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[167] 最後の戦い 「7章 捨て身」
大志 - 2005年10月19日 (水) 22時36分


「階段、長いな。さっきから10分は経ってるはずだ」

レグルスが愚痴をこぼす。

「我慢しなって。もうすぐ奴の部屋だよ」

「もう着いたぞ」
大天使が指差す先には、重々しい雰囲気を放つ扉があった。

「結構近道してきたから、そんなに凄い人が居る部屋には見えな いんだけど」

「あいつ凄くないから。」
と、ツッコむ大天使。

「おらぁーー!落とし穴なんて作った古風な奴、出てこいやー」

レグルスが扉を蹴破る。すると、破片がパコーンと音を立てて
市民の頭に当たった。

「あづっっ!お、お前ら、不意打ちか・・・ いてぇぇ!
 覚悟しろ!ぶっ殺す!」

と、叫ぶと玉座の近くにあるレバーを下げた。床が上昇している

「何だ?」

「どうせまたしょっぽい罠なんだろ」

「さっさと始めろよ」

と、ボロクソ言われている。市民は憤慨した。地団駄を踏むと、
ちょうど最上階にたどり着いた。

「ここは・・・」

「はっはっは!私に食われて死ぬがいい!」

市民は、奥にある壇の上に登った。すると、足のようなものが
市民の体にまとわり付き、引き上げていった。
上を見ると、ガーゴイルのような巨大生物が、壁に張り付いて
いた。

「な、何が起こるんだ!」

そして、市民の体を取り込んでいく・・・。しばらく、静寂が
流れた。そして、壁がドゴーンと大きな音を立て、破壊された。

「皆、下がれ!」
大天使が叫ぶ。

手のようなものが両サイドの壁から現れる。床や天井を
メチャクチャに壊していく。部屋の大半が破壊された後、
白いオーラを纏った竜が現れた。腹の核心部分には・・・。

「あいつは・・・ルシュ・・・!?」

「誰だ?」

「奴の妹だ!兄弟仲良く殺戮ってわけか!」

「どうする!この人数じゃやられるぞ!」

「アルタイルが来るまで待つわけにもいかん。行くぞ!」

大天使は、この戦いが、市民の死を意味する事に、
まだ気付いていなかった。
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                         続く



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