【広告】Amazonにて人気の 日替わり商品毎日お得なタイムセール

小説投稿掲示板

小説の投稿限定です
その他の投稿はご遠慮ください (その他の投稿は雑談掲示板にて)
※感想はレスとしてどうぞ

Back

名前
メールアドレス
タイトル
本文
URL
削除キー 項目の保存


こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[231] 最後の戦い 「終章 その2」
大志 - 2005年11月25日 (金) 18時11分

「では、初め!」

ノランの部下が叫ぶ。すると、ミリュアは驚くべき行動に出た。
突然後ろを向いてノランに剣を投げつけた。その剣は、
彼の右肩に刺さった。

「ぐはぁ!・・・き、貴様ァ・・・!」

高々とスィッチを振り上げる。だが、その手は何かに弾かれた。
すると、アルタイルがノランの横に現れた。

「アルタイル!貴様も私を・・・!」

「早く行くのだ。ここで奴等を全滅させる。貴殿がんでは
 計画は水の泡。さぁ、早く」

ノランは左手でバンと壁を叩くと、隠し扉を出現させた。
そして残ったアルタイルがこちらを向く。

「フ。んだと思った奴が生きてて不思議か?残念だが、これは
 ノランと私の作戦だ」

「テメェ・・・ 裏切り者だったんだな!」

「何を言うか。自分の国を守るために人を利用して何が悪い。
 四翼全員をお前の敵にするのは無理だったがな・・・」

アルタイルは階段を下りてきた。

「『魔人化計画』のために教団まで作って、色々な所に密偵の
 鎖を忍ばせておいたのに・・・ 悉く潰しおって。代償は
 貴様等ので償ってもらう。言っておくが、私たちを倒しても
 全て終わりではない。」

「研究所に何も無かったのはそのせいか・・・」

キルスが呟く。

「魔力を体に迎合させたヒトは、理性を失い、人を殺すため
 だけの怪物になる。それを全世界にぶちまけようと思ったの
 だが早すぎたな。そうそう、カペラ、1つ聞かせろ」

カペラがハッとして顔を上げる。

「・・・何でしょう」

「リリスとミラはどうして喋らない?魔族というのは本当か?」

カペラが少し躊躇って喋りだした。

「リリスは、魔人の血を受けた亜人種です。その力を抑圧する
 ためにミラが居たのですが、力が暴走し始め、リリスは心を
 失い、ミラも同じく・・・」

「やはりな。こいつらの雰囲気はどこか違うと思った。研究の
 いい材料にさせてもらったよ」

大天使がピクリと反応した。

「何だと?仲間を利用するだけじゃ飽き足らず、自分の愚かな
 計画の贄にもしたのか!・・・ふざけるな!」

アルタイルが言い返そうとした瞬間、扉が開いた。出てきたのは
シュンであった。

「はぁはぁ・・。やはりか。アルタイル!アンタは、前四翼団長
 だった親父を殺したんだな!」

「シュン!どう言う事だ?」

「20年前、カズ師匠と出会う前に俺はこの島にいた。父と共に。
 父は『四翼』という戦闘団を創り、旧友のアルタイルと共に
 活動をしていた。だが、アルタイルの計画を知り、父は本島
 に戻り、過去へ逃げた。だが、アルタイルは執拗に父を追い、
 殺して父の後釜に残ったんだ!」

シュンが大天使の横に駆け寄る。

「頼む。俺に敵を討たせてくれ」

「あぁ。だが、お前1人で戦わせる訳には行かない」

2人がアルタイルを睨んだ。

「面白い。あの男の息子だったか。くく、宿命と言うのは
 恐ろしい。じゃあ、2対1で戦おうではないか」

すると、魔法の障壁で他の者を動けなくした。

「上等だ。・・・・行くぞ!」

-----------------------------------------------------------

「終了、おそらくその5で終わります。」
                         続く。



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonにて人気の 日替わり商品毎日お得なタイムセール
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板