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[274] 終わらない戦い 12章
聖徳大使 - 2006年01月05日 (木) 20時07分

作者「新年明けましておめでとうございます」
大天使「遅いよ」
作者「しょうがないだろ。今年最初の投稿なんだし」
大天使「ま、そんな訳でスタート!」
-----------------------------------------------------------

「じゃあ、これからは魔族と契約する旅だな」

セシルが言った。王国のお尋ね者になってしまった一行は、
人目を避けつつ旅をしていた。

「ここからだと・・・ 森の奥にある祠がそうだったハズだ」

シオンが言った。すると、前に騎士が現れた。

「聞きましたよ、シスル殿。我々は先にその祠とやらに
 向かわせてもらいます」

騎士が背を向けて逃げようとした瞬間、セシルが背中を一突き
して倒した。

「口封じをしないと後先まずい事になる。追っ手がもう来ている
 から急ごう」

「そうだな。」

シオンを前に、一行は足を速めた。しばらく歩くと、木造の
不気味な建物が姿を現した。

「まさか・・・ここか・・・?」

フェイズが恐る恐る聞いた。

「そうだ。さ、入るぞ」

シオンに続いて皆入っていく。フェイズは呆然としていた。

「マジかよ・・・」

中に入ってみると、外見からは想像もつかないほどメチャクチャ
になっていた。壁には大穴が開いて、柱はひび割れ、床は
崩れて歩けない部分もある。

「おいおい、これじゃあ魔族の居る場所に辿り着けない
 じゃないか?祠と聞いたから神聖な場所かと思ったが、
 諦めた方が良いと思うのだけど・・・」

フェイズが呆れ顔で言った。

「早い内に契約しておかないとまずいわ。3人分の契約を
 済ませなくてはいけないのだから、弱音は
 吐いてられないわよ」

ネイルが言うと、他の3人もうなずいた。

「とりあえず、最上階を目指そう。階段が崩れてなければ
 いいのだが・・・」

シスルが先行して歩き出した。その横にシオンも。
途中、魔物が邪魔してきたが、床のせいで苦戦しながらも勝ち、
階段をどんどん上っていくと、最上階に辿り着いた。

「しんどかった・・・」

フェイズが壁にもたれて言う。ここは、下の階層とは
見違えるほど綺麗に整った場所だった。

「見ろ!奥の棺が・・・・」

セシルが指差す所にあった棺がガタン、と音を立てて開き、
中から2足歩行をする獣人が現れた。

「誰だ、お前たちは。・・・その者は魔族を宿して
 いるようだが・・・。」

獣人がしゃべり、シオンを見ている。

「あんたの名前は?」

シオンが聞く。

「我が名はゼルビス。お前たちは我と契約したいようだな」

「そうだ。あんたの力を貸してほしい」

フェイズが言うと、ゼルビスは剣を抜いた。

「何をするんだ?」

「決まってる。戦うのだ。我らもただで人間に従う訳ではない」

その言葉で、全員が武器を構えた。すると、ゼルビスはフッと
笑った。

「我と契約したいものだけで戦うのが道理だ。それが嫌なら
 立ち去れ」

皆はシオンの方を睨む。

「ま、待て・・。俺の時は一人だったから知らなかったんだ」

「まぁいい。では、俺が行こう」

シスルが前に出た。

「お前がやるのか。では、死なない程度に痛めつけてやろう」

「その言葉、そっくり返す」

二人が向き合うと、ガキィィンという金属音とともに戦いが
始まった。
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作者「後書きで言うことがないんだよね」
大天使「別に無理しなくても・・・。では、続きをお楽しみに」

                       続く



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