[306] 傭兵団 第4章 |
- セン傭兵団 - 2006年01月22日 (日) 01時19分
セン一行はエイリークのすすめあって医務室へ行った
セン「で・・・医務室に入ったけど・・・こっからどうする?普通にやると完璧に顔が知られるぞ?」
シスル「どうするんだよ、いっとくけど俺知らんぞ」
フェイズ「大丈夫です、仲間・・・と言えるかどうかはわかりませんが・・・を連れてきました、時が経てば攻撃してくるでしょう」
セン「じゃあ聞くが、どうしていちいち城に入ったんだ?一気に攻め込めばいいだろ」
フェイズ「あなた達はただのしがない傭兵です、あまり迷惑を与えたくないので、あなた方は城の内部で彼らを全滅させない程度に応戦してください」
シスル「そうやってこっちも被害者だ・・・って事か?」
フェイズ「そうです、問題は彼らであの王族を倒せられるかどうかという事ですが・・・」
セン「そのときはそのときだ、王族を支援した傭兵って事で名をあげるだろ・・・まぁ、雇い主には悪いが・・・」
フェイズ「僕は病人という設定にしてありますので外に出て戦えませんが・・・大丈夫ですよね?」
シスル「当然」
フェイズ「では、頼みましたよ・・・間違えても王族を助けるのではなく、王族の信頼を得ながら殺害するのがこの作戦なのですから」
_______________________________庭______________________
フォルデ「・・・?なんだありゃ・・・」
カイル「フォルデ!こんなところで寝ていたのか!速く戦闘準備をせんか!」
フォルデ「一体何があったんだ?」
カイル「武装集団がこの城を攻めてきたのだ!」」
フォルデ「あ〜あ、折角人が気持ちよく寝てたのにな〜」
エフラム「速く準備をしろ!城に入れるな!」
セン「お〜、やってますね、エフラム王」
エフラム「?お前は・・・」
セン「旅の者で先ほどここに到着しまして・・・王女から話を聞いていませんか?」
エフラム「ああ、お前がそうか」
セン「で、ここで仲間を休ませて貰ったので、ここは一緒に戦いたいと思いましてね」
エフラム「そうか、それは助かる、なら頼んだぞ」
エイリーク「兄上!来ました!」
エフラム「エキリーク!お前は玉座を守っていてくれ。」
エイリーク「・・・はい、では兄上お気を付けて」
エフラム「ああ」 _______________________________________________________ セン「それにしても数だけは多い・・・ったく、一体どんな勢力だよこれは・・・」
フォルデ「それにしても、これだけ居ると面倒ですね、エフラム様」
エフラム「ああ、増援が来なければいいが・・・」
フランツ「エフラム様!・・・やっと着いた・・・!」
エフラム「フランツ、来てくれたか、頼むぞ」
フランツ「はい!」
セン「ルネスの名だたる将が来たな、これはもう無理だな・・・そういえばアメリアの奴もルネスに来たんだったっけ・・・?」
シスル「おい、このままじゃ全滅させかねんぞ?」
セン「そうだな・・・諦めよう」
シスル「引き際が早いな・・・」
セン「ああ、やっぱり名君を殺す勇気は俺にはない」 ________________________________________________________ エフラム「何!?それは本当か!?」
カイル「はい!」
エフラム「くそ!」
シスル「どうかしましたかい?」
エフラム「敵が城内に侵入したらしい」
セン「シスル!城内に入った敵を殲滅させろ!」
シスル「ったく、面倒なことばっかり言いやがるな・・・ま、今回ばかりは許してやるか」
エフラム「・・・何だあれは・・・」
セン「・・・まぁ、気にしないでください」 (そういえばマギ・ヴァル大陸にはラグズがいなかったっけ・・・) ______________________________城内______________________
フェイズ「さて・・・戦況はどうなっていますか・・・」
フェイズは玉座の間(どこだよ)に到着し、そこではエイリーク一人が5人程度と戦いを繰り広げていた
エイリーク「くっ・・・」
______________________________________________________ 作者「説明しよう!実際今回の聖魔はエイリークを5レベルしかあげていないから弱いのだ!」
キルス「マジでかぁぁぁぁ!?何で!?」
作者「思った以上にHPと守備と魔防、あまつさえ素早さすら上がらなかった」
キルス「・・・」 ______________________________________________________ フェイズ「・・・もうそろそろこの任務も終わりそうですね・・・それにしても、どうも不憫に見えてきますね・・・何回斬られても玉座を死守するなんて・・・」
沈黙の後、フェイズがつぶやいた
フェイズ「すみません、父さん・・・やはり私は賢く生きられません」
敵がが斧を振りかぶった、その時その敵兵の体を一つの矢が貫いた
フェイズ「王女様、貴女って本当に人が良すぎますよ、自分の兄の城を守るためだけに傷だらけになってしまって」
エイリーク「・・・」
フェイズ「まぁ、休んでおいてください、後は僕がやりますから」
____________________________撃破________________________
シスル「フェイズすまん!城の中が結構複雑でな!・・・?お前・・・」
フェイズ「・・・すみません」
____________________________後日________________________ セン「いや、お世話になりました」
エフラム「いや、こちらからも礼を言おう、それにしても、ゼトが遠征してるときに敵襲なんて不運だな」
エイリーク「フェイズ・・・と仰いましたか?」
フェイズ「・・・なんでしょうか?」
エイリーク「ありがとう御座います」
フェイズ「・・・どういたしまして・・・」
シスル「さぁて、さっさと帰ろうぜ」
フェイズ「それのことなんですけど・・・これ失敗してしまったら退団・・・と言うことになっていますので・・・」
セン「お、そりゃぁ丁度いいな」
フェイズ「・・・何がですか?」
セン「現在団員募集してんだよ、入団してくれると嬉しいが」
フェイズ「稼ぎ手がないのでもちろんOKですよ」
セン「よし、じゃぁよろしくな」 _______________________________________________________ 作者「なかなか長いな・・・」
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