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[238] 10人の魔道師 第30章
セン傭兵団 - 2005年12月02日 (金) 00時11分

尾古「さ〜て・・・やっと俺の番か〜待ちくたびれたぞ」

マグ「・・・師匠・・・初めても宜しいですか・・・」

ヒツイ「ああ、始めてくれ」

マグ「・・・地に伏せ・・・グラビティ」

マグが魔法を発動し、尾古が地面にへばり付いていた

尾古「うぐっ!・・・な・・・んだ・・・これは〜!!!」

マグ「敵に教える義務はない・・・」

尾古「ヌグ〜!! 大波よ!ビッグウェーブ!」

マグ「・・・フッ・・・」

マグは嘲笑した後ジャンプをした・・・常人ではすぐに着地するのだが、マグは落下速度が極端に遅かった

紫道「何であの人浮いてんの!?」

柳「・・・さぁ・・・」

ありす「何ででしょうね?」

尾古「オーイ!卑怯じゃねぇか〜!?」

マグ「これも魔法の一種だ、卑怯でもなんでもない」

尾古「あんのヤロー・・・水柱!アクアプレッシャー!」

マグ「!」

マグの上から大量の水が落ちてきた

尾古「ふぅ・・・直撃だったな・・・」

そういった瞬間マグが尾古の背後に現れた

マグ「言っておくが、俺にそんなもんは無意味だ」

尾古「な・・・!」

マグ「終わりだ・・・動くとまた魔道師としての力が発揮できる補償はないぞ」

尾古「・・・しらねぇな・・・俺は強くなるためにきてんだよ!」

マグ「なら終わりだ・・・」

殴りかかってきた尾古に対してマグは紙一重で避け、顔面を殴った

マグ「・・・何!?」

殴られた尾古は、水になった

尾古「さっき紫道の戦い見ててさ、俺もやってみたんだよ・・・見事に引っかかるもんだな」

マグ「チッ・・・身代わりか・・・ならば!」

マグはかなりの速さで尾古に近付き、殴った

尾古「外れだ・・・本物は何処にいるのかな〜?」

マグ「小賢しい!逆らえぬ万物の力よ・・・グラビティホール!」

紫道「オグゥ!・・・・ね・・・ねぇ・・・これって僕らも被害被ってるよね・・・」

輝城「・・・ちょっと・・・傷口が・・・開いてる・・・」

尾古「グオッ!・・・このヤロー・・・ここ全体を対象にやりやがった・・・」

マグ「・・・こうでもしないとあたらんだろう・・・」

尾古「といっても・・・どう見ても息切れしてるよな?」

マグ「・・・何のことだ」

尾古「分かってるぜ?お前の属性、お前の属性は重だ、自分に懸かる重力を減らして俺の攻撃を避けててたんだろ?」

マグ「・・・」

尾古「といっても、さっきから使いっぱなしだ、いい加減息切れしてる頃だろ。まぁ、最初から本気を出せば臓器をつぶすことだって出来るんだろうがな」

マグ「よく分かっているな・・・」

尾古「まぁな、とあるド素人に負けてから色々と書物を調べてたら重のことも描かれてあったんでな」

マグ「・・・実際俺の魔力は今0に近い状態だ、こんなもんで勝てるわけもない・・・降参する、お前の勝ちだ」

尾古○ー×マグ

_______________________________________________________
セン「やっとこのパート終わった」



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