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[190] 最後の戦い 「15章 城へ」
大志 - 2005年11月02日 (水) 19時37分

作者「今まで勢いが良過ぎるほど投稿してましたが、それも
   ここまででしょうね」

大天使「何故?」

市民「作者も勉強で急がしいんだとよ」

作者「そう言う事。少なくとも、1日1回の投稿が限度
   でしょうね・・・」

大天使「面白いネタの考案もついでにしとけ・・・」
-----------------------------------------------------------
「何かヤバくねぇか?このまま城へといけるのか!?」

ミリュンが叫ぶ。

「五月蝿い!敵に見つかったらどうするんだ」

大天使達は、古街の裏路地を走っていた。裏路地と言っても
狭くなく、明るいので他と大差なかった。坂道を駆けていたが
大天使が急に止まった。

「皆、止まれ・・・ 前から何か聞こえないか?」

と、皆に聞く。だが、何も聞こえない。

「どういう音?」

「何か、こう・・・。リズム良くこっちに向かっているような
 音が・・・」

「もしかして・・・奴等?」

「かも知れない。家に隠れよう。」

誰も居ない家屋にこそこそと隠れる。通路が良く見える窓が
あるので、隠れるのが大変だった。

すると・・・。案の定、奴等がやって来た。戦闘の為に養成
された人間ではなく、心の底から教団に信服している者達だ。

「д<*=}><{}+PJB<>*,;[@[?」

「!”(M‘ML**+*_<>P〜=::[l:」O・・・」

?その会話が、全く意味不明だった。何を話しているのか、
それすら理解不能だった。

「今、何言ったかは聞かないとして・・・。俺達と同じ文字を
 使っているのにどうして喋る時は意味不明な
 言葉になるんだ・・・?」

「さぁ・・。でも、こっからまた表道に戻ろう。」

シュンはそういって、こそこそと立ち上がると、扉をそっと
開けた。そこから全員出る。

「さぁ、城へ走ろう。・・・今思ったんだが、皆が別々の行動
 をする前に見たあの城はなん何だろう。」

シュンが走りながら言う。

「多分、昔の王城さ。今はあの魔力で作られた城に本拠地
 構えてるんだろう」

すると、ふと目の前に影が差した。その瞬間、人が降りてきた。

「!お前は・・・ハウトじゃないか」

「ようやく見つけたよ。敵から差し向けられた刺客と何回も
 戦って、ようやくここまでたどり着いたんだ。」

良く見ると、ハウトの服はボロボロである。戦闘の激しさを
服が物語っていた。

「刺客と決着を付けられなかったのは・・・ お前だけでは
 あるまい・・・」

もう1人家屋から降りてきた。ブラックナイトだ。

「何だ、ブラックナイトか。その言葉から察するに、君も
 刺客と戦ったのか?」

ブラックナイトは無言で頷く。

「これで、捕まってる女性陣を除けば・・・ アルタイルと
 レグルス以外は集合できたな」

「2人ともどうしたんだろう・・ まさか・・・」

ミリュンが呟く。

「馬鹿言え。そしたら、あの男から何かしら連絡あるだろ」

「とにかく、あの群集が来ないうちに急ごう」

皆が走り出した。が・・・

「*+‘¥;:P=|~)53>+{}}++‘*_@::〜〜!!」

「何言ってるか分からないが・・・ 逃げろ!」

全員は全速力で走った。鎧を着けて敏速な行動ができない
ブラックナイトは、転移術で移動していた。

「城門だ!今度こそ城に入ってやるぜ!」

城門を潜り抜けた後、橋があった。下には急流が流れており、
落ちたら助からない。

「!マズイ、橋が畳まれる!急げ!」

大天使が先導して、徐々に斜面を作り出す坂を駆けていく。

「ミリュン!早くしろ!」

「あぁ、分かってる!」

カズに斬られた怪我が響いて、速く走れない。
その瞬間、教団員が投げた鎌が肩に刺さった。

「ぐあぁ!」

「ミリュン!」

ちょうど坂の真ん中で倒れたため、どんどん体の下に隙間が
開いていく。そして、ついに・・・。ミリュンは谷底に
落とされた。

「ミリューーン!!ちっ・・・畜生・・・!」

大天使は思いっきり地面を叩きつける。

「ミリュン・・・ 嘘だろ・・・」

ハウトも信じられないようだ。だが、一番この状況が飲み込めて
いないのは、ミリュアだった。

「兄・・・さん・・・?死んじゃったの・・・?」

幼少期、ホントの兄妹ではなかったが、親がなかなか帰って
こなかったミリュンの家で、ミリュアの親代わりになって
いたのはミリュンだった。その当時の思い出が頭を駆け巡る。
その瞬間、ミリュアの瞳から涙が込み上げてきた。

「ミリュア・・・。」

「イヤァァァァァ!!」

頭を抱えて、ミリュアは倒れこんでしまった。その叫びは、
島中に伝わり、仲間の心を揺らした。
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                       続く



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