[331] 傭兵団 第10章 |
- セン傭兵団 - 2006年02月11日 (土) 00時48分
ネイル「シオンさん?入るよ?」
ギキィ
ネイル「・・・相変わらず、薄気味悪い部屋だね・・・」
フレリア「そうね・・・」
シオン「薄気味悪くて悪かったな・・・」
ネイル「あ、やっぱりここに居たんだ」
シオン「・・・そりゃ普通自分の部屋にいるだろう・・・」
ネイル「それで、シオンさん、キルスさんから借りてるって言う傭兵団の事について書いてある本見せてくれない?」
シオン「そうだな・・・貸してやってもいいけど・・・女性三人でおねだりしてくれたら貸してあげよう」
フレリア「・・・そういうのをセクハラと言うのよ!」
シオン「それじゃあ野郎も3人連れてこい」
ネイル「分かったよ・・・」
_________________________5分後________________________
セン「で、頼めばいいんだよな?」
シオン「先輩に頼まれるなんて思ってなかったな」
セン「本を貸してください」
シオン「次」
フェイズ「失礼ながら、本を貸してはいただけないでしょうか」
シオン「次」
ネイル「シオンさん、貸してくれないかな?」
シオン「うんうん、ストレートなところがいいねぇ」
セン「うわぁ・・・全然態度が違う」
フレリア「・・・本を貸してください」
シオン「うんうん、その冷たいところがまたいいねぇ」
ノヴァ「・・・私も・・・やるんですか・・・?」
ネイル「だから連れてきたんじゃない」
ノヴァ「ええ・・・と・・・本を・・・貸して・・・頂けない・・・でしょうか」
ノヴァ「うん、そのウブな感じが最高だねぇ」
ソロン「シオン♡」
シオン「お前はいい、いらない、聞きたくない、キモイ」
ソロン「まぁそういわずに・・・とっておきのおねだりをしてやるよ」
シオン「いらん!失せろ!」
ソロン「いや〜残念だな、それじゃ、本は借りていくんで」
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シスル「ポチッとな」
TV(司会)「それではスポーツです」
セン「あ、昨日のカラーズどうなった?」
シスル「今から言う」
TV「まず蒼穹ファフニールと色々カラーズです、4回までカラーズのエース仙銅が完全な投球を見せます」
セン「うん、ここまで見た」
TV「しかし、5回の攻撃中に怪我を負い、降板、登板した緑藤は、宮出、日野にそれぞれHRを打たれます」
シスル「あ〜あ」
TV「その後、ファフニールはまた二点追加し、カラーズは四番土谷がHRを打ちますが、最終的には4−1でファフニールが勝利しました・・・どうしてこうなったと思いますか?」
野球評論家(だったっけ?「それはカラーズはいい投手は揃ってるのに言い野手が全く居ないんだもん、仕方ないよ、いい選手と言ったら水桐と土谷くらいだからね」
セン「TVオフっと・・・確かにそうだな・・・何たってセカンドを外野に回すほどメンバー少ないもんな〜」
シスル「投手はいいのにな、宝の持ち腐れって奴か?」
セン「言ってやんな」
キルス「セン、依頼だ」
セン「ああ、分かった・・・コイツは・・・ガリアからか・・・それじゃあひとっ飛びするか」
シスル「セン、一応ザンバーを連れて行った方がいいんじゃねぇか?」
セン「・・・キルス、どっちがいいと思う?」
キルス「そうだな・・・ザンバー本人に聞いたらどうだ?」
セン「・・・そうするか・・・」 _____________________________________________________ ザンバー「ガリアに一緒に来てくれないかだって?いいぞ?」
セン「おおそうか、なら早速グレイに乗ってくれ」
ザンバー「ちょっと待て・・・この手紙を出してから行く」
セン「その手紙・・・おい、何で宛先がカイネギス様宛なんだ!?」
ザンバー「色々あるんだ」
___________________________ガリア_____________________
セン「カイネギス様・・・」
ザンバー「アレはジフカ様だ」
セン「すみません、間違えました・・・ジフカ様、私どもは本日以来を受けたセン傭兵団です」
ジフカ「うむ・・・それでは、早速依頼について話そう・・・最近我が国とクリミアに通じる街道があるのだが、その近くに山賊が出てきたのだ、そやつらの討伐に向かって欲しい」
セン「承知致しました」
ジフカ「城に部屋を開けている、本日の所は休んでくれ」
セン「はい」
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ザンバー「あ〜あ、ったく、全員殺気じみた目をしていたな」
セン「その殺気、ほとんどお前に向けられていたような気もするけどな」
??「・・・よくこの国に顔を見せられたものだな」
ザンバー「チッ・・・面倒な奴に会っちまったな・・・」
シスル「・・・すまんけど、今俺たちは色々と話をして居るんだ、陽がないなら話しかけないでくれる?このはん・・・」
セン「アアアァァァァ!」
シスル「・・・セン、五月蠅い・・・」
シスルがそう言いかけたとき、シスルの顔に飛び膝蹴りがヒットしていた
シスル「テメェ何すんだ!」
セン「こっちの台詞だぁぁぁ!いいか!?ここで反獣なんて言ってみろ!どうなるか分かったもんじゃねぇぞ!」
シスル「・・・わあったよ・・・」
ザンバー「で、いちいちそんなことを言いに来たのか?大層暇人なんだろうな、なぁレテ」
レテ「私を愚弄するな!」
ザンバー「はいはい、すみませんねぇ」
セン「・・・ザンバーに挑発スキルあったっけ?」
キルス「そっちか!?まずそっちに突っ込むか!?」
フェイズ「ギクシャクしてますね・・・」
ネイル「なんでだろうね」
セン「そんなこと知らないさ・・・さっさと部屋に行くぞ」
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作者「ハッハッハ、レテの口調なんてしらねぇよ、ジフカなんてもってのほかだよ」
セン「なら書くなよ」
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