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[359] 傭兵団 20章 
セン傭兵団 - 2006年04月03日 (月) 00時52分

セン「・・・面倒くさい、俺帰りたい」

バロン「帰れるものなら私だって・・・」

セン・バロン「ハァ〜」

大きなため息をついた後、今後どうするかを言い合った

セン「力ずくでいきたいけど、どう思う?」

シスル「どう思うってお前・・・それだけはダメだろ」

ザンバー「・・・好きな物でつる・・・とかはどうだ?」

セシル「おや〜?ザンバーは自ら犠牲になりたいんですかねぇ〜」

ザンバー「・・・は?」

セシル「ねこ耳好きって言ってたじゃないですかぁ〜」

バロン「・・・ザンバー、お前がその気なら私達に止める権利はないよ」

ザンバー「待てって、忘れてただけだし」

シスル「じゃ、早速行ってくるか、セシル、捕縛しろ」

セシル「わかりました〜」

セシルはザンバーを縄で縛ってシスルに差し出した

セシル「兄さん〜、これでいいですかぁ〜?」

ザンバー「いいですか?・・・じゃない!おい団長!お前このまま俺が犠牲になっていいってのか!?」

セン「ん〜・・・死ぬって訳じゃないし、別にいいと思うぞ?」

シスル「よし、団長も許可したことだし、早速行こう!」

ザンバー「やめてくれぇぇぇぇ!」
_____________________________________________________
セシル「ありす御嬢様〜、いらっしゃるのなら〜、少々お話しをさせていただけないでしょうか〜?」

返事が無く、時間だけが過ぎていく

セン「・・・無視?」

シスル「これだから温室育ちの御嬢様は、一般でこんな事し・・・」

ソル「ありす嬢がお呼びだ」

シスルが喋っている途中にありすの兵のソル(傭兵らしいけど)が割り込んだ

セン「あ、お話しさせていただけるのですか?」

ソル「そうらしい・・・大体用件は分かっているがな・・・」

セン「あはは・・・!のごっ!」

バロン「・・・馬鹿めが」

センは苦笑いをしながら屋敷に近づいていると、センは大きな穴に落ち、しりもちをついた

セン「・・・何これ」

ソル「・・・さぁ、俺もこんな物は知らんぞ、俺たちの中でこんな事をする奴は居ないはずだが・・・」

セン「・・・まぁいいや、とりあえず案内してくれよ」

ソル「ああ、こっちだ」
______________________________________________________
ソル「ここがありす嬢の部屋だ」

センはへぇ、といい、何も考えずドアを開いた瞬間

ありす「エルファイアー!」

セン「・・・」

部屋の中から女性の声が聞こえたかと思うと炎がセンに直撃していた、センは熱さに転げ回った後、鬼のような顔で

セン「死にてぇかクソアマ」

シスル「死にてぇかクソ団長ォォォォ!」

センの言葉に反応してシスルがセンの頭へ剣の鞘を本気でぶつけた、おかげでセンは気絶した

バロン「流石にやりすぎだね」

ザンバー「・・・というより、何時になったら縄を解いてくれるんだ」

セシル「あとちょっとですよ〜」
_____________________________________________________
シスル「俺らはセン傭兵団っつってあんたの回収を任されてんだけど」

ザンバー「回収・・・って物じゃないだろ」

シスル「つーわけで、速く家へ帰れ」

ザンバー「速っ!もうちょっと説明しようぜ!父親が心配してるとか!他多数とか!」

ありす「いやですわ」

シスル「そういうと思ってな、ただとは言わない、あんた猫耳が好きらしいな、こいつをレンタルさせてやるから帰れ」

ありす「あまり可愛くないですわね、いやですわ」

ザンバー「・・・なかなか傷ついたな・・・いいさ、俺格好いい系だもん、傭兵団2位の甘いマスクだよ・・・ていうか傭兵団内でほとんど2位だよ・・・」

シスル「・・・おい、気分が損なわれるからやめろ・・・なら何が欲しいんだよ、欲しいモンがあるならそれを言ってくれ、ただし帰るのと交換条件だけど」

ありす「そうですわね・・・倉●のCDとかジャンヌとか・・・欲しい物は色々ありますけど・・・」

ザンバー「ジャンヌって何・・・」

バロン「ジャンヌ語りが好きな人が立ち上げたサイトがあるからそこの裏ページに行け、書いてあったよ」

ありす「あ、そうだ!そこの鳥翼族の方!」

シスル「鳥翼族二人居るぞ〜」

ありす「糸目の方です」

セシル「糸目?僕のことですかぁ〜?」

ありす「そうです、こちらにいらっしゃってください」

ありすはそう言ってセシルを部屋の奥へ連れて行った
__________________________5分後_______________________
二人が部屋から出てきた、珍しくセシルが糸目ではなかった、といっても死んだ魚の目をしていた、心配になったシスルはセシルに何があったのかと尋ねた

シスル「セ・・・セシル、どうしたんだ、そんな死んだ魚のような目ぇして・・・」

セシル「・・・いえ・・・何も・・・」

シスル「・・・姫さん、あんた何やった?」

ありす「え?ただ私の・・・」

セシル「言うなぁぁぁぁぁ!」

またも珍しくセシルが開眼して叫んだ

ザンバー「・・・初めてセシルの叫び声聞いたぞ・・・」

バロン「そうだね」

シスル「・・・セシル、外出るか?」

セシル「そうしましょう・・・」

セシルとシスルが出た後、気絶していたセンが目を覚ました

セン「・・・?・・・あ〜、屋敷かぁ〜・・・って、テメェ!いきなり魔法はないぞ!何あれ!何で魔法ぶつけたの!?」

センは起きるやいなやありすに質問をぶつけた

ありす「理由ですか?ノックしなかったからですわ」

セン「ノックしなかったくらいで魔法食らわせる馬鹿が何処にいる!きっとここくらいしか居ないぞ!」

バロン「団長、落ち着こうよ・・・それで、帰っていただけるでしょうか?」

ありす「そうですわね・・・あの糸目の方を3ヶ月間お貸しいただけるのなら帰ってもよろしいですわよ?」

セン「マヂでか」

ザンバー「団長、ヂじゃなくてジだ」

セン「何故分かった、書いてたわけじゃないのに」

バロン「何故セシルで帰っていただけるのです?」

ありす「え?私の料理を顔色一つ変えずに食べましたし、何より趣味で買った服が似合ったからですわ」

ザンバー「普通の人はどうなるんだ?」

ありす「そうですわね・・・一目散に残飯入れに走っていきます」

セン「どんな料理だよ・・・」

ありす「食べてみます?」

セン「・・・俺は挑戦者だ、受けて立つ」

バロン「団長格好いいよ〜」

セン「棒読みはやめろ」

ありすは自分の部屋から野菜達の残骸を皿に盛りつけ、センへ差し出した・・・」

セン「何ですかこれ」

ありす「ポテトサラダ・・・のはず・・・ですわ」

セン「ちょっとまて・・・まずこの赤いの何」

ありす「トマトですわ」

セン「・・・この緑は・・・レタスか?・・・多分これがジャガで・・・この黒いのが・・・もういいや!」

センは2回口の中へ野菜の残骸を入れ、もちろん一目散に外へ向かった
___________________________1分後_______________________
セン「あ”〜〜〜〜〜・・・セシル凄ぇ、ほめる、絶対ほめる」

ザンバー「それで、セシルを預かってどうするんだ?」

ありす「それはもちろん、私の料理の実験台になって貰う上で、趣味で買った服のモデルになってもらいます」

バロン「生き地獄だね」

セン「・・・セシルにきいとくか・・・」
_______________________________________________________
セシル「ただいま帰りました〜」

セン「おお帰ってきたな」

ザンバー「しっかり糸目に戻っているな」

シスル「色々大変だったらしい」

セン「・・・セシル・・・折り入って頼みがある」

セシル「何ですか〜?」

セン「実はな・・・(以下省略」

セシル「・・・そうですねぇ〜、この条件を飲んでくれたらいいですよ〜」

セン「言ってみろ」

セシル「月給を15万Gから45万Gにしてください」

セン「・・・分かった・・・それで手を打とう・・・」

シスル「ちょっと待て!三倍も上がってるぞ!?しかもセシル!お前それでいいのか?」

セシル「お金のためならほとんどのことをしますよ〜」

セン「・・・そうか、お前がよく分かる奴で良かったよ・・・それでは、セシルを数ヶ月間預けます・・・」

ありす「いえ、でも、これで実家でも暇が無くて済みそうですわ」

セン「じゃ、ぱっと行く?」

ザンバー「どこかで聞いたぞ」
_______________________________________________________
作者「途中時期が長かったな」

フレイ「私達の出番は?」

作者「また今度」

ブレイク「それはないよね?H君」

作者「知らん」

カイ「私の出番は何時のなるの?」

作者「黙れオカマ」

カイ「・・・美しく散らせて差し上げましょうか?」

作者「・・・」



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