆笑。
思わぬところからいじられて、両四段は苦笑したことでしょう。(この時は、顔が見えませんでした。)

43手目を考慮中に持ち時間が切れて、先手はそのタイミングで2分の相談タイムに入ります。
△54飛をほっておくと57に飛車を成りこまれます。
「どうしましょうか?」と室谷初段。
そこへ山崎先生の手が伸びて、そっと▲45金!
「それも考えました。」と応じる室谷初段でしたが、
「でも、飛車に成られて、金ですか?それからどうするんですか!?」
ものすごいことになりそうです。
「これで負けたら、山崎先生が責任を取って下さいよ。」と船江四段。
「いやいや。 僕は好きな展開なんやけどね。」
普通は▲56歩で受けます(67に銀がいる)よね。
「この後の方針は、どうしますか?」と室谷初段。
「あっちこっち歩を伸ばして、圧迫していきましょう。」と船江四段。
あっという間の2分です。
「ずいぶん適当な作戦タイムでしたね。」
作戦タイムをかき回した山崎先生が笑います。

▲56歩に、西川四段が△34銀。
この手に山崎先生がすかさず反応しました。
「うん?▲35歩と追い返されるとわかっての銀ですか?」
▲35歩の後で、後手も持ち時間が切れて、やはり作戦タイム。
「どうすればいいんですか?」と井道初段。
「これがまずければ、43銀と戻せばいいです。」
どうやら西川四段、銀は指し過ぎだったと認めているようです。
「まあ、△44飛や△13角として、3筋や4筋で勝負する構想でもありますけど。」
短い相談時間なので、結果、”攻めて散る”方針になっちゃいました。
「どっちにします?飛車ですか?角ですか?」
「じゃあ、飛車で。」
「その先は、37歩からガンガンですよね。」
いきなり、先手玉の近くで激しい局地戦になりました。
戦前の予想では、攻める船江・室谷ペア、受ける西川・井道ペアのはずでしたが、逆になっています。

20手ほど進むと、どうやら後手の切れ模様になりました。
「船江君の▲55馬は優しいですね。▲64桂と攻め合って一手違いにしてやろうという心遣いです。
 次に▲37香と銀を取るのは、激辛ですね。」
室谷初段の指し手は、その▲37香。笑っています。
「いや、女性の方が厳しいですね。男性は、甘過ぎます。」
と苦笑いの山崎先生です。

87手までで先手の船江・室谷ペアの勝ち。
感想戦でマイクを持った西川四段がうっぷんをぶつけます。
「山崎先生がうるさ過ぎるんです。
 受けていこうと思っていたのに、『弱い、弱い。』と言われてイラッとしました。それで、つい、攻めてしまって。」
西川四段のコメントに、会場は大いに盛り上がりました。関西らしいですね。
「まあ、作戦通りに”攻めて散った”からいいじゃない。西川君の▲34銀以外、悪手はなかったことだし。」
「悪手」をことさらに強調して締めくくる山崎先生も楽しそうでした。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月21日 (日) 22時52分 No.2659
最後のプログラムは、山崎先生と矢内四段のスペシャルマッチです。

でも、その前に、村田二段から急なお知らせがありました。
「お客様の要望で、急遽、対局者連名の直筆扇子を販売します。」
何ですって!
山崎・矢内連名扇子!!
どれだけ並ぶかと思いきや、扇子3本に5人で、当選確率60%の高さ。
しかも先頭に並んだので、当選即山崎・矢内連名扇子ゲットです。
『これを外すわけにはいかないでしょう!お願いです、神様!
 くじは、左端?真ん中?右端?真ん中?・・・』
千々に乱れる心を抑えて、『エイヤ』と真ん中のくじを・・・。
「当選です。」
うわぁー、やったぁ!!
購入した扇子を持った手が、わなわなと震えているのが分かりましたぁ。
将棋の神様、ありがとうございました。
「指導対局のくじが外れて、よかったですね。」
と西瓜さん。
そうなんですね。
指導対局で、くじ運を使わなくてよかったと、僕も思いました。

扇子を購入している間に、ステージ上では対局が始まろうとしています。
インタビューは聞きそびれましたが、何とか着席。
「振り駒の結果、山崎七段の先手でお願いします。」
えっ!?振り駒??
「持ち時間のハンデとかあるんですか?」
と、ひーちゃんさん。
「振り駒をしたくらいですから、ハンデなしでしょう。」
少なくとも、矢内四段の先手だと思っていました。

棋譜を取らなくっちゃと思いましたが、困ったのは直筆扇子でした。
「乾くまで、もう少し広げておいて下さい。」と言われたのです。
ほんとに書きたてホヤホヤ。
「すみません、橙さん。これ、持っていてもらえますか?」
終局まで、橙さんの好意に甘えました。
その将棋、3手目で山崎先生が▲75歩!と三間飛車の意思表示です。
おー、予想外。
「山崎さん、本気で勝ちに来てますね。」
解説の福崎九段もビックリだったでしょうが、矢内さんが一番驚いたことでしょう。

石田流に構えても、▲77角と上がるのが最近の形だそうです。
「室田さんも▲77角と上がりますか?」
「はい。昔は▲97角と上がっていましたが、今は77です。」
「昔って、いつのことなの?」
「ふふっ。」
二十歳そこそこの室田さんに、昔と言われても困りますよねぇ、福崎先生(笑)

31手目に▲65歩と山崎先生、角交換を狙います。
32手目に△同歩の矢内さん、『どうぞ交換して下さい』って応手。
「角を交換して▲83角ですかね。△71飛、▲64角成で馬ができます。」と福崎九段。
「よさそうですね。」と室田二段。
しかし、山崎先生は、▲56銀。
「打ちませんでしたね。▲83角には、△62飛として、▲64角成に△63銀で、実は困ります。」
男性棋士が不利になるように解説して行くのが、解説者の定番なのでしょうが、もちろん、山崎先生はひっかかりません(笑)

その後、34手目に△66歩と、ただの所(77の角でも76の飛でも取れる)へ付き出した歩が好手だったようです。
福崎九段が「これはいい手です。」と激賞しましたし、感想戦で、山崎先生も「読みになかったので、困りました。」と。
ここから流れが速くなり、先に61に飛車を成った山崎先生が攻め、受ける矢内四段も、1筋に勢力を集中して、106手目には、△17銀と打ちこみ、山崎玉を39に追い詰めます。
「ここで1枚金気があれば、28に打って詰みですけどねぇ。」
福崎九段、持ち駒の飛車を手にとるや、28の升目に斜めに置きました。
「これで後手勝ちでしょう。」
場内、爆笑です。
福崎先生、本気モードの中で冗談を言われるので、とてもおかしいです。

山崎先生、109手目▲12飛と王手をして、いよいよ詰めにいきます。
「こうしても、▲34銀からダメですか。」
福崎九段が、詰め手順を解説しています。
ところが、116手目に△33桂と合い駒をされてみると、
「あれっ?!これでは▲45金と打てませんよ。
 もしかして、山崎さん、うっかりですか?うっかりでしょう。」
会場内も、『もしかして?!』の雰囲気になります。
『駒が足りなくて大丈夫なのかな?』と山崎先生を見ると、笑っています。
117手目に▲17桂と銀を補充。問題なしなのでした。
きっちりと矢内玉を詰み上げて、山崎先生の勝ちです。

終局後、矢内さんがすぐに愚痴ります。
「少なくとも先手だろうと思って、私が三間飛車をしようと考えていたんです。
 それが後手になって、じゃあ、ごきげん中飛車をしようと思ったら、3手目に▲75歩ですから。」
「それで、山崎さん、先手になって喜んでいたんですか。」と福崎先生。
「いやあ。いつも三間飛車をやられているので、景色を変えてみたらどうかと思って。
 それに、矢内さんは、左美濃が得意なので、対策を見ようと思いましたが、参考になりました。」
笑うしかない矢内四段です。その笑顔が、とても素敵でしたね。

終始盛り上がったイベントも、これでおしまいです。
運営にと司会にと大活躍の村田女流二段他、女流棋士の皆さま、ゲスト棋士の先生方、ご苦労さまでした。
そして、終了後、たこやきメイトを含むファンのために、しばし会場に残ってお話して下さった山崎先生、本当にありがとうございました。

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月21日 (日) 22時58分 No.2660
>ドクター尼子さま
超弩級のレポ、ありがとうございます。
みなさん楽しまれたようで、何よりです。

ちょいワル講座が特にツボでした。
連名扇子もこの機会ならではのレアものですね。
当選、おめでとうございます!!
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年08月22日 (月) 12時35分 No.2662
>ドクター尼子さま
素晴らしいレポ、早速ありがとうございます。
福崎先生の解説も、時間が経つにつれて調子が好調になり、
「サロンパスみたいな手が、じわじわ効いて来るんですわ〜」
など、関西はやはり面白い!と思いました。

山崎先生は、出突っ張りで忙しかったと思います。
先輩風吹かせて(笑)後輩の解説するときは
楽しそうでした。
また、私も画像など貼れたらと思っています。

現地でお会いしたみなさま、ありがとうございました。

最後、ギリギリまでお話しして下さった先生も
ありがとうございました。
遠目から見たら、男女にぐるりと囲まれていて
大人気でしたね。男女というがいいですよね。

スーツは、どうしても聞いてみたくて質問しましたが、
本当に目立っていましたね(笑)。
でも、いいと思いますー☆
投稿者:西瓜  投稿日:2011年08月24日 (水) 14時59分 No.2664
ドクター尼子さま、素晴らしいレポありがとうございます。一日でこの量のレポート書かれるとはっ…!! 
さて便乗する形ですが私も少し…

チラシを見て「めちゃワル講座」って…ムチャブリだなあ〜と思っていたのですが、
そういうことだったんですね^^  いろいろな教訓が得られてためになりました!
将棋が将棋だけに対局者のお名前を伏せられるのですが
「Iダニくん」とか「光より速い先生」とか…。わかりやすすぎました汗

メインの公開対局は矢内女流との対決で、しかも解説が福崎先生とは夢のような組み合わせ!!
山崎先生が先手番で飛車を振られるのも、すごく珍しいですよね!?  楽しめました〜
福崎先生の解説は、「山崎さんは動物的な勘が発達している」とか「矢内さんの将棋には泣きが入っている」とか、何か納得してしまうんですよね〜! 
「女性が5三に銀を上がると胸にブローチしているみたいに見える」そうです笑 ホントですか〜?! 名解説でした。

矢内女流と山崎先生は、対局前は
矢「全く覚えておられないようでしたが一度(山崎先生と)公開対局したことがあります」
山「将棋、指しませんか?と声をかけて完全にスルーされたことがあります」
と互いに闘志(?)をむき出しにされていましたが、対局後は
矢「すごく勉強になりました」
山「自分の全てを出して戦ったので活かしていただければ」
とさわやかに終わりました。将棋って素晴らしいですね☆

そんなお二人のすごくレアな扇子をゲットされたドクター尼子さま、おめでとうございます! たこやき懇親会でもお世話になりました^^
先生方とたこやきの皆さまのおかげで楽しい一日でした、ありがとうございました〜! また近いうちに…☆

怪童戦レポもありがとうございます。森師匠の講演聴いてみたかったです
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月25日 (木) 01時04分 No.2667
しいのみさん、ひーちゃんさん、西瓜さん、レポを読んでいただいて、ありがとうございました。
特に、しいのみさんのために、がんばりました。
我ながら、一日でよくかけたと思います。

メイン対局のインタビューの時は、扇子を購入していたので、お二人のコメントは聞けませんでした。
西瓜さん、書いていただいてありがとうございます。
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年08月25日 (木) 02時19分 No.2668
画像少しだけですが貼ります。
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年08月25日 (木) 02時22分 No.2669
講座では「西川くんの将棋も紹介したかったけど、
悪手のオンパレードで、どこ紹介したらいいのか
わからなかった」。ひどい(笑)。
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年08月25日 (木) 02時28分 No.2670
この並びだと、若手って感じは
しなくなってきましたね〜。
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月25日 (木) 19時29分 No.2671
>ドクター尼子さん
>特に、しいのみさんのために、がんばりました。
ううう…いつもありがとうございます(´;ω;`)ブワッ
週末にでもレポコーナーに持って行きますね〜

>西瓜さん
福崎先生の解説は、喩え話が面白いですよね〜
メイン対局のインタビューも爽やかな感じが伝わってきました。
ありがとうございます!

>ひーちゃんさん
写真、ありがとうございます。
女流棋士のお着物も、先生のスーツも華やかな感じで良いですね。
尼子さんの文と合体させてレポコーナーに持って行きますね〜^^
投稿者:こてくん  URL 投稿日:2011年08月26日 (金) 19時38分 No.2677
しいのみさん、皆様、こんばんはっ。こてくんです。
ひさびさに観にきましたよんっ(笑)
将棋は隠居中ですが、駒桜の将棋まつりは
イベント会場が、別の用で行く途中にありましたので、ついでに見にいきました。

で、ついでに指導対局(ぐるぐる将棋)
をして頂きました。ぐるぐるなので、
山崎先生と指す機会はあんまりないだろうなぁ〜〜〜と思っていたのですが、思ってたよりも
たくさん(6・7回くらいかなっ)回って来たので
びっくりしました。

最後、山崎先生がいつの間にか不利になって
しまった局面を見て「アレっ」って顔を
してましたが・・・・。
(指した私が一番びっくりしたのですが・・・・)
その時の顔がとってもかわいかったです。

久々に指したのに、あいかわらず昔と
変わらない若々しい山崎先生だったので、
とっても安心したこてくんなのでした。

ちょいわるモトい、めちゃワル講座(笑)の前に
別の場所に移動しないといけなかったので、
肝心の一番おいしい所は見逃しているのですが、
移動する前に、山崎先生と握手してもらったので、
むっちゃ嬉しかったです。

ほんと、山崎先生って、ファンを大切に
する先生だなぁ〜〜〜〜と改めて
感じました。

ではではっ。

PS・皆様のイベントレポートが渾身の力作ぞろいで・・・・すごいです。
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月27日 (土) 22時02分 No.2678
>こてくんさん
お久しぶりです。
ああ、懐かしいですぅ、このこてくんさんならではの文が…。

ブログも拝見させていただきました!
写真満載でナイスです。
谷川先生の「頑張りすぎないでください」扇子、素敵ですね〜

また遊びに来てくださいねっ。
ではではっ。
明日は順位戦対中田八段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月25日 (木) 19時40分 No.2673
 

関西での対局になります。

3勝1敗で迎える4回戦、良い波に乗って、
悔いの残らない将棋を指せますように☆

投稿者:西瓜  投稿日:2011年08月25日 (木) 23時49分 No.2674
順位戦も長い戦いの中盤戦の入り口、といったところですね!
前へ前へ、昇級へ向けて進めますように!

さて私も王位戦さまと同じく、終局しているのはわかっていたのですが出かけてきました!
中には順位戦の解説目当てで駆けつけた情報の早い方々も?!
内容は広瀬王位と久保二冠から振り穴と振り飛車の極意を学ぶ!という感じで、とても興味深かったです。
居飛車党の山崎先生とは指し手を選ぶ感覚がまるっきり違うようでした。

解説終了後、順位戦がんばってくださいと声を掛けさせていただいたら、
「がんばります☆」と力強く答えてくださいましたよ。落ち着いた気合いを感じました!
明日もいつも通りの力が出せますよう、応援しております〜!
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2011年08月26日 (金) 00時31分 No.2675
序盤をいい感じで勝って来ました。
この流れを大切にしたいものです。

前へ前へ前へ!
順位戦では、いい言葉ですね。

必勝〜☆
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2011年08月26日 (金) 10時17分 No.2676
対局が始まっていますが(汗)
大盤行かれた方の情報により、気合が入っているようですし
ぜひともチャリティーイベントで
おめでとうございます、と言えることを祈っています。

今期は、やはり順位戦への比重が大きくなってきますよね。
こちらも精一杯応援します!
投稿者:王位戦  投稿日:2011年08月24日 (水) 16時09分 No.2665
 

終わっちゃいましたね。
羽生さん。。。

本日の解説楽しみにしていたのに。。
何とか時間引っ張ってください。
どうせならゲスト呼んで楽しませください。

室谷さんはいないのですか。

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月24日 (水) 21時59分 No.2666
王位戦の解説に加えて、順位戦の解説もされたようですね。
これはこれで印象深い解説会になったのでは…と思います^^
投稿者:王位戦  投稿日:2011年08月25日 (木) 19時34分 No.2672
しいのみさん。お返事ありがとうございます。
結局昨日は解説会行きました。
7時過ぎから順位戦の解説を8時30分過ぎまでやっていただいて本当に得した気分でした。常連のおじ様達や、いつもより多目の女性の方も満足されたと思います。一般1200円では安いぐらいでした。
ありがとうございました。
また解説お願いします。
第10回怪童戦
投稿者:百日紅  投稿日:2011年08月22日 (月) 08時15分 No.2661
 

将棋怪童戦も10回を数え、今年は森信雄師匠をはじめ、山崎隆之七段、片上大輔六段、糸谷哲郎五段など一門勢ぞろいです。
山崎隆之七段は、小学生の女の子から声を掛けられ、握手を求められていました。
怪童戦決勝は、兵庫 広田小学校四年 森本才跳くんが広大付属中 三年をやぶって優勝し、怪童ぶりを発揮しました。

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月22日 (月) 20時22分 No.2663
>百日紅さま
毎年怪童戦のミニレポをありがとうございます。
師匠のブログにも記事がありますので、貼っておきますね。
http://morinobu27.blog.so-net.ne.jp/2011-08-22-1
竜王戦・対佐藤天六段戦
投稿者:ぶーのん  投稿日:2011年08月19日 (金) 06時26分 No.2652
 

観戦記(池田将之氏)本19日から掲載開始です。

投稿者:しいのみ  投稿日:2011年08月19日 (金) 15時42分 No.2653
ぶーのんさん
お知らせありがとうございます。
日曜まで家にいないのですが、帰ったら更新しますね(^-^)/


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