[213] スターオーシャン 時の終わりの物語 18話 |
- ラグ - 2005年11月13日 (日) 22時15分
クラストが教会前に着いたときには既にフェイト達3人はいた。
「遅いぞ、一体どこに行ってたんだ?」
クリフがクラストに聞いた。
「ああ、クリエイター登録して工房でお守りを作ってた。これだ」
クラストはそう言い、クリフにムーンクレストを渡した。
「ほお、そうか。とりあえずこれはお前が持ってろ」
クリフはそう言い、ムーンクレストを投げ返した。
「宿の手配は私に任せな、少し時間がかかる」
ネルはそう言い、宿屋に入っていった。
「クリフ、暇があるなら手伝ってくれ」
「あん?何だ?」
「工房で鍛冶をやる。だから手伝って欲しい、クリフはそういう作業が得意だろ」
「ああ、任せな」
そう言い、クラストはクリフと共に工房へと入っていった。
「ほお、結構良い所じゃないか。何を作るんだ?」
「ああ、前に言っただろ、体術を教えてくれって。それで拳にはめるガンドレッドを作るつもりだ」
クラストはそう言いながら鍛冶の道具を取り出していた。
「なるほどな、分かった。時間がないからそう凝った物は作れないが簡単な物なら作れるぜ」
クリフはそう言い、道具を持った。
「よし、急いで作るぞ」
数10分後、クラストとクリフは作業を終えた。
「完成だな」
クラストが道具を片付けながら言った。
「ああ、簡単な物だが下手な奴よりは良い奴だ。さて、そろそろフェイトも戻ってるだろうな」
クリフは道具を置いて言った。
「そうだな。戻るか」
クラストはガンドレッドを持ち工房を出た。クリフもそれに続く。
2人が部屋に着くと、フェイトは既にいた。
「あ、2人ともお帰り」
「とりあえず俺達のやることは済んだ。今日はもう寝た方がいいな」
クラストはガンドレッドを袋に入れ、言った。
「そうだな。明日は朝早く出るって言うし、僕は先に寝るね」
フェイトはそう言い、先に休んだ。
「俺達も寝るか・・・」
クラストもそう言い、眠りについた。
18話完成
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