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[233] 最後の戦い 「終章 その3」
大志 - 2005年11月27日 (日) 22時45分

作者「前みたいな勢いがまた出てきた・・・」
大天使「最後なんだし、パパっと終わらせろよ」
作者「了解」
-----------------------------------------------------------

「こちらから行かせてもらう」

「させるか!」

大天使が飛び掛っていくと、大天使の足元に魔方陣が出てきて、
そこからでてきた光に大天使は飛ばされた。

「ぉッ!?」

「簡単には近付かせない。・・・地獄の魔の手よ!
 ヘルディメンション!」

今度はシュンの横に黒い球体が現れ、その中に吸い込まれて
しまった。

「シュン!」

「安心しろ。死ぬわけじゃない。少し動きを封じさせて
 もらったよ」

すると、また詠唱を始めた。

「今度は何をするつもりなんだ!」

「いい加減黒翼を見せて貰えるか?邪心の魂の表れだと言う・・」

アルタイルは杖を持っていない左手に雷の球体を作り出した。
どうやら、脅しらしい。大天使も、本腰を入れなくては
ならないため、翼を出した。

「やはり本物だな。・・・魔族より強い邪気を感じるぞ。
 その魂は解放出来るのか?」

「出切る訳無いだろう。解放したら・・・恐らく、邪神そのもの
 が現れる。仮にあんた達と協力しても勝てる相手じゃない。」

大天使は冷静に言った。

「そうか。・・・仮にそれを倒したらお前は死ぬ、と言うのは
 本当か?」

「テメェ!お前等みたいな下賎に何が分かる!・・・そうだ、
 それは事実だ!だから何だって言うんだ!」

周りの人には聞こえていないようなので、大天使は声を張り上げて叫んだ。

「ほう。やはり、自分の死が多少は怖いようだな。人間を
 差別している心もあるのだな?私には分かる・・・」

「・・・・・・・」

「事実、貴様に勝てるとは思ってはおらん。だから、”別の手”
 を今考えた」

「・・・・?」

すると、黒い球体からシュンが解放された。

「死ぬかと思った・・・」

アルタイルは、先程から詠唱していた魔法を止めると、両手
を大天使に向け、黒い光を集め始めた。

「ハァッ!」

光が大天使を貫き、体をジワジワと浸食し始めた。

「・・・ん?おかしい、痛みを感じない。」

「どして?」

「わから・・・ ぐぅっ!」

突然、大天使が苦しみ始めた。床に倒れて域も絶え絶えに
なっている。

「どうしたんだよ!」

「ぐ・・・ぐぅ・・・!」

すると、背中が光り、翼が消えていった。そして、翼が漆黒の
球体となり空に浮かんでいった。

「何だあれは・・・」

障壁の中に居る者達も騒ぎ始める。

「あれは・・・」

「ミラ!声が戻ったの!?」

四翼のメンバーは全員固まっている。そして、ミラはまた喋り
だした。

「あの・・・中から・・・声が聞こえます・・・ かなり・・・
 邪悪な雰囲気・・・です・・・」

その頃、大天使の痛みは治まっていた。だが、まだ立ち上
がれない。

「くそ・・・ 逃げろ・・・。あれ・・・は・・・」

既に時遅し。黒い球体は正体を現した。突然、地響きがして
日光が部屋に降り注いだ。とんでもないおまけ付きで。

「あれは・・・!」

巨躯を誇る体。邪悪な気を持つ顔。背中には負の気が漂う
異形の触手、そして禍々しい腕には巨大な鎌。古代の戦で
神竜に滅ぼされたと言う邪神が姿を現した。

「嘘・・・。あれが・・・」

皆が立ち尽くしている中、邪神の鎌が障壁を粉々にした。

「うぁっ!」

「おい、どーするんだよ!」

大天使が立ち上がった。

「戦うしかないだろ!」
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作者「後2話かぁ・・・」
                       続く



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