タイトル:Purple Hyacinth |
ノンフィクション |
エデ和の過去編です
・和君の性格や口調がおかしい ・シリアス ・二人とも小学生 ・死ネタアリ
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エーデ 2017年08月14日 (月) 16時47分(129) |
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題名:クラス替え |
ざわめく昇降口で、僕と和君はなんとかクラス替えの表示を見ていた。 三年生の時に会ってから、一度もクラスが替わっていない。五〜六年生はそのまま学年が上がっていくので、この期に同じクラスになっておきたい。 「和君!名前ありましたよ!」 張り出された紙に書かれた「エーデ・ルーデリヒ」の名前。外国の名前なのですぐに目に止まった。 名前を指さすと、相手のほうを振り向く。 「ほんとだね……今年も同じかぁ…」 嬉しそうに頬をゆるめる相手と目を合わせれば「えへへ…」なんて言って笑みを浮かべる。
この時はまだ、小学五年生の生活に闇があるなんて思っても見なかったのだ…
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エーデ 2017年08月14日 (月) 17時07分(130) |