[348] 傭兵団 第15章 |
- セン傭兵団 - 2006年03月11日 (土) 00時13分
セン「え〜、皆の衆、先月決めてた登山の件だが、場所は近くの山だから」
シスル「うぉい!・・・近くの山ってお前なぁ!そんなのおもしろくねぇじゃねぇか!」
セン「うっさい、とりあえずそこに行くから」
____________________________当日________________________
セン「・・・で、出発するけど・・・なんでキルスがきてないんだよ」
ネイル「なんだか昨日までに終わらせたい研究があったんだって」
セン「それで寝不足ってか?・・・馬鹿かっつの・・・」
____________________________数分後_______________________
キルス「悪い、遅れた・・・まだこれだけか?」
キルスの目の前にはセン、ネイル、フェイズ、ザンバーだけだった
セン「・・・他数名は忙しい、あるいは面倒くさいとか言ってキャンセルしやがった」
キルス「キャンセルできるなら俺もキャンセルする・・・」
セン「さぁ行こう!」
キルス「あ、そういう強攻策にでるわけな・・・」
__________________________登山開始から約10分__________________
ネイル「え〜と・・・キルスさん、大丈夫?」
キルス「これが大丈夫に見えたならどれだけ馬鹿なんだ・・・」
キルスは息切れしながらも返答した
フェイズ「・・・それにしても、寝不足になってまでしたかった研究って何ですか?」
キルス「それはトップシークレットだ」
セン「お〜い、さっさと歩け〜」
センが最後尾から声を出した
キルス「文句言うならお前が最前に行け」
セン「俺方向音痴だって事くらいしってんだろうが、なぁザンバー」
ザンバー「ここは道覚えがいい副長に最前を任せた方がいいと思うぞ?」
______________________さらに10分後_______________________ 一行は頂上に到着した、まず走り回っていたのはザンバーだった
ザンバー「ここから落ちると・・・結構下の方に転がり落ちるだろうな・・・全身打撲と擦り傷がとんでもないことになるだろうな」
セン「高所恐怖症の奴が居なくて良かったな」
ザンバー「誰のことだ?」
セン「シオンのこと」
ザンバー「・・・初めて知った」
キルス「あ〜・・・明日は筋肉痛に悩まされるな」
ネイル「結構歩いたもんね〜、本当に疲れたよ〜」
セン「言っておくけど、あと下山が残ってるぞ」
キルス「分かってる、そんなこと」
_________________________5分後________________________ キルス「さて・・・そろそろ再出発するか」
キルスが立ち上がったとき、来た道から数十名の男が現れた
キルス「・・・セン、ここに山賊なんて居たか?」
セン「この前は居なかったけど・・・多分」
山賊「・・・おい、怪我したくなかったら、お前らが持っている金品全て渡して貰・・・」
山賊が話している途中にセンが手斧をなげた
セン「怪我しないように頑張れ〜」
センはあざ笑った
山賊「・・・コケにしやがってぇ・・・野郎ども!やっちまえ!」
キルス「なんでもいいが・・・今日は俺何にも持ってないぞ」
フェイズ「すみません、僕も持ってきてません・・・」
セン「そんなこと知るかぁぁぁ!後ろに隠れとけ!ザンバー行ってこい!」
ザンバー「俺はポケ○ンか?あの二人はどうする」
セン「俺とネイルでどうにかする!さっさと突撃!」
3人が戦っている中、斬られた山賊の武器が待機中の二人の方に飛んでいった その武器はキルスの方に命中し、キルスはよろけながら下に落ちた
フェイズ「!団長!キルスさんが下に落ちました!」
セン「んだと!?ったく、めんどくせぇな!ネイル!ザンバー!後任せた!」
センはそういうとそこから下へ滑り降りていった
ザンバー「守らなきゃいけない奴が減ったと考えるか、守護役が一人減ったと考えるか・・・」
フェイズ「無事でしょうか・・・あの人達・・・」
フェイズが下を見ているとき、山賊の一人がフェイズの方へ向かっていった
ザンバー「フェイズ!後ろだ!」
ザンバーの一言で後ろをふりかえり、山賊の攻撃を避けたが、体勢を崩した、山賊は二撃目を出そうとしていた
ネイル「フェイズ!危ない!」
ネイルは叫けび、自分と共に攻撃しようとしていた山賊を下へ落とした
フェイズ「え・・・え!?・・・ザ、ザンバーさん!一人で頑張って下さい!」
フェイズはそういうと下へ滑り降りた
ザンバー「俺一人!?・・・やけくそだ!俺も降りてやる!」
ザンバーも同じように滑り降りた ______________________________________________________ 作者「腹減った」
セン「・・・空腹時に書いたのか・・・」
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