[328] 傭兵団 第9章 |
- セン傭兵団 - 2006年02月06日 (月) 01時02分
セン「・・・と言うことなんだけど・・・」
シスル「・・・ま、金が入るからなぁ、俺は賛成だな」
セシル「でも〜、お姫様は戦闘ド素人だから足手まといになると思いま〜す」
キルス「・・・なにげに酷いこと言ったな」
フレリア「その辺りなら大丈夫よ、私だって槍術を習っているから、ペガサスナイトとして働けられると思うわ」
セン「つってもこの仕事であんた殺しちまったら俺らの命までやばくなってくるな・・・」
フェイズ「責任重大ですね・・・何であんな結論になってしまったのでしょうか・・・」
セン「金に釣られたんだよ、3人して・・・」
キルス・セン・フェイズ「・・・ハァァァァ〜」
シスル「・・・お、もうこんな時間か、俺らは宅配便の仕事しなけりゃぁならないんで」
セン「なに宅配便だったっけ?」
シスル「カラス宅配便だ」
キルス「そのまんまじゃん」
シスル「じゃいってくる」
セシル「行ってきま〜す」
シオン「・・・姫、一ついいですか?」
フレリア「フレリアって呼んで」
シオン「今度から呼びますよ・・・貴女、自国を出てまで庶民の生活がしたいなんて理由で本当にここに来て居るんですか?だとしたら物凄い物好きですねぇ」
ザンバー「確かに、裕福な暮らし放り出して何でここまで来る必要ある」
フレリア「それは・・・」
シオン「何ですか?」
セン「・・・シオン、そのくらいにしてやれ、んなことどうでもいいじゃん、ただ単に団員が増えただけだ」
シオン「・・・」
キルス「・・・シオン、何か気になることがあるのか・・・」
シオン「私の部屋で話します」
__________________________シオンの部屋______________________
キルス「で、何が引っかかってるんだ?」
シオン「一国の姫が城から居なくなったのなら、通常、その国は大慌てで兵士を出すはずです」
キルス「ああ、そうだな」
シオン「それなのに、一晩開けてもこの辺りは静かです、城からは五キロくらいしか離れていないのにです」
キルス「・・・王公認って事か?」
シオン「私はそう思っています」
キルス「そうか・・・俺の方で分かったことがあればお前に連絡しておく、お前も俺に連絡してくれ」
シオン「は、仰せのままに」 ______________________________________________________ ネイル「あれ?・・・キルスさん、この本ここで終わってるよ?」
キルス「ああ、その続きはシオンが持ってる」
ネイル「何で?」
キルス「無傷で補完できると言えばシオンかフェイズくらいだろうが」
ネイル「なんでフェイズ君じゃないの?」
キルス「フェイズはいちいち説明しないと受け取ってくれないからな」
ネイル「それじゃあシオンさんの所に行ってくるよ」
キルス「ああ、行ってらっしゃい」 _____________________________________________________ ネイル「それにしても・・・本当に全て書き記してるなんて・・・」
フレリア「ネ〜イ〜ル!」
フレリアがネイルを後ろから押した
ネイル「キャァ!・・・フレリア!何やってるの!?」
フレリア「ちょっとしたスキンシップだと思ってくれないかしら?」
ネイル「無理だよ・・・」
フレリア「ところで、何やってるの?」
ネイル「今この傭兵団の過去について調べてるんだけど?」
フレリア「おもしろそうね、私も混ぜくれないかしら?」
ネイル「え?いいよ?」
フレリア「それじゃあ・・・何処に行くの?」
ネイル「シオンさんの部屋だよ、といっても、あの部屋少しくらいから注意しないとね」 ______________________________________________________ 作者「ふい〜」
セン「こんな時間に書くなよ」
作者「こんな時間じゃないと書けないんだよ」
セン「あっそ」
作者「ていうかまたザンバーの存在忘れてた」
ザンバー「ああ、そうか、そこまで殺されたいか」
作者「死にたくはない」
ザンバー「だったらそんな口聞くな」
作者「すんません・・・レテと似たような口の利き方なのにそうして仲が悪いんだか・・・」
ザンバー「何か言ったか」
作者「・・・いいえ」
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