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[326] 終わらない戦い 25章
聖徳大志 - 2006年02月05日 (日) 19時41分

作者「友人サイトの方で書いてたTOS小説が終わった・・」
大天使「それをここでまた書くんだから、大変だな」
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「へぇ、ここが宮殿・・・・」

フェイズ達は、ヴァルテス達が誘ってきた銀河宮殿に
乗り込んだ。

「ここは星の輪と、例の娘が封印されてます」

「奴ら、ネイルを人質にとって封印を説く気か・・・」

天使の説明を聞き、フェイズが呟く。

「この長い通路を超えれば・・・ ほら、着きました」

天使が先に入る。フェイズ達もそれに続く。

「ようやく来たか。目的は分かっているな?」

ヴァルテスがニヤニヤ笑いながら言う。

「貴方達のような下賎に渡す物はありません。帰ってください」

天使が冷ややかな口調で言った。

「ここでなければ娘は目覚めない。どうする気ですか?」

「目覚めるまで待つ。こんな国、我らの力を持って壊滅させて
 やるのさ」

ヴァルテスが大鎌を手にした。

「フェイズさん、と言いましたか。あの外道を倒す為に、
 助勢して下さい」

相変わらず冷えた口調で天使が言う。

「言われなくても分かってるよ」

フェイズがそう言うと、他の者も武器を取り出す。
すると、センが前に出てきて、

「僕とフェイズに任せて」

と言った。

「分かったよ。お2人の力、拝見させてもらおうか」

ヴァースが言う。

「2人とも、負けないでよ。何かあったらすぐに助けるから」

と、カーディも言う。センとフェイズはヴァルテスと対峙した。
それを、ネイルが心配そうな顔で見守っている。

「行くぞ!」

フェイズが飛び出し、剣を振るう。ヴァルテスも、その攻撃を素早くガードする。

「こっちも相手してもらいたいね」

センが相手の背中を斬ろうとした瞬間、大きな体がブゥン、と
音を立てて振り返り、センを殴り飛ばした。

「ぐっ・・・」

「兄さん!」

ネイルが悲痛な叫びを上げる。

「あーあー、こっちは仮にも幹部なんだから。油断しちゃ
 駄目駄目だっつーの」

ブレストが呆れ顔で言う。

「ちょっと、貴方離しなさいよ!」

と、ネイルが突然暴れだす。ブレストも、これは予想外だった。
突然の事だったので、ブレストは抑えきれず、弾き飛ばされた。

「仮にも幹部じゃなかったの?」

「人間、油断するもの・・・・」

と言いかけた時、既にネイルの剣が額に当てられていた。

「くっ・・ やっぱりコイツは強い・・」

「ふん、偽の親の元に送ってやる」

「何?」

答えが返される前に、鎌が横に振られる。フェイズは飛んで
それを避け、反撃した。

「猪口才な!」

再び拳に力を溜め殴り飛ばそうとした時、目に入った光景に
ヴァルテスは凍りついた。
ブレストが、ネイルに逆に人質に捕られていたのだ。

「お前・・・」

「すんません・・・」

「ネイル、ナイスだ!ヴァルテス、お前はここで■ッ!」

そこに飛び込んできたセンと同時に、ヴァルテスはフェイズに
斬られ、倒れた。

「ぐ・・・ ここで、倒れるわけにはいかん・・・!」

ヴァルテスの体は透けて消えていった。

「逃げられたか、くそっ!もう少しだったのに・・・!」

フェイズが悔しがっているのを、センが慰める。

「でも、こちらには少し大きな戦利品があるよ」

「え・・・?あっ」

フェイズは、ネイルに殴られ気絶したブレストを見て、少し
笑いそうになった。

「フェイズさん。星の輪の封印を解きましょう」

「え?でも、そしたらルイスの連れが・・・」

天使は少し微笑んで、顔で横に振り、視線を導いた。

「あの・・・ ここは・・・?」

戸惑っている少女を見て、フェイズ達は驚いた。

「我々は、何者かに襲われ気絶した貴方を発見し、保護してい
 ました。貴方が目覚めたことを族長に知らせますので、
 一緒に来てください」

本当は、その『何者か』というのは天使たち本人なのだが、
案内役天使のでっち上げの話を信じ、少女は歩き出した。

「星の輪・・・ 貰っていくか」

「そうね。私達がいなくなっても、あの天使が説明してくれ
 そうだし」

ネイルとカーディが、ブレストを担いできた。

「ネイル。怪我はないか?」

「うん。逆に怪我負わせたくらいだし、大丈夫よ。ありがと」

と、ネイルは笑った。

「よーし、今度こそ地上に帰ろうぜ」

ヴァースが皆に促す。一行は、宮殿を出て、一刻も早く地上に
帰る事にした。

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                         続く



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