[41] 第19回 「兄へ物申す」(5月15日放送) |
- 華霞 香佑 - 2005年05月16日 (月) 13時42分
皆さん、こんにちは。 今回は「墨俣川の戦い」が描かれています。ここで義経の同母兄・今若(法名:円成、後に義円と改名する)が亡くなっています。残念ながら義円のことは少しも触れていません。 その代わり、源範頼が登場しています。
当時の結婚はお婿さんがせっせと奥さんの所に通っていました。その為、母の違う兄弟は滅多に会うこともありません。また、女性の身分が子供の出自を決める為、頼朝の母は義朝の正室、範頼の母は遠江国池田宿の遊女、義経の母・常盤御前は九条院の雑仕女ですから、範頼より義経の方が身分が上となります。 このふたりが平家討伐に向かうわけですが、どんな関係になっていくか、今後が楽しみです。
源行家は自分の栄達を第一に考える人で、頼朝にすがったり、義仲についたり、義経についたり、あっちこっちに腰の落ち着かない人です。この人の存在がなければ、頼朝と義経の兄弟仲ももっと違った方向になったのではないかと思います。 とても残念です。
それにしても頼朝さんの側には政子さんがいて必ず怖い顔をしています。怖いな〜(−−;) それから二位の尼・平時子さん、前回で清盛さんの遺言を偽り、 「頼朝の首級を墓前に供えるべし」と一門の前で発表した為、後白河法皇より、東国を源氏、西国を平氏が治めてはどうかと提案を受けた時、宗盛さんによって呆気なく却下されました。 その時のなんとも言いがたい表情。 さぞ驚いたことと思います。
宗盛さんは、あまりにも父・清盛が偉大すぎた為に、一門を支えるのに苦しんでいます。偉大な父親をもつのも考えものです。
話変わって「義経」さんは優しいです。 郎党を思いやって、家来思いの立派なご主人ですが、それが返って悲劇を招くようで見ていてハラハラします。
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