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[302] 終わらない戦い 19章
聖徳大志 - 2006年01月19日 (木) 23時58分

作者「前置きこれから飛ばします」
大天使「だな・・・」
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フェイズ達が帝国で契約をしてる頃、ある男たちが
ルヴァト王都に来た。

「兄さんに頼ってみるしか手は無いか・・・」

「確か、騎士団長をしているんですよね。」

「そうだよ。いくら僕でも、許可無しで城には
 入れないかな・・」

この男達-------
センとカーディは、王城に向かって歩き出した。

「はぁ!?極秘任務で不在中?」

「シィーーッ・・・」

城には入れたものの、副団長からの報告に愕然していた。

「おまけに指名手配犯を逃亡させた罪で追われてもいるんです。
 上層部の間で団長保護派と処罰派で対立ができてしまって」

「兄さん・・・」

はぁ・・・と、センが沈んだ表情をした。

「我々騎士団はシスル殿のやり方は間違ってないと思って
 います。姫を捜索するためにきっと何か・・・」

と、言いかけて、ハッとして口をふさいだ。

「姫が何だって?まさか、ここに居ないのですか?」

カーディが言う。

「実は・・・ 国王の誕生会の夜、何者かに誘拐されていらい、
 ずっと・・。偶然居合わせたフェイズという少年と共に
 シスル殿は捜索に行きました」

2人は顔を見合わせた。

「じゃあ、フェイズと兄さんは一緒にいるんですね?」

「そうです。今どの辺に居るかは当然知りませんが・・・。
 もうすぐ、分かるでしょう」

「何故?」

カーディの問いに、副団長は周りを見回して細々と言った。

「実は、大臣が腕利きの密偵を放ったんです。20歳にして
 剣の腕は一流、性格はかなり捻くれていますが、かなり
 強い女です」

「ほう・・・。捜査と言う大義名分をかざして兄さんを
 殺そうとでも?」

副団長は静かに頷いた。

「大臣は処罰派です。間違いないでしょう」

「こうなったら、その密偵より先に兄さんを探さないと」

「でも、どうやって?」

カーディがセンに聞く。

「地道が近道さ。副団長さん、有難う。僕たちは今すぐ
 行かせて貰うよ」

「そうですか。シスル殿を宜しくお願いします」

その言葉を聴くと、セン達は走って城を出た。その頃・・・。

「・・・貴方は、誰ですか?」

帝国海岸沿いの洞窟。フェイズが、契約を試みていた。

「俺はフェイズ。えー・・・っと、あんたと契約したい」

「私はアルアと申します。じゃあ、契約しましょうか」

フェイズは剣を抜いた。すると、アルアは意外そうな顔を
した。

「どうしたのです?」

「どうしたって・・・ 戦わないのか?」

「他の魔族はどうか知りませんが・・・。少なくとも私は
 契約を望む者とは戦いません」

フフ、と上品に笑いながらアルアは言った。

「そうか。なら良かった。女を斬ると思うと少々心苦しかった」

フェイズはそう言って剣をしまった。そして、呆気なく
契約は完了した。

「よし、終わりだ。さっさとこんな場所から出て国に・・」

フェイズが言いかけると、入り口から誰かが駆け込んできた。

「見つけた、シスル。ここで仲間もろとも■っ!」

「ちっ、国の追っ手か!」

シスルが言って剣を抜く。だが、フェイズが前に出た。

「少しはカッコつけさせろよ?それに、戦うつもりだったのに
 不戦勝と来たもんだ、やりきれねぇよ」

「・・・・分かった。だが、無理はするな。そいつは強い」

シスルが注意する。

「かかってこい。女は女でも、無鉄砲で馬鹿で不細工な奴には
 負けない」

「い、言ったな!貴様っ、真っ先に地獄へ送ってやる!」

女とフェイズは剣を交えた。
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                          続く



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