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Guest Book for T.Yamasaki & All Shogi fans!

プロ棋士山崎隆之八段を応援します
山崎先生オンリーの方も3番目くらいに応援している方もお気軽にどうぞ

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明日は竜王戦対飯島七段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年03月27日 (水) 19時43分 No.3079
 

1組5位決定戦1回戦。
負けると2組への降級が決まってしまう厳しい一番です。

過去の対戦成績は4−0と圧倒していますが、
飯島先生も並々ならぬ闘志でぶつかって来られることでしょう。
ドキドキしながら携帯中継を楽しみたいと思います。
悔いの残らない将棋を指すことが出来ますように☆

投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年03月28日 (木) 08時26分 No.3080
昨年、本戦で対局したことを思い出します。
先生にとっては、負けると降級の厳しい戦いが
続きますね。
せっかく昇級したので、踏ん張ってほしいです。
精一杯応援します。

三年ぶりの祝賀会の申込も始まりましたね。
久しぶりにお会いできる方や、初めてお会いする方も
いるかもしれません。
楽しみです〜。
投稿者:西瓜  投稿日:2013年03月28日 (木) 09時30分 No.3081
上へ上へあがればトーナメントですが、厳しい戦いでもありますね。
でもきっと気合充分の戦いが見れるのでは?と思っています。
久々の携帯中継を楽しみながら、応援いたします〜!
投稿者:南  投稿日:2013年04月02日 (火) 14時34分 No.3082
5月3日楽しみにしています。山崎先生は各棋戦で活躍していますが、森一門で最高の棋士だと思いますが、祝賀会の対象にならないのは残念です。そろそろタイトルほしいところです。師匠の森先生とは何と43年のお付き合い森先生が奨励会に入る以前からです。三年ぶりの祝賀会楽しみにしています。それでは失礼いたします。
投稿者:西瓜  投稿日:2013年04月03日 (水) 00時57分 No.3083
竜王戦勝利、おめでとうございます!
土俵際の一番でかなり斬新(らしい?)な新手を放たれ、
しかも勝利されて、素晴らしかったですね〜
たこやきノート更新もありがとうございます。
山崎先生の頭上にも桜が咲いて、嬉しい限り☆ 関西は只今、超満開です
さて皆様と同じく私も祝賀会を心待ちにしております
先生方や皆様にお会いできるのを楽しみにしております!
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年04月03日 (水) 02時07分 No.3084
南さま
ようこそおいでくださいました。
森先生と長いおつき合いでいらっしゃるのですね。
「森一門の棋士」ファンと言う人も少なくないくらい、一門の先生方は魅力的で、それは森先生の「将棋の強さだけでなく、人として魅力ある人間に」という信念があるからだと思っています。
今年は三年ぶりの祝賀会、私も本当に楽しみです。

西瓜さん
よく考えると私、山崎先生にお会いするのは、2010年のJT杯以来なんですよ!
もう緊張しちゃうわー
そんな訳で、当日は妙に照れてるしいのみを笑ってやってください☆
投稿者:南  投稿日:2013年04月03日 (水) 08時19分 No.3085
皆様は3年前に面識があるはずですが、誰が誰やらわからないのが現状、お声をかけてくださればいいのですが、今回は三年ぶりということもありまして前回以上の参加者が見込まれそうです。私は詰将棋作家の皆様とよく同席しています、これくらいしか特徴はないと思います、私も一応詰将棋作家というには言い過ぎかもしれませんが詰パラに5回入選していますが、作るより解くほうが好きというか楽なので解くほう優先しています。それでは失礼します
投稿者:西瓜  投稿日:2013年04月03日 (水) 15時16分 No.3086
しいのみさま> 照れちゃうんですか〜^ ^ もう横目で観察しちゃいます☆
南様>詰将棋作られるのですね。森先生も詰将棋作家でもいらっしゃいますものね! 見つけてご挨拶させていただければいいのですが…!
またいろいろ楽しみが増えました^ ^
私は何着て行くか悩む日々が始まっています…(←バカ)
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年04月04日 (木) 18時37分 No.3087
遅ればせながら、竜王戦1組残留おめでとうございます。

手損して、後手にばかり指させたような序盤戦術には、恐れ入りました。
しかも、飯島七段からも、戦術の有用性を認められたようで、ようございました。

某先生は、
「勝つということ(結果)は、大変なことで、勝つ棋士がすなわち強い棋士です。」
と、おっしゃいました。
だから、勝って勝って、勝ちまくって下さい!

3年ぶりの祝賀会で、山崎先生をはじめ、たこやきメイトのみなさまにお会いできるのを、楽しみにしています♪
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年04月04日 (木) 21時03分 No.3088
南さま
出来ましたら森先生に南さまのこと教えて頂いて、お声かけさせて頂きますね。
ちなみに私は、三年前花束贈呈の時にミニ祝辞を述べさせて頂いた者でございます。

西瓜さん
私も服悩み中です。
今年はあちこち行くところがあるので、洋服かナ...

ドクター尼子さん
尼子さんにお会いするのも2010年JT杯決勝以来ですね。
色々な人との再会の場でもある祝賀会まであと一ヶ月。
これでまた弾みをつけて、今年度勝って勝って勝ちまくって下さることと私も期待しています(^-^)/
投稿者:南  投稿日:2013年04月07日 (日) 21時54分 No.3089
ご返事遅くなってすみませんでした。私のことは森先生に聞くとは最善手というか、絶妙手^^ですけど室谷女流を育てたかたも南さんとか。。和歌山の南とおっしゃってくださればいいと思います。ですが私ももう今年還暦を迎えるような歳になってしまって、若かったころのイメージがないと実感しています。あれから40年綾小路じゃないけど。面影ないけど、気持ちは二十歳、森一門の先生方はみんな素晴らしいです、とくに山崎先生、それから安用寺先生、増田先生、他みんな素晴らしいです。それでは失礼します
明日は順位戦対畠山鎮七段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年03月13日 (水) 17時58分 No.3072
 

明日は関西での対局、今期の順位戦最終回ですね。
勝って気分良く来期につなげられますように...☆
中継を楽しみにしています。

投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年03月14日 (木) 09時57分 No.3073
長かった順位戦もいよいよ最終局ですね。
確実に順位を上げられていることは
素晴らしい成績だと思います。
有終の美を飾れますように。

投稿者:西瓜  投稿日:2013年03月14日 (木) 13時14分 No.3074
来期の好位置からのスタートはもう決められているとはいえ、
来期も戦う相手ですので今日もやはり負けられない戦い、ですね!!
それにしても今日が終わったらもう6月まで順位戦がないなんて、さびC〜!
ということで、悔いのないようじっくり観戦して応援したいと思います!
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年03月16日 (土) 18時37分 No.3077
順位戦の勝利おめでとうございます!
8-4と、来期に期待が持てる星の数ですね。
楽しみにしています☆

ぶーのんさん
お知らせありがとうございます!
今出先なので、帰ったら更新します〜
投稿者:西瓜  投稿日:2013年03月17日 (日) 19時40分 No.3078
順位戦の勝利、おめでとうございます! ほんとに来期が楽しみですね〜
昨日は竜王戦対佐藤七段戦が後日配信されてましたね。
結果は残念でしたが型にはまらない将棋でしたよ! やっと見れた…。
『週刊将棋』3月20日号
投稿者:ぶーのん  投稿日:2013年03月16日 (土) 15時06分 No.3076
 

・・・は“買い”ですよ。
山崎先生の文章が掲載されるようですので。

棋王戦第二局@金沢
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年02月27日 (水) 08時31分 No.3070
 

棋王戦第2局の金沢の前夜祭と大盤解説会に行ってきました。
お天気が変わりやすく、雨や雪が降る中たくさんの人が来ていました。
お写真や様子はおそらく棋王戦のブログのほうがわかりやすいと思います^^
http://kifulog.shogi.or.jp/kiou/

甲斐女流四段とのコンビは、結構ハマっていて
全く飽きない解説会となりました。
時々「甲斐さんなら、どうしますか?10秒・・・9・8・7・・」と
いかにも山崎先生らしいいじわるもあり、会場を沸かせていました。
和服の色に触れたり、細かいところも見ているな〜と思ったら
急に「郷田棋王って耳が大きいの知ってました?」と言い出し、
なんとも将棋同様の山崎ワールドが繰り広げられていました。

「次の一手」は難しい局面が多く、やっぱり先生の候補手が・・・
毎度ながら・・・すみません、私も信じていませんでした・・・。
それでも、2回目の「次の一手」ではあと4人で全員景品が貰えるということで、
先生も責任を感じたらしく交渉して下さり全員当たりとなりました。
先生のこういう気遣い嬉しいと思います。
しかし色紙を渡しながら(渡す役もやっている)
「達筆すぎて何が書いてあるか読めない」とぼそり。正直で先生らしい。

挨拶でも解説でも、協賛の企業や地元の方への気配りの言葉が多く、
こういうところがここ最近金沢に呼ばれている理由なのかな?と思いました。

立会いの橋本八段には「山崎さんは独特の例えだね。面白いよ。」と言われていました。
たくさん解説を聞いて麻痺していましたが、初めて山崎先生の解説を聞いたという友人は
とても独特で楽しいという意見でした。
お互い中学生くらいから知っているということで、ざっくばらん、
解説以外の雑談も飛び出して、橋本八段が軌道を戻す役でした。
橋本八段の「それはさておき」を何度聞いたことか。

最後は東七段と甲斐女流四段の解説でしたが、東先生の一言で
会場に残って時々参加することに。
先生・・・大忙しでしたね。

対局者が来るまでも大盤で細かく解説していました。色々抜けているところがないか、
見に来ている人がわかったかを本当に考えているのだろうと思いました。
両対局者もこんなに話してくれるの?というくらい長く感想戦を大盤でやってくれ、
気づけば渡辺竜王は一段上って、駒も持って動かし始める丁寧さ。
プロの先生だけでサクサク進んでいくので
控え室の検討を見ているような贅沢な時間でした。

対局者が帰った後も、感想戦を踏まえてさらに大盤で解説をして
お開きとなりました。
久しぶりにタイトル戦における山崎先生の解説をたっぷり堪能しました。
みなさん大満足でしたよ。
本当にお疲れ様でした。

冬の日本海。美味しいものも堪能するつもりで向かいましたが
真冬でしたね・・。寒かった。
ぜひ対局者で、とも言われておりましたので、今度はそっちで応援に来れれば嬉しいです。
もうすぐ金沢新幹線もできますしますます行きやすくなりますね。(私の地域は関係ないのですが…)

投稿者:しいのみ  投稿日:2013年02月28日 (木) 23時21分 No.3071
>ひーちゃんさん
金沢の詳細レポ、ありがとうございます!
お人柄が伝わってきます。
満足度200%の解説会でしたね。

明日も順位戦の解説会、関西将棋会館へ行かれる方は深夜の激闘と山崎ワールドを楽しんできてください♪

さて、今年は森一門祝賀会があります!
5/3です!2年空きましたので、喜びも一入ですね。
獲得賞金ランキング
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年02月18日 (月) 19時48分 No.3068
 

発表になりました。
山崎先生、10位ですね。
おめでとうございます。

JT杯の出場資格に変更がなければ、これで出場確定でしょう。
今年の楽しみが出来ました☆

投稿者:ひなひな  投稿日:2013年02月18日 (月) 23時38分 No.3069
山崎先生、おめでとうございます。

今年はベスト10までの発表なんですね?
それでも先生のお名前が確認できる、
これはファンとしては本当に喜ばしい限りです。

順位・金額よりも、こうして昨年活躍した棋士として
名前を発表される事が棋士として身が引き締まる思いなのでしょうか?
先生を応援しているだけの私ですら
「今年も応援せねば」と身が引き締まる思いになり、
何となくそう思いました(笑

JT杯!!
こちらに出場してくださる事が一番嬉しいですね。
明日は順位戦対鈴木八段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年02月13日 (水) 21時17分 No.3060
 

関西での対局になります。
来期少しでも良い位置につけられるといいナと思います。
悔いの残らない将棋を指すことが出来ますように☆
そして誕生日をぜひ白星で飾ってください!

投稿者:西瓜  投稿日:2013年02月14日 (木) 00時12分 No.3061
明日は先生のお誕生日、アーンド順位戦!!ですね
すでに順位争いになっていますが、一枚の差は実際にもそして気持ちのうえでも大きいのでは!?と思います。
来期を見据えての戦い、祝杯☆を準備して、しっかり応援したいと思います〜!
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年02月14日 (木) 08時17分 No.3062
毎年、順位をあげているので今期もぜひ
そうなるように勝ち星を積み重ねられますように。

対局の先生はあまり考えてないかもしれませんが、
やはりいい誕生日を迎えてほしいです!
ハッピーバースディ、ハッピーバレンタイン、
そして勝利となりますように。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年02月14日 (木) 16時26分 No.3063
山崎先生、お誕生日おめでとうございます。

ところで、誕生日の対局って、珍しいのではないでしょうか?
でも、こういう日には、勝つしかないでしょうね!
勝って下さい☆(はぁと)

来期に向けて、順位は大事です。
ひとつでも上で終わますように。
投稿者:カワイ  投稿日:2013年02月15日 (金) 17時28分 No.3065
コメントつなげればよかったですよね
スイマセンですm(_ _)m
昨日の順位戦
会心の勝利でしたね。
最高の誕生日でしたね。
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年02月16日 (土) 13時03分 No.3066
順位戦、先生らしい自由な指し回しでの勝利でした。
おめでとうございます。

来期の順位3位は確定となりましたが、最終戦も白星で気持ちよく終えられると良いですね。
投稿者:西瓜  投稿日:2013年02月16日 (土) 17時34分 No.3067
順位戦バースディ勝利、どちらもおめでとうございます(^O^)/
12手目まで歩を突き続ける作戦にはびっくり!? 不思議ワールド見せてくださいました☆
順位も確定のようでよい日でしたね。そして、よい一年になりますように!
投稿者:カワイ  投稿日:2013年02月14日 (木) 22時58分 No.3064
 

山崎先生
誕生日おめでとうございます。

明日は竜王戦対佐藤天彦七段戦
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年01月31日 (木) 22時30分 No.3055
 

関西での対局になります。
「竜王戦△将棋道場」での中継ですね。
私は観られないのですが、吉報を心待ちにしています。
悔いの残らない将棋を指すことが出来ますように☆

投稿者:西瓜  投稿日:2013年02月01日 (金) 00時02分 No.3056
まずは1組残留確定!をかけての戦いですね! 上に上に上がれますように!
関西に迎えうっての対局ですが、A級ラス前対局•大盤解説とかぶってますねっ。ちょっと5Fに念を送りたいと思います☆
私も竜王戦将棋道場見られませんが、きっとあると思っている携帯中継後日配信を楽しみに、応援しております〜
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年02月01日 (金) 08時28分 No.3057
いよいよ竜王戦が始まりますね。
前期の雪辱を果たしてもらいたいですが、
強豪ひしめく1組ですから、一つ一つ。
佐藤天七段とは、1−0。
悔いのない将棋が指せますように。

先週は長浜名人塾だったと思うのですが(長浜も雪でしょうか?)
ご一緒されていた香川愛生女流初段のTwitterに
お写真掲載されていましたね。
興味のある方はぜひ。女性陣の着物も素敵でしたよ!
投稿者:西瓜  投稿日:2013年02月03日 (日) 21時22分 No.3059
私からも長浜情報! 山崎先生、塾頭お疲れさまでした!
永世(←勝手に)長浜名人塾塾生より、駒姫対決のお写真を。我ながら自信のショットです☆
お二人はライバルということで、お着物の華やかさに負けない迫力ある対局姿でしたよ。勝負は香川女流が快勝! 香川女流は、可愛いのに中身が将棋少年みたいな感じ?の面白いかたで、ちょっと応援したくなってしまいました^_^

竜王戦は、残念でしたね。裏街道も強敵ぞろいですが、力強くあがってきていただきたいですね!
祝「逆転のメカニズム」発売
投稿者:ひーちゃん  投稿日:2013年01月22日 (火) 18時54分 No.3049
 

王座戦残念でした…

話題を変えますっ。
先生の本が発売になりますね!
http://book.mycom.co.jp/blog/shogi/2013/01/17/1259/

内容は私には難しいでしょうが、先生の本の発売は
嬉しいですね。

投稿者:西瓜  投稿日:2013年01月22日 (火) 20時10分 No.3051
わわっ。これは耳寄り情報をありがとうございます!
先生の実戦技が詰まった将棋本、サインの台紙にならぬよう、勉強しますよっ(理解力は自信ないですが)

ところで明日はいよいよの兄弟弟子対決ですね! 携帯中継があるのが嬉しいです!
日頃は仲良い雰囲気のお二人ですが、負けたくない相手!でもありますね。
そういえば糸谷先生のほうが逆転術が得意、なんて話されたこともありましたね。
とにかく面白い将棋になることは間違いなし!です。応援しております〜〜〜!!
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月22日 (火) 22時55分 No.3052
おお!
本が出るなら、もっと宣伝すればいいのに、山崎先生〜。
しかし、HP上では、もう『山崎八段』ってなっています。
あと9勝、早く達成して下さいね。

明日は、7連勝中の糸谷六段戦です。
弟弟子を、ギャッ!と言わせて下さい。
投稿者:ひなひな  投稿日:2013年01月23日 (水) 22時25分 No.3053
ネットで予約してましたが、まだ届いてません(涙
糸谷先生の著書も今日発売日なんですね!
いつもより応援に熱が入ります!

西瓜様も出雲来られてたんですね。
しかもニアミスとは・・・光栄です!
予定時間より早く開場していたようなので
席も早く埋まっていたのかもしれません。
私は少し早めに到着してしまって
あまりの寒さに意識も遠のきました(笑

お会いできる機会あれば是非とも
ご挨拶させていただきたいです。
こちらこそ、よろしくお願いします。
投稿者:しいのみ  投稿日:2013年01月27日 (日) 21時16分 No.3054
>ひなひなさま
初めまして。ようこそおいで下さいました。
出雲楽しまれたようで何よりです^^
これをご縁に今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

>ドクター尼子さま 西瓜さま
臨場感あふれるレポをありがとうございます☆
山崎節健在ナリ!で楽しく読ませていただきました。

>ひーちゃんさん
ひらめきシリーズは監修でしたので、著書としては初めての本になりますね。
嬉しいです。
女流名人戦
投稿者:百日紅  投稿日:2013年01月15日 (火) 08時53分 No.3033
 

第39期女流名人位戦の第1局の大盤解説会に、行ってきました。
解説は山崎隆之七段。聞き手は香川愛生女流初段。
香川初段は19歳ながら、山崎七段の突っ込みにも負けていない。
将棋は、相振り飛車の力戦型で、次の一手は山崎七段が3番目の候補手に、やっとの思いついた手が当たってしまった。
立ち会いの杉本昌隆七段が里見香奈女流名人に、練習将棋で負けた話などもあって面白かった。
一手違いで里見女流名人の勝ちになったが、最終局面は、上田初美挑戦者にも勝ちがありそうだったが、解説では、打歩詰めの禁じ手でギリギリ詰まないのでは?となっていた。

投稿者:しいのみ  投稿日:2013年01月15日 (火) 20時03分 No.3035
百日紅さま
写真付きレポありがとうございます!
大熱戦だった女流名人戦、現地解説は立ち見が出る大盛況だったようですね。

中継ブログでも大盤解説や色紙にサインする先生の姿がたくさん載っています☆
http://kifulog.shogi.or.jp/joryumeijin/391/
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月16日 (水) 00時41分 No.3036
大盤解説会の朝は、この時期の山陰らしい雨模様でした。
出かける前に、「昼前に会場に向かいます。」と、山崎先生にメールを送りました。
会場で気がついてもらえないと寂しいので(笑)
山崎先生は、天候が悪いので、客足を心配されていたようでした。
「山陰は雨が普通ですから、たくさん来ますよ。」
と送ると、”安心しました”とお返事が来ました。
「差し入れのお菓子を持って行きます。」とご連絡。
差し入れがあれば、会いに行きやすいでしょう?←下心(笑)
松江シャミネでお菓子を購入して、いざ、出雲市へ〜!
ところが、荒天のため伯備線が不通になり、特急やくもが運休になっていました。
山陰本線のすごいところは、1時間に3本しかない電車のうち2本が特急だったりします。
島根・鳥取、人口が少ないですからね。
関東や関西の人には、信じられないダイヤ編成です。
結局、各駅停車(1時間かかる)で出雲市駅へ向かいました。

タクシーに乗り換えて、会場前に着くと、20人ほどが並んでいます。
もう列が出来ていることを、山崎先生にメールしておきました。
メールを書いている間にも、列がどんどん長くなります。
止んでいた雨が降り出したのもあり、予定より早く開場になりました。
運良く、最前列に席を確保できました。
160席ほどある会場の3分の1が、もう埋まっています。

「解説会の前に、ちょっと挨拶に行きます。」
と、山崎先生から嬉しいメールが来ました。
対局場と解説会場は、いささか離れているのにわざわざ来て下さるとは。
『ホントに優しい先生やなぁ。』と惚れ直します。
会場から少し離れた所に出て、山崎先生を待ちました。
待つことしばし、遠目に、松籟亭の門から小走りに出て来られる山崎先生のお姿を発見。
人目を避けた方がいいと思い、さらに隣の建物の前まで移動しました。

まずは新年のご挨拶から。
で、差し入れを手渡ししました。
まさか、このお菓子が、中継ブログで紹介されるとは、ねぇ。
「結構な人が、来ていますね。」
会場の入り口に目をやる山崎先生。
「きっと、立ち見が出ますよ。」
「えっ、本当ですか!?」
出雲市の”香奈ちゃん”人気は、それだけすごいんです。
そこへ通りかかったおじさんが、足を止めて振り返ります。
「あっ、山崎先生ですね。」
と言いながら来て、握手を求めました。
「いやあ、山崎さんと握手をしたかったんです。」
もう、ご満悦。
「NHK杯、見てますから。」
と言って、手を振りながら、大盤解説会場へ消えていきました。
山崎先生人気も、すごいです。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月16日 (水) 01時23分 No.3037
さあ、いよいよ大盤解説会の始まりです。
大盤は、小学校の体育館のステージぐらい高い所にあります。
後ろからでも、大盤の下の部分まで見える配慮でしょう。
会場内には、既に立ち見の方々がいます。
壇上に上がった山崎先生も驚いた様子でした。
「いや、始まる前から立ち見というのは、初めてですね。
 それに、もう、会場はすごい熱気ですよ。
 あっ、これは暖房のせいですかね?」
さすがに山崎先生、笑いを取って、つかみもバッチリです。

聞き手の香川さんも、いい感じです。
成人の日なので、その話題になりました。
「誰か、成人式なんですかね?」
「あっ、私!」と香川初段。
「そうでしたか。」
「あっ、違いました。来年でした(笑)」
香川初段、天然系なのでしょうか?
かわゆい。
「19歳、若くていいですね。」
「はい、自慢です(笑)」
これには、30代の山崎先生、ガックリ・・・。
香川初段、やってくれますねぇ。

将棋は、序盤から上田女王が△14歩の趣向。
山崎先生の将棋解説と言えば、丁寧かつ分かりやすい本格派です。
「里見さんと言えば美濃囲い。
 それを組みにくくするための手ですね。」
端歩の意味から、丁寧な解説が始まります。
会場を見ながら駒を動かして、”分かっているかな?”って感じでの進行です。

相振り飛車と言えば、女流棋士の対局に多い戦形です。
居飛車党の山崎先生は、”10局も指したかな?”という程度だそうです。
「香川さんは、振り飛車党ですね。」
「はい。」
「もう、たくさん相振り飛車を指しているでしょう?」
「いえ、そんなには。」
「えっ、そうですか?」
「私、実質は2年目なので。」
そう言えば、途中で2年余り奨励会に入っていましたものね。
話が微妙に噛み合いません。
『山崎先生、困っているかも?』と思いながらも、そのずれが面白いです、香川初段。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月16日 (水) 21時52分 No.3038
里見四冠の地元ですので、山崎先生も香奈ちゃん情報は欠かせません。
「里見四冠には、二つの顔がありますね。」
「あっ、奨励会ですね。」
「二足のわらじですが、普段から棋士室で練習将棋をしています。
 私の研究会仲間の畠山鎮先生や、稲葉六段、糸谷六段などの棋士ともやっています。
 また、若手三段の強い所ともやっています。
 里見さんが強くなって、棋士の方が負けて頭を下げているのも見かけます。」
こういう情報は、会場の香奈ちゃんファンには嬉しいでしょう。
その中に、里見四冠のご家族も見えています。
「上田女王も、聞けば、男性棋士と練習をしているそうで、その点では互角でしょう。」
数少ない上田女王ファンへのエールも忘れない山崎先生です。

強い棋士は、相手が勝手にころんで負けるという話題になります。
話を聞かれた香川初段、
「(大学の)先輩に、そういう方がいます。
 不利な局面でも、自信あり気にビシッと指すと、相手が間違ってしまうんです。」
「プロ棋士でも、そういう人がいますよねぇ。」
「羽生先生とか・・・?」
「おっ、今、その名前を出しますか・・・」
自ら誘導したのか、(きっとそうでしょうが)、山崎先生お得意の自虐モードに突入です。
「羽生先生には、ずいぶんと痛い目に会っています。
 詰みを逃したこともあるし、詰めろを掛けなかったこともあります。
 この前のNHK杯も負けましたし。
 自分から転んじゃうんですよねぇ・・・。
 どうしたら勝てると思いますか?」
「いや、私に聞かないで下さい。」
ここも、おもいっきり生真面目に応える香川初段。
しっかりと会場の笑いを取っていました。

さらに、苦手の話が続きます。
「5連敗ぐらいはいいんです。1つ勝てば4連勝とかありますからね。
 でも、10連敗もすると、勝てそうな気がしなくなります。
 香川さんは、勝てないと思う人はいますか?」
「えっ?私ですか?!
 えっと、中村真梨花さんには2連敗しています。」
「他には?」
「いや、他にはちょっと。・・・」
「ほほう。他の女流棋士は弱いと?」
得たりとばかりに突っ込む山崎先生です。
山崎先生ペースになって来ました。
「いや、そうじゃなくて、連敗してないだけです。」
やはり生真面目に答える香川初段。
「強いと思うのは、中村さんだけなんでしょう?」
「いや、違います。まだまだ強い人とは当たれないので・・・。
 あっ、中井さんには1回当たって負けました。」
「本当に強いかどうか、次にやってみないと分からないと?」
「いや、そういう意味ではありません。」
山崎先生の追及に、答える生真面目さが絶妙に笑える香川初段です。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月20日 (日) 01時10分 No.3044
その後も、軽快なテンポで解説が進みます。
『そろそろ、次の一手になるかな?』
解説会の前にお会いした時に、
「色紙が25名分ありますから、是非当てて下さいね。」
と言われていました
携帯中継を覗くと、大盤は、現局面(48手△95歩)の手前まで来ていました。
舞台の袖からも、”そろそろ次の一手を”と催促されています。
△95歩に、里見さんが長考すれば、次の一手になりそうです。
ところで、古参の山崎ファンならご存知のように、次の一手を外す名人なのが山崎先生です。
どこかの大盤解説会で、200余人中正解者ゼロだったことさえあったそうです(笑)
”山崎先生の一押しにのるな!”というのが、ファンの常識(笑)だったりします。
今日は、どうしようかなぁと思いつつ、次の一手を待ちます。

ここでちょっとしたハプニングがおこりました。
山崎先生の手元の棋譜コピーには、46手までしかなかったのです。
「あっ、ここ(47手目)は、次の一手にうってつけじゃないですか!」
山崎先生の声のトーンが上がります。
「次は、▲64歩か▲55歩の二択ですよ。」
確かに、里見四冠が、当然、攻める手を選ぶと思われる局面です。
しかし、実戦は▲48金上と自陣に手を入れています。
携帯中継では、やはり攻めの手を押していた杉本七段が、「へぇ〜?!」と驚いた手です。
『いかん。また、正解者ゼロになってしまう! 何とかしないと・・・。』
幸い、舞台の下から、連盟の職員さんが、声を掛けます。
「中継を見ている人がいるんじゃないでしょうか?」
おっ、ナイス。
「見ている人、いらっしゃいますか?」
に、おもいっきり手を上げました。
「あっ、じゃあ、見ている方は内緒にして下さい。」
と山崎先生。
あくまでも、ここを次の一手にしようとします。
しかし、不公平ということで、職員さんから待った!がかかりました。
残念そうな山崎先生です。
「それで、里見さんは、どちらの手を指しましたか?」
と、香川初段に聞きました。
香川初段の後ろには、小さなパソコンのモニターがあります。
「それが・・・、違う手を指しています。」
「えっ!?」
「▲48金上と指しました。」
山崎先生、絶句・・・。
かくして、正解者ゼロは回避されたのでした。

気を取り直して、次の一手を選び直されます。
”中継を見ないように”とのお願いもあり、携帯はしまいました。
指し手がパタパタと進んでいるようです。
「先手の手を次の一手にしたいんです。」
と山崎先生。
「後手にすると、盤面が逆さまで、考えにくいですからね。」
こういうところにも、山崎先生の優しさが伺えます。
パソコンの画面を見ながら、香川初段が指し手を言います。
△44角の次の51手目が、次の一手に決まりました。
「今度こそ、▲64歩か▲55歩ですね。
 もちろん、▲95歩と取る手も、ある手です。」
他には、▲74歩という手も解説されます。
「あっ、今、分かりました。 ▲36歩があります。
 銀を取ってしまおうという、見れば見るほどいい手ですね。
 これが本線という気がして来ました。」
これらを候補手にして、山崎先生たちは、20分の休憩に入りました。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月20日 (日) 14時18分 No.3045
次の一手、今日は、山崎先生の第一感に殉じようと決めました。
▲64歩!
再開後、正解者数は29名と発表がありました。
▲36歩でした。(ガッカリ・・・)
色紙25名とスポンサーのカレンダー5本に、ちょうどいい数字です。
「▲36歩、言っておいて良かったです。」
満面に笑みの山崎先生でした。
その後、当選者に賞品が授与されていきます。
山崎七段の色紙5名となったところで、
「ふざけたような色紙になって、申し訳ありません。」
と、急に山崎先生が言い出しました。
『何をしたんだろう??』と思っていると、
「実は、落款を忘れまして・・・。
 代わりに拇印を押したんですけど、おかしなことになってしまって、すみません。」
帰宅して中継ブログで拝見すると、拇印の回りを将棋の駒形に囲み、さらににっこりと目が!(笑)
「むしろ貴重な色紙ですね。」と連盟の職員さん。
『うーん、欲しいけど、当たりようがない・・・。』
揮毫も一枚一枚違うようで、珍品が5種類、出雲の地に散らばって行きました。

ゲストで登壇された立会人の杉本七段とのトークが始まります。
立ち見が出て大盛況の会場に、杉本七段が驚いたというお話しから、里見さんの強さに話が及びます。
「杉本先生は、里見さんとは(練習将棋を)されましたか?」
「何局かやりましたけど。」
「どうでしたか?」
「強いですよ。負けたこともあります。」
「へぇ、そうなんですか。」
「またまたぁ。
 山崎さんも見ていたじゃないですか。」
「えっ、そうでしたか?」
「横から感想戦にまで割り込んできたくせに。
 山崎さんも人が悪いなぁ(笑)」
「あっ、言われてみれば、思い出しました(笑)」
山崎先生お得意の先輩いじり、出ましたぁ。
いじれる先生は、”心安くて優しい先生なんです”と言われていました。
杉本七段は、そんな方なのだとわかります。

さて、大盤解説に戻ります。
▲36歩△同銀▲同飛までは必然。
「次は、当然、△77角成ですね。」
「えっ!」と声を上げる山崎先生。
「それは気がつきませんでした。」
「気がつかないって・・・(笑)」
「いや、それが分かっていたら、次の一手に▲36歩をあげなかったですよ。」
山崎先生のあわてぶりが、会場の笑いを誘います。
しかし、”これで上田女王が盛り返した”と解説が始まると、場内がざわめき始めます。
何せ、ほぼ100%が里見ファンの出雲市ですから、一大事です。
「次に香車が手に入るので、35香の(飛車王)串刺しが厳し過ぎますね。」
「では、おとなしく、串刺しを防いで▲37歩ですか。」
「あっ、そこに歩を使うと、55香の金取りに、打つ歩がありませんよ。」
「じゃあ、歩を打てないのか・・・。」
盤面を睨む杉本、山崎両先生が危惧したとおり、ここから上田女王の猛反撃が始まります。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月20日 (日) 19時09分 No.3046
女流タイトル戦でも、最終盤には差がつくことが多いように思います。
しかし、今日の対局は、どちらが勝つのか分からないギリギリの勝負になりました。
「これは、すばらしい将棋です。」
山崎先生、指し手の予想や解説をしながら、何度も口にしていました。
ところで、手が良く見える山崎先生の解説は、ギリギリの勝負ほど真価を発揮されます。
”69手目が▲63銀ならばどうか?"
さっと読み筋を並べ、さらに手筋の説明も交えられて、聞きごたえがありました。
ここはまだ、里見四冠が優勢の判断でした。
しかし、▲56飛から、形勢は上田女王に傾きます。
78手目の△35香から後は、もはや里見玉が詰むや詰まざるやの状態です。
「うーん、難しいですねぇ。」
と、早見えの山崎先生でも、変化手順が多くて、簡単には答が見つかりません。
「詰みがあってもおかしくないところですが・・・。」
里見ファンの多い会場は、そこここでざわつきます。
「香奈ちゃん、負けたか?!」
後ろの席のアマ高段者と思しき男性の、小さな声が聞こえて来ます。
「受けるなら▲46歩しかありません。」
3筋を清算して、△39飛の局面に。
「▲47玉なら△56銀と打ちます。
 ▲同玉で銀がただのようですが、△44桂から詰み。」
流れるような詰み手順が並べられていきます。
「だから、銀は取れません。」
「▲36玉と逃げると詰むでしょうか?」
打ち歩詰めになって、きわどく詰まない変化まで出ました。
しかし、後手に詰みがなく(56に打った銀が受けに利く)、先手は受けなし。
上田女王優勢は動かないようです。
後ろの席からの「香奈ちゃん、負けた・・・。」の声に、生気はありません。
パソコン画面を見て、指し手を読みあげる香川初段が、
「▲(37)同金です。」
次に△56銀なら、里見四冠の負けになります。
「次の手は、△49飛車成りです。」
会場内に、大きなどよめき!
「あっ、これは▲48金打ちで詰みませんよ。」
山崎先生が、盤上に素早く読み筋を並べていきます。
後ろの高段者からも、「香奈ちゃん、勝ったわ!」と安堵の声が上がりました。
「いやあ、上田女王、持ち時間が少なかったから、読み切れなかったですねぇ。」
今度は、▲41角から里見四冠の詰め手順を、サラサラと並べる山崎先生。
途中、「うっかりこんなことをすると、詰まなくなりますよ。」とやって、会場を沸かせます。
もちろんうっかりしない里見四冠は、両王手をかけて、上田女王が投了です。
投稿者:ドクター尼子  投稿日:2013年01月21日 (月) 23時11分 No.3048
両対局者が、大盤解説会場へ来て下さいました。
我らが香奈ちゃんの登場に、会場は割れんばかりの拍手でした。
惜しい将棋を落とした上田女王でしたが、気持ちを切り替えて、晴れやかな笑顔で登壇です。
一方の里見四冠、最終盤まで負けだったせいか、固い表情のままです。
「序盤から工夫(端歩を突いた)されていましたが、その辺りいかがでしたか?」
と、口火を切った山崎先生でしたが、
「ええ、でも、少し悪いと思っていました。」と上田女王。
「はい。少しいいと思っていました。」と里見四冠。
序盤については、二言であっさり終了。
「あっ、そうですか・・・。」
完全にスルーされた山崎先生でした(笑)
そして、話題は、終盤の▲46歩のところへ。
「この後が難しくて。大盤では、打ち歩詰めの変化まで出たんですが、いかがでしたか?」
「ああ、まだ受けがあったんだなぁと思いました。」
正直な感想の上田女王です。
「▲46歩は、私、あと2分のところで突かれたんです。」
「それじゃあ、読み切れませんね。
 ”えっ、これはどうしたらいいでしょう?”って大盤を見て言っている間に2分経っていましたから。」
と、会場の笑いを取った山崎先生。
上田女王、ここは残念そうに見えました。時間があればねぇ・・・。

さて、短い感想戦を終え、次局以降への抱負を語った両対局者は、もう一度対局室へ戻ります。
入場した時以上に大きな拍手に送られて、おふたりが出ていきます。
そのとたん、お客様の多くが立ち上がり、そのまま、ぞろぞろと出口へ向かい始めました。
これには、山崎先生もビックリされたことでしょう。
「えっ、みなさん、もう満足ですか?!(笑)」
あり得ない光景に、壇上で苦笑いの山崎先生です。
将棋ファンと言うよりも、”香奈ちゃん”ファンが集まった地元ならではのことでしょう。
「では、これで、第39期女流名人位戦第1局の大盤解説会を終わります。」
あわてて、閉会の宣言をされた山崎先生でした。

『さて、もう少し、山崎先生とお話しできる時間があるかな?』
そう思いつつ、立ち上がって荷物をまとめていると、
「ドクター。」
と後ろから女性の声がします。
「ああっ、西瓜さんはないですか!」
ビックリしました。わざわざ関西から出雲市まで遠征でしたか。
「いやあ、来られていたんですね。」
「お久しぶりです。」
「今日こちらへ?」
「いえ、観光を兼ねて来たんです。昨日は出雲大社へ。」
と話していると、後ろから地元のTSK(フジTV系列)のニュースカメラが!
西瓜さん、取材されました。
「大盤解説会を楽しみにして来ました。」(ニッコリ)
”山崎先生を見に来ました。”とは言えませんよね(爆)

山崎先生は?と見ると、ツーショット写真を何人にもせがまれています。
優しい先生のこと、わざわざ壇上にお子様と上がって、大盤の前でも記念写真を撮っています。
終わるのを待って、ふたりでご挨拶に。
「西瓜さんを(壇上から)見つけて、驚きましたよ。」
「気がついてらっしゃんたんですか。」
西瓜さん、嬉しそうです。
三人で、しばし解説会の続きを。
山崎先生、まだ、興奮さめやらぬといったところなのでしょう。
最後に、両対局者の会場での姿に寸評を。
「上田さんは、おとなですね。
 負けても笑顔を作って、場の雰囲気を和やかにしていました。」
「里見さんは、勝負師ですね。
 勝ったから、笑顔でもいいのに、最後まで厳しい表情でした。
 優勢な将棋を負けにした自分を許せないのでしょう。」
「ふたりとも、たいしたものです。」と。
途中で、里見さんのご両親が、山崎先生に挨拶に来られました。
「里見さんの将棋への姿勢が素晴らしいので、皆、喜んで練習相手になっていますよ。」
ご両親への言葉も、さすがは山崎先生です。ご両親もさぞ喜ばれたことでしょう。

会場の椅子も片付いてしまって、
「お疲れ様でした。」
と会場の外に出たのですが、さらにそこで立ち話を。
今度は、順位戦のことなどをお聞きできました。
その日は強風で、朝から伯備線が不通になっていました。
私たち二人は、岡山に行き着けるけるかどうか、まだ、分かっていませんでした。
「無事にお帰りになられることをお祈りしています。」
最後まで優しい山崎先生でした。

(完)
投稿者:西瓜  投稿日:2013年01月22日 (火) 19時50分 No.3050
百日紅さま、ドクター尼子さま、レポどうもありがとうございました!

3連休、急に思い立って、温泉!出雲大社!大盤解説!!と叫びながら出雲に行ってきました!
楽しいことはおすそわけっということで私も少しだけ書かせて頂きます

勝負は、作戦通りにならなかったにも関わらず
とっさの構想で互角以上の勝負にした上田女王、
終盤、山崎先生も大盤前で考えぬいて当てられた里見女流名人の手が
ノータイムで指されたと聞いて「勝負師ですね」とつぶやかれていたほど、
駆け引きも見事な里見女流名人の熱戦を堪能してきました!

大盤解説トークの私的ツボは…

・癒しの棋士
羽生さんとの話のところで、
香川女流「逆(こちらが勝ってばかり)の場合はないんですか?」と質問。
山崎先生「そりゃやっぱりありますよ、ないとやっていけません!
実力は同じくらいのはずなのに、という「癒しの棋士」が…」
「癒しの棋士」…。さすがに名前はおっしゃいませんでしたが、どの先生でしょうか…?^^

・色紙
山崎先生が「悪手に悪手を重ねてしまいました」と言いながら渡された次の一手の色紙。
ちょうど斜め前の方が当選されたので見えてしまいました。
ブログにもあった通り、拇印に、駒形の囲みに、さらににっこり顔(^_^)!
揮毫は立派な字ですごくかっこいいのに、部分的にかわいすぎる色紙に…
その落差に腹筋が少し震えました!(「決してふざけた訳ではない」そうです)
たこやき本舗用に写メ撮らせてもらえばよかったです^^

・ひとり将棋
山崎先生、華やかな将棋だったのでいろいろ手が見えられるようです。
山「昔、ひとり将棋ってしませんでした? 自分で技をかけて酔いしれる、みたいな」
香「ひとり将棋。なんか、さびしいですね」。
香川女流、素直すぎて面白かったです。
でも見える手がやはり山崎先生や杉本先生より「若い」らしく、
解説でも対局者の手を当てられたりと、大活躍でした。
来期の女流名人戦はリーグ入りされているとのことですが、期待が高まりました!

対局者が来られての感想戦は、勝ったのに嬉しそうではなく、
「次も上田さんのいいところを吸収したい」とコメントした里見女流名人、
悔しい負け方をしたのに笑顔の上田女王、どちらも次への闘志が感じられました。
(上田女王、ひとつ返されましたね! ますます熱戦ですね)

将棋も素晴らしかったですが、序盤のかけひき、終盤の詰むや詰まざるやの
局面も充実した解説をされて、最後は、解説が山崎先生でよかった!
みたいなことを叫んでおられるおじさまも^^
出雲の立ち見も出るほどのお客さまも大満足のようでした。
私も、素晴らしい初☆将棋観戦をさせていただき、本当に行ってよかったです。
先生方、みなさま、どうもありがとうごさいました。

ところで
ひなひなさま、
私も、対局場から大盤解説会場へ向かわれる山崎先生を見ていたので超ニアミスでしたね!
私は「えらく早く移動されるんだなあ…」と思いながら、立ち見が出ているとはつゆ知らず、
対局場付近をぶらぶらしておりました。かろうじて座ることができましたが…汗
またどこがでお会いできればと思います、よろしくお願いします。


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