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- 麦乃 秋 - 2005年05月30日 (月) 08時50分
義経はいよいよ鎌倉を離れることになりました。 この先彼を待ち受けているのは、戦ばかりではなく、政治の魑魅魍魎なのですね。 まっすぐな彼が翻弄されていくのかと思うと……。
今回は、頼朝さんの語る「新しい世」と、清盛さんの語った「新しい世」の違いに、はっとさせられました。 「武家の世を造る」ということが最終目的である頼朝に比べ、「みなが富んで戦のなくなる世」を望んだ清盛のほうが、よほど懐が広く、感銘を受けます。 理想は実現しなければ意味がない……と言われてしまえばそれまでですが。(涙)
でも、頼朝も凄いですよね。 お話のはじまる前の解説にあったように、「京に上る」ことが天下を手に入れることだという固定観念を、彼は見事に捨てたのですものね。凄い!
でも。 頼朝さん、何でもかんでも政子さんの言うとおり? そのへん、ちょっと……。 この理詰めの夫婦、見ていて疲れます。(^^;) 「理」ですべてが解決できるほど、世の中はわかりやすくはないと思うのですが。
さて、平家です。 維盛……うーん。 本当にそんなに人材がいなかったのか、平家! 配下に、一人も戦上手がいなかったの?? 富士川に続き、倶利伽羅峠の戦は、惨敗過ぎます。。
それにしても。 見事なまでに合戦シーンを省きますね。なんで? 義経が直接かかわってくるまで、お預けということなんでしょうか??
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