[62] 第32回 「屋島の合戦」(8月14日放送) |
- 華霞香祐 - 2005年08月15日 (月) 22時11分
嵐の中を無事に阿波勝浦に到着した義経一行の前に近藤親家が現れます。平家方とはいっても、かつて父親の命を平家に奪われた恨みを忘れられぬ親家は、義経に加勢したいと申し出ます。
味方をどんどん増やして義経達。
いよいよ屋島攻略に乗り出します。人数の少なさを平家に知られないために作戦を用い、一気に勝負に出ます。
慌てた宗盛は、帝と三種の神器を船に移させます。
二位の尼・時子は一計を宗盛の不甲斐なさに怒りながら、味方の士気を鼓舞する為に小船に扇を付けた竿を持った女房を乗せ、義経を総大将とする源氏の力量を試す作戦に出ました。
義経は弓に自信のあるものを集めますが、自信がないと言った那須の与一に全てを任せます。
小船から、じっと義経を見つめる女房は、義経の異父妹・能子でした。義経はそれを知りません。
見事、扇を打ち落とした那須の与一。 海に舞い落ちる扇は平家の運命を象徴するようでした。
戦場の義経は本領発揮というか、とてもイキイキとしています。本人がどう感じるか分かりませんか、まさに戦の申し子と言えるかも知れません。 武門に生まれた者の定めでしょうか。
そして戦につきものの別れもありました。 継信は義経を庇い、敵の矢に倒れます。主従の悲しい別れがありました。
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