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[320] 傭兵団 第7章
セン傭兵団 - 2006年02月02日 (木) 00時04分

セン「・・・王様、フレリア姫の救出、成功致しました」

王「うむ、ご苦労。報酬の方は明日渡す、今日の所は我が城で休んでくれ」

セン「お言葉に甘えます」
_____________________________________________________

セン「にっしても、シオン、腕治ったんならさっさとこっちに来いって話だろ」

シオン「仕方ないじゃないですか!金がなかったんですよ!」

キルス「ところで・・・ネイル達を見かけないんだが・・・別室か?」

セン「ああ、セシル、フェイズ、ネイルはあっちだ」

キルス「シスルはどうした」

シオン「ここで寝てます」

セン「平民丸出しだな・・・」

その後話題が尽きて沈黙になった

セン「何か話題ない?」

キルス「・・・あっちの部屋に行く・・・とか?」

二人がそういうとノックの音が聞こえた

セン「どーぞ」

ドアを開けて入ってきたのはフレリアだった

シオン「おや姫様、何故このようなところにおいでになったのですか?」

フレリア「いえ・・・少しお礼が言いたくなりまして・・・」

シオン「彼らは仕事としてやったまでのことです、お礼をされることをしたわけでもありません」

フレリア「しかし、仕事だとしても、私を助けてくださったのは事実です」

セン「貴方のご自由に」

フレリア「それでは・・・ありがとう御座いました・・・また明日、お会いしましょう」

そういってフレリアは出て行った

キルス「あ〜・・・緊張した・・・」

セン「それにしても流石に姫だな、気品があるし、おしとやかで、ネイルとは正反対だ」

ネイル「兄さん、私が居ないと思ったら大間違いだよ」

セン「あ?・・・ネイル、なんでこっちきてんの?」

ネイル「セシルさんに追い出されたの」

キルス「何やってるんだ・・・ところでネイル、お礼は言ったか?」

ネイル「言おうと思ったんだけどね、なんだかセシルさんが途中で話を切っちゃうんだよね」

キルス「マジで何やってるんだ・・・」

__________________________フェイズの部屋_____________________

フェイズ「こう・・・ですか?」

セシル「怖いねぇ〜・・・」

フェイズ「言っておきますけど、笑うっていうのはわざわざ作るものなんですか?」

セシル「作れるようにしておいた方が便利だと思うよ〜?」

フェイズ「・・・そういえば・・・セシル君の糸目も自分で作ってるんだったよね・・・」

セシル「ポーカーフェイスは得意中の得意だよ、僕のことはどうでもいいからさっさと笑う」

フェイズ「・・・」

_____________________________センの部屋____________________

ネイル「兄さん、暇だから何かしない?」

セン「ここじゃあ剣の稽古すら出来ねぇぞ?」

ネイル「そうだよねぇ・・・」

セン「・・・シスルを無理矢理起こすか?」

ネイル「え・・・でもそれってシスルさんが可哀想・・・」

セン「少々大丈夫だって」

ネイル「ダメだよ!兄さんだって睡眠を妨げられると怒るじゃない!」

セン「・・・仕方ないな・・・」

キルス「やっぱる口論になると負けるか・・・」

シオン「ネイルさん、そろそろ戻ったらどうですか?」

ネイル「・・・うん、そうするよ・・・お邪魔しました〜」

____________________________フェイズの部屋__________________

セシル「あ、入っていいですよ〜?」

ネイル「セシルさん、いきなり追い出すって何かあったの?」

セシル「まぁ〜色々あったんだよ〜」

ネイル「あ、そうそう、フェイズ君、あのときはありがとう」

フェイズ「え?・・・あ、はい」

フェイズがそういうとセシルはフェイズの背中を強くたたいた

セシル「笑顔でどういたしましてだよ〜?(小声」

フェイズ「・・・ど・・・どういたしまして・・・」

ネイル「あれ?フェイズ君ってそんな顔できたんだね?」

フェイズ「え・・・まぁ・・・」

セシル「よくやりましたよ〜」

フェイズ「アハハ・・・」

____________________________翌日______________________

王「これが報酬だ」

セン「ありがとう御座います・・・それでは、失礼させて頂きます」

_________________________城外__________________________

セン「さて、さっさと帰るか」

センはホイッスルを吹いた

_________________________傭兵団拠点に到着____________________

セン「ふぅ、やっと帰ってこられた」

ネイル「兄さん、剣の相手してもらっていい?」

セン「ああ、いいぞ」

キルス「それじゃあ俺らは自室に戻る」

セン「ああ・・・さて、それじゃあ始めるか・・・」

ネイル「うん」

______________________________20分後___________________

セン「ネイル・・・お前な・・・いい加減あきらめたらどうだ?体に砂がとても着いてるぞ?」

ネイル「ま・・・まだ・・・一本取るまで・・・」

セン「無理言うな、お前はまだ初心者だろうが」

ネイル「でも・・・昨日フェイズ君に助けられてなかったら死んでたかもしれないから・・・このままだったら足手まといだし・・・」

セン「・・・はぁ、いいか?そう焦って強くなろうなんて思わなくていい、早まって死なれるのは俺だってごめんだ」

ネイル「でも・・・」

セン「でももない、地道に練習を続ければいつか強くなれるんだ、俺だって・・・」

ネイル「隙あり!」

ネイルは走って木刀を振り上げた

セン「ヤッベ・・・」

センはぎりぎりのところで受け止めてネイルのみぞうちにフルスイングした

ネイル「キャゥ!・・・・・・」

セン「・・・お〜い、ネイル〜、大丈夫か〜?・・・完璧に気絶してる・・・キルスに回復させて貰うか・・・」

その時、何かが空中からおりてきた

セン「ん?ペガサス?」

???「やっほ〜」

セン「あ・・・あんた!」
_______________________________________________________
作者「微妙なとこで終わらせます、またシオンが入らなくなったら困るんで」

シオン 18歳 ハルバーディア LV3 力18 魔力10 技20 速さ16 幸運10 守備20 魔防13

白髪・・・というより銀髪、グラドの兵時代はセンの部下だった、え?聖魔にハルバーディアは居ないって?
んなもんは知らん。
ちなみに、腕の骨にヒビが入って最近まで謹慎中だった



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