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[288] 終わらない戦い 15章
聖徳大使 - 2006年01月13日 (金) 00時10分

作者「はぁ〜アビスやりてぇなぁ〜」
大天使「うわ・・ なんか爺臭い・・・」
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「はぁ?次は船旅ぃ?」

セシルが愚痴った。祠で第一の魔族と契約を済ませた一行は
次の目的地について聞いていた。

「そうだ。海岸線に出て帝国へ向かう」

「頭を使え。我々の敵は帝国の戦闘部隊・・・ 刃牙騎士団
 なんだぞ」

シスルが少々怒りながら言う。

「へぇ、そんな名前の連中だったんだ」

フェイズが感心したように言った。

「これは俺の調べで分かった事だが・・。奴らは、騎士団なんて 名前は表の顔。裏で大陸制圧を狙い暗躍していると聞く。」

「なるほど。では、姫の誘拐はその目的に反していないこと
 なんだな。ますます奴らの目的が分からなくなってきた」

セシルが言う。それは、皆同じだった。

「結構大規模な部隊らしいからな。本格的に敵に回すと戦争
 に発展する可能性もある。それだけは避けたい」

シスルが言うと、シオンが頷きながら言い出した。

「フェイズから聞いた話だが、帝国に潜入する目的もあったの
 ではないか?」

「敵の正体が分かった以上、それは断念する」

と、キッパリ切り捨てた。

「さて、積もる話は後にしましょう。今は海岸線に出て船を
 探すんでしょう?」

「そうだな。・・・商業目的以外の船が出てるとは思えんが」

ネイルとフェイズが言うと、全員歩き出した。
その夜、海岸線に出ることはできたが、船を出してもらえる
所が見つからないので夜営をすることになった。

「んー・・・?ネイルの奴、寝ないで何やってんだ・・・」

波打ち際で剣を振るうネイルの姿があった。気になった
フェイズは近づいていった。

「おい。寝ろよ、朝早いんだから」

「あ、フェイズ。ごめん、起こしちゃった?」

ネイルは剣を鞘に仕舞った。

「そうじゃなくて・・・ 何やってんだ?」

「私、兄さんに教えられた剣の特訓してるの。まだ実戦も
 した事無いから・・・」

フェイズは、今更になってネイルが戦闘に参加してない事に
気づいた。

「うーん、幸い基礎は固まってるみたいだし・・・。そうだ。
 俺を師匠の代わりにするのはどうだ?」

フェイズの言葉に、ネイルは驚いた。

「貴方が?大丈夫なの・・・?」

「当たり前だ。師匠から見れば俺は未熟だ。だけど、君が
 このままロクに剣を振れないで敵にやられる事を考えたら
 師匠に顔見せできない」

ネイルはしばらく考えると、言い出した。

「分かったわ。じゃあ、毎晩稽古してくれる?」

「あ、あぁ。良いぜ。木刀ならその辺の木で調達してくる。
 待っててくれ」

寝るのが遅くなって睡眠時間が取れなくなることに少々嫌な
気分になったが、自分で言い出したことなので、木刀を
作りに行くことにした。

「さてと・・・ ん?」

木から誰かが飛び降りてきたので、即座に回避する。

「誰だ!」

「我は貴様たちの暗殺を命じられたもの・・・ 覚悟せよ!」

やってきた刺客を撃退するため、フェイズは剣を抜いた。
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                         続く

 



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