棋王戦第2局の金沢の前夜祭と大盤解説会に行ってきました。
お天気が変わりやすく、雨や雪が降る中たくさんの人が来ていました。
お写真や様子はおそらく棋王戦のブログのほうがわかりやすいと思います^^
http://kifulog.shogi.or.jp/kiou/
甲斐女流四段とのコンビは、結構ハマっていて
全く飽きない解説会となりました。
時々「甲斐さんなら、どうしますか?10秒・・・9・8・7・・」と
いかにも山崎先生らしいいじわるもあり、会場を沸かせていました。
和服の色に触れたり、細かいところも見ているな〜と思ったら
急に「郷田棋王って耳が大きいの知ってました?」と言い出し、
なんとも将棋同様の山崎ワールドが繰り広げられていました。
「次の一手」は難しい局面が多く、やっぱり先生の候補手が・・・
毎度ながら・・・すみません、私も信じていませんでした・・・。
それでも、2回目の「次の一手」ではあと4人で全員景品が貰えるということで、
先生も責任を感じたらしく交渉して下さり全員当たりとなりました。
先生のこういう気遣い嬉しいと思います。
しかし色紙を渡しながら(渡す役もやっている)
「達筆すぎて何が書いてあるか読めない」とぼそり。正直で先生らしい。
挨拶でも解説でも、協賛の企業や地元の方への気配りの言葉が多く、
こういうところがここ最近金沢に呼ばれている理由なのかな?と思いました。
立会いの橋本八段には「山崎さんは独特の例えだね。面白いよ。」と言われていました。
たくさん解説を聞いて麻痺していましたが、初めて山崎先生の解説を聞いたという友人は
とても独特で楽しいという意見でした。
お互い中学生くらいから知っているということで、ざっくばらん、
解説以外の雑談も飛び出して、橋本八段が軌道を戻す役でした。
橋本八段の「それはさておき」を何度聞いたことか。
最後は東七段と甲斐女流四段の解説でしたが、東先生の一言で
会場に残って時々参加することに。
先生・・・大忙しでしたね。
対局者が来るまでも大盤で細かく解説していました。色々抜けているところがないか、
見に来ている人がわかったかを本当に考えているのだろうと思いました。
両対局者もこんなに話してくれるの?というくらい長く感想戦を大盤でやってくれ、
気づけば渡辺竜王は一段上って、駒も持って動かし始める丁寧さ。
プロの先生だけでサクサク進んでいくので
控え室の検討を見ているような贅沢な時間でした。
対局者が帰った後も、感想戦を踏まえてさらに大盤で解説をして
お開きとなりました。
久しぶりにタイトル戦における山崎先生の解説をたっぷり堪能しました。
みなさん大満足でしたよ。
本当にお疲れ様でした。
冬の日本海。美味しいものも堪能するつもりで向かいましたが
真冬でしたね・・。寒かった。
ぜひ対局者で、とも言われておりましたので、今度はそっちで応援に来れれば嬉しいです。
もうすぐ金沢新幹線もできますしますます行きやすくなりますね。(私の地域は関係ないのですが…)