タイトル:星空の物語 |
ファンタジー |
元図書館勢。 気ままに書きます。
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佐々木 2017年11月24日 (金) 02時16分(155) |
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題名:0@ウェルカムトゥ。 |
「うーん、不味いな。」 「何がだ?」 「飯!!」 「おいお前失礼だろうが!!」
怒鳴った彼は立ち上がりすぐそばに立っていた料理人に向けて謝る。すると料理人は、「ふむ、やはりか…」等と言いながら奥へ去って行った。ええーこの店不味いと把握してるもの出すってどうなのー!?とか思ってる相棒を片目に、料理を食べていた彼は立ち上がりうーんと伸びをする。 見上げた空は、地球で見慣れた青空ではない。もっと濃く、蒼く、蒼空とでも表記した方がいいような不思議な空であった。美しい空だが、地球やスチルの空に慣れていた彼には少し違和感が強かった。こんな些細なところでも、ここは違う世界なんだな、と意識させられる。 彼は、考えを切り替え、料理人を叱りに行こうとする相棒に呼び掛けた。
「いこう、ノーン。この不思議な街を見て回ろうじゃないか。」
結局、料理人は叱りに行った。
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佐々木 2017年11月24日 (金) 02時35分(156) |