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[250] 終わらない戦い 6章
聖徳大志 - 2005年12月18日 (日) 23時51分

作者「更新速度は何時になっても変わらず」
大天使「結構無理してるよね、俺ら」
作者「お前は何もしとらん」
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「さてと・・・脱走してから何時間経ったんだろ・・・」

フェイズは、牢屋から脱走した後、巡回している兵に
見つからないように出口を探していた。

「腹も減ってきたし・・・ 夜明けも近いかな」

空が見える場所が無いのが意外と辛い。暗く寒い通路を通って
いると、明かりが漏れる部屋が見えた。

「何だろう?」

そっと開けてみると、平凡な部屋だった。植物に本棚、椅子と
机。連想させるのは・・・ ボスの部屋だろうか。今は誰も
居ないようなので、入ってみる事にした。

「お、俺の武器。こっちはシスル達の武器だな。」

自分の剣を取り返したことで油断しているのか、後ろに男が
いる事に気付かなかった。というか、反応が遅れた。

「あ」

「貴様!脱走していたのだな。・・・貴様の処刑などの命令は
 受けていないが、またおとなしく牢屋に入るわけでも
 なさそうだからな・・・」

平原にいた、リーダー格の男である。

「戦うのか」

「察しがついたか。武器を取れ!」

「もう取ってる!」

屁理屈を言った後、フェイズは飛び退き、構えた。

「フ・・・ 虐待は嫌いだがな」

男は手をかざすと、空中に剣を作り出した。

「何・・・」

「俺は風を自在に操る事ができるんだ。これも、風で作られた
 剣なんだ」

フェイズは、王都での出来事を思い出した。男が突然風に
包まれ、落下した。そして、一緒に姫も落ちた。これは、
この男の仕業かもしれない。だが・・・

「説明はもういい。行くぞ」

男は剣を地面に突き立てると、強風を起こした。

「な・・・」

「動けないだろう。これは動きを封印させる風だ。唯一・・・
 弱点は・・・」

言ってる途中に、飛ばされた本が男の頭に直撃した。

「俺も動けないのだ」

「馬鹿じゃないのか」

「まぁいい。だが、こんな事もできるんだぜ」

風向きが変わり、男にとってに向かい風になった。

「さぁ、こっちに来い。切り刻んでやる」

「く・・・」

飛ばされそうになるフェイズは、渾身の力で手裏剣を取り出し、
3枚ほど男に投げつけた。男が片膝をつくと、風がやんだ。

「・・・飛び道具まで使うのか。想定外だ」

「これでも盗賊なんでね。近距離、遠距離の戦いには
 慣れてるんだ」

フェイズが勝ち誇って剣をしまう。使わなかったが。
すると、シスルとセシルが部屋に入ってきた。

「フェイズ。今の騒ぎで兵士達が起き始めてる。急げ!」

「・・・あぁ、分かった」

男は動けそうにないので、放って置いた。そして、3人は
脱出口を目指した・・・
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作者「もう色んな伏線張り巡らせてます」
大天使「大げさな」
                        続く



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