[325] 傭兵団 第8章 |
- セン傭兵団 - 2006年02月05日 (日) 00時42分
どこかで見たことがある女性がいた
セン「姫さん・・・何やってんすか?」
フレリア「何って?昨日言わなかったっけ?」
セン「昨日?」
フレリア「明日また会いに行くって」
セン「で、ここまで来たんですか?ご苦労様です、ではさようなら」
フレリア「え?まさか私がそれのためだけに来たと思ったの?」
セン「違うんですか?ていうか、一国の姫がそんな口調でいいんですか?」
フレリア「大丈夫、ここには父上や執事が居ないから」
セン「で、他の用件は何ですか?」
フレリア「ここで生活させて貰えない?」
セン「無理だ!マジで勘弁してくれ!ただでさえ金がねぇのに!」
フレリア「それは大丈夫」
フレリアは重そうな袋からGをセンに見せた
フレリア「私のポケットマネー、計10万、これでどう?」
セン「・・・ちょっとまっとけ・・・」
センは家の中に入っていった
__________________________15分後______________________
センがキルスとフェイズと一緒に家から出てきた
セン「激しい論争の結果、いいという結果に終わった」
フェイズ「それにしても、何故ここに住みたいと思われたのですか?」
フレリア「礼という礼もしていないし、庶民の生活に触れてみたかったのよ」
キルス「・・・庶民で悪かったな・・・」
セン「つっても、あんた王の了承は貰ったのか?」
フレリア「一方的に決めたわ」
セン「・・・一方的って・・・」
フレリア「激論で決まったのよね?私もここの一員と言うことでお願いするわ・・・くれぐれも、姫と言うことがばれないようにお願いします」
キルス「へいへい」
フェイズ「・・・団長、どうしましょうか・・・なかなか・・・」
セン「ああ、国の見方が悪かったら姫を誘拐してるようなもんだもんな・・・」
キルス「ところで・・・セン、お前俺に用事があるって言ってたな、何かあったのか?」
セン「勢い余ってネイルに向かって本気で木刀振り回しちまった、回復してやってくれ」
キルス「お前な・・・」
セン「仕方ねぇだろ・・・隙を見て攻撃してきたんだから・・・フェイズ、運んでおいてくれ」
フェイズ「・・・え?僕ですか?」
セン「そ、お前」
フェイズ「いやですよ?」
セン「団長命令だ」
フェイズ「そういうのを・・・職権乱用と言うんですよ・・・」
セン「いいから・・・露出してる服が好きだからどこ触ればいいか困ると思うが・・・頑張れ」
フェイズ「・・・はい・・・」
キルス「フェイズ、お前も大変だな、確かお前って女性苦手なんだろ?」
フェイズ「はい・・・」
キルス「といっても団長命令だ・・・刃向かえないな」
フェイズ「とりあえず・・・頑張りますよ・・・」
___________________________翌日________________________
ちゅんちゅん(雀のつもり
ネイル「・・・う・・・あれ・・・ここって・・・私の部屋でもないし・・・見たところキルスさんの部屋かな・・・?」
キルス「お、起きたか、飯出来たぞ」
ネイル「ねぇキルスさん、昨日何があったっけ?」
キルス「まぁ・・・色々あった・・・ああそれと、杖かけて回復しておいたけど、まだ無理は禁物だ、安静にな」
ネイル「うん、分かった」
ネイルが今にいった時、目の前にはフレリアの姿があった
ネイル「あれ・・・フレリア姫・・・?」
フレリア「あ、おはよう」
ネイル「おはようじゃないですよ!何でこんな所に居るんですか!?」
フレリア「私、ここの団員となったの、身分としては貴方の後輩だから、敬語は使わないでね」
ネイル「そんなこと言われても姫にそんなこと出来ませんよ!」
フレリア「でも貴方だって名将軍の娘でしょう?身分的にはそう変わりはないわよ」
ネイル「・・・変わりは大ありだよぉ・・・」
セン「まぁネイル、落ち着け、まずは飯を食ってから始めよう」
ネイル「うん・・・」
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作者「いや〜、ここどうしようか迷いました」
セン「何を迷えと言うんだ・・・」
フレリア 17歳 ペガサスナイト LV1 HP18 力4 魔力4 技5 速さ10 幸運5 守備5 魔防5
フェンネス国の姫君、水色か青か迷ったけど水色の方向でお願いします(何 姫としての素振りなどはするが、城から出て、王や執事の目から離れると素のお転婆な性格になるらしい
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