[356] 傭兵団 第19章 |
- セン傭兵団 - 2006年03月22日 (水) 14時18分
センの携帯「どしどし〜ふんどしどし〜ほどけないで〜どしどし〜ふんどしどし〜みえちゃうよ♪」
セン「はいもしもし、こちらセン傭兵団・・・はい分かりました、至急向かわせていただきます」
キルス「どうした?」
セン「エトルリアの御貴族様から依頼」
キルス「そうか、なら早速」
キルスの携帯「イカ!イカ!イカ!イカ!イカ!イカ!イカ!イカ!君の肌は〜とても白くて〜♪」
キルス「もしもし、姉貴、何か用・・・え、やだよ俺、ちょっと待てって、俺の決める権利なし?俺は・・・切りやがった」
セン「どうしたよ」
キルス「・・・実家の家事洗濯等を任された・・・」
セン「何で」
キルス「姉貴が何か用事で二日間出るらしいからな・・・全く、いい加減ルイも家事くらい出来るようになれっての」
セン「・・・確かに家事が出来ない19歳はまずいかもな・・・で、どうする?実家に行くのか?」
キルス「それしかないだろう、姉貴は一度言い出したら聞かないし、ルイにいたっては家事全く出来ないし」
キルスは数十歩進んでから
キルス「グレイは借りるから」
セン「ちょっと待てや」
センが言ったときにはもうキルスはグレイに乗って行っていた
セン「何やってくれてんのあいつ・・・」
センはとりあえず依頼を受けたので数名一緒に連れてエトルリアへ向かった ________________________到着__________________________ セン「依頼とは何でしょうか」
貴族A(面倒だった「・・・実は、娘が家出をしてな、捜してきて欲しいのだよ」
シスル「つまん・・・」
セシル「大体どの辺りにいるか分かりますか?」
シスルが何かを言いかけたが、セシルがかき消した
貴族A「ああ、ここから東にある屋敷に居るのだが・・・」
センとシスルが疑問を抱いたような顔をした、セシルはまた口を開いた
セシル「何故場所が分かっているのに私たちを雇ったのですか?」
貴族A「それがな、娘が帰りたくないとだだをこねて帰らないのだ、無理矢理帰らせてもまた家を出て行くだろうからな」
シスル「かったり〜」
セン「おい〜!す、すみません!後でしっかり・・・」
貴族A「よい、面倒なのは承知している、だが、君たちの噂は聞いているいからな、フェンネスの姫を助けたとか」
セン「は、はい、よくご存じですね」
貴族A「そのような功績の持ち主なら何かしてくれるのではないかと思ったのだが・・・引き受けてくれるか?」
セン「分かりました、頑張ってみます」 ______________________________________________________ セン「セシル、お前って口調かえられるんだな」
セシル「一応このくらいは〜言えないといけないって〜思ってますから〜」
シスル「つっても、キルスが居ない無理なんじゃねぇか?」
セン「ああ、つってもキルスは使えないからな・・・ここはセシルにキルスのポジションを任せるとするか・・・それと・・・」
センは携帯を取りだして
セン「センだ、少しザンバーとバロン貸してくれ」 _________________________数時間後________________________ ザンバー「何かあったのか?いちいちそっちから俺たちを呼ぶなんて」
バロン「これでは、いちいち1部隊と2部隊に分けた意味がないね」
バロンの嫌みを無視してセンは依頼について話した
バロン「・・・その依頼で何で僕たちが必要なんだい?」
セン「何か姫さんは・・・」
セシル「姫じゃないと思いますよ〜」
セン「いいんだよ、で、その方が猫耳+可愛い系好きらしいからザンバーを連れてきた、バロンはその他諸々、色々と役立ちそうだったから」
ザンバー「猫耳って・・・確かに俺はラグズの猫だから耳はあるが・・・俺を犠牲にする気か?」
セン「・・・さぁ!さっさと行こう!」
ザンバー「何だ今の間は!」 ___________________________屋敷________________________ 着いた瞬間セシルはメガホンを懐から取り出して
セシル「えぇ〜、ありす譲!貴方は完全に包囲されています!無駄な抵抗はやめておとなしく出てきなさい!」
ザンバー「よく漫画で見るな」
セン「でも少しちがわね?」
シスル「つーか何で名前しってんだよ」
バロン「出る前に聞いたらしいよ」
そういっていたら屋敷の最上階の窓が開き、少女が本をセシルに向かって投げた、セシルは簡単に避け、また続けた
セシル「本を投げるのは危険だと思いま〜す、ついでに・・・(中略)なので早く帰ってきて下さ〜い」
セン「・・・卒業式の来賓の方々の話より長かったぞ・・・」
そうしているうちに屋敷のドアが開き、一人の男が出てきた
ソル「おい、ありす様が五月蠅いと仰られている、早く帰れ」
セン「んなこと言われても俺だって帰るわけにいかねぇから、色々あるし」
ソルはため息をつくと指を鳴らした、そうすると、数名の人間が出てきて、どうみても武装していた
ソル「もう一度言う、帰れ」
セン「・・・帰りますか!」
バロン「うん!ここは帰ろう!」
シスル「お前らそれでいいの!?お前ら本当にそれでいいのか!?」
セン「面倒ごとになるのは嫌だ」
バロン「私は戦闘向きではないです」
センとバロンはそういって帰り道を突っ走った
シスル「ったく、腰抜けが・・・セシルだってそう思う・・・」
シスルがセシルの方を向いたとき、セシルどころかその隣にいたザンバーまで消えていた、まさかと思って振り返ると二人とも走って帰っていた
シスル「・・・残ってるの俺だけかよ・・・」
シスルもそういって帰って行った ______________________________________________________ 作者「のごふぃ」
セン「なんだよそれ」
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