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[309] 終わらない戦い 続 21章
聖徳大志 - 2006年01月24日 (火) 21時18分

「セシル!お前、何でここに・・・ それより、邪魔するな!」

セシルはフェイズを無言で弾き飛ばすと、ヴァルデスに近づいた

「ようやく来たか。【セブンスファング】総統。何をしていた」

「船を使わずにここに来た。突然の召集で仕方がなかった」

フェイズは、基一行は悟った。セシルは、内通者だったのだと。

「この娘・・・我の力を発揮するには最高の器じゃ、クク・・」

「いや・・・!」

ありすが抵抗するも、魔女の魂はありすの体に----------
入っていった筈だった。魔女は、動きを止めた。

「!?どうした、早く同化しろ!」

ヴァルデスの叫びを無視し、フェイズたちの後ろに
浮遊していった。そこには、銀髪の男と深緑の髪を持った女性を
筆頭にした大群が居た。魔女は、その女性に入っていった。

「魔女を起こしてくれてありがとよ、無能な騎士の屑ども」

銀髪の男はフェイズ達の方を見て、こっちに来るよう手招きした

「お前、確か・・・ 俺たちを捕えた・・・」

「その話は後。今はこいつらを始末する」

銀髪が命令すると、兵士たちは一斉にヴァルテス達に
かかっていった。

「この人は?」

「あぁ、俺たちに協力する事を条件に魔女の魂を守るよう要請
 してきた、魔女の血を継ぐものさ」

漆黒の衣が魔女と言う印象を醸し出しているこの女性。
フェイズに少し微笑んで会釈すると、魔法で攻撃を始めた。

「そうだ・・・!」

大乱闘の隙を突いて姫を奪還しようとして走り出した。
だが、またもやセシルに止められる。

「ここで姫を奪われては、我々の計画は水泡に帰す。邪魔
 しないでもらおうか」

「そこをどけ!お前が親の仇の仲間だっていうのなら、
 容赦しない!」

フェイズは居合いでセシルを斬りつける。だが、それにも動じず
セシルも斬りかえした。

「くっ・・・ シスル、奴らの援護を!俺はこいつを・・・!」

「・・・了解!」

シスル達は一丸となってヴァルテスに攻撃した。元々数名の
兵士と幹部2名しか居ないのだ、決着がつくのは時間の問題だ。

「ふっ!はぁっ!でぁっ!」

フェイズが連携攻撃をするも、セシルは簡単に防御する。
最後の一突きを防御し切れなかったセシルは、ありすの首筋に
刃を当て、フェイズを睨む。

「きゃっ・・・」

「くそ!貴様、女を人質にとって戦うなど恥だとは
 思わないのか!」

セシルはニヤリと笑うと、手に力を溜め始めた。

「貴様は目障りだ。■」

力を解き放つと、フェイズの体に直撃し、弾けた。フェイズは、
そのまま崩れるように倒れる。

「貴方、何て事を・・・・!」

セシルとありすは一度顔を合わせている為、自分を助けた
セシルがこの様な暴挙に及んだのは信じられなかった。
最も、自分を何故助けたかなど、ありすは知らないのだが。

「ふっ。あと2人だな。劣等描写は一人残らず消してやる」

「貴方、何を言って・・・」

セシルの独り言に反論しようとしたとき、フェイズが、何かに
操られる様に立ち上がった。

「あれをまともにくらって生きているだと?馬鹿な・・・」

「ありすを助けるまでは・・・ ■ない・・・!」

フェイズは剣を構えた。それに合わせて、セシルも力を
溜め始めた。

「貴様・・・ もう一度、九■に一生を得たいのか?無鉄砲
 な奴め・・・」

「・・・■ぬのは貴様だ。」

フェイズが剣から炎を作り出した。

「地獄の烈火・・・! デスヒートサイス!」

炎を解き放つと、先程のセシルの攻撃とは比べ物にならない
程強力な力の塊が噴射された。
壁に叩きつけられ、大爆発を起こす。

「・・・・くっ。まさか、お前が・・・」

セシルが片膝をつきながら息を荒げると、その横にもう一人、
誰かが現れた。その姿に、ヴァルデスとブレストは頭を下げた。

「凶狼隊と残りの犬どもが頑張っておるか。」

「誰だ、お前は!」

シスルが最後の一人の兵士にとどめを刺しながら言う。

「我が名はディル・ヴァーナ。刃牙騎士団総長だ。ヴァルデス。
 どうなっている?」

「はっ・・・ 今、魔女の魂を取り返す為、奴らと交戦中
 でした・・・」

ディルは溜息をついた。

「我の力は必要か?」

「いえ・・・ 我々だけで事を対処しますが故・・・」

「どう見ても劣勢だろうが!余計な事を喋らすでない」

ヴァルデスが畏怖しながら頭を下げる。

「お前は・・・ フェイズか?ふん。お前は我々にとって
 最大の邪魔なのだよ。消えてもらう」

フェイズの目が赤く光ると、近づいてきたディルを斬りつけた。

「むぅ!その反応は・・・」

ディルがうろたえる。

「良いぞ!よし、皆集まるんだ、早く!」

銀髪が兵士とシスル達を集めると、転移魔法で逃げていった。

「ディル様!大丈夫ですか?まずいです、逃げられました」

ブレストが近づく。

「ふん・・・。小ざかしい奴らの対処法を練る。退くぞ」

「はっ」

兵士の■骸を残しつつ、ヴァルデス達も消えていった。

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                        続く



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