[165] スターオーシャン 時の終わりの物語 13話 |
- ラグ - 2005年10月19日 (水) 20時36分
「ふう・・・終わったな」
クラストが最後の1人を槍で仕留めて言った。
「さて、どうするんだい。おそらくまだ来るはずだよ」
ネルがダガーをしまっていった。
「当然逃げる、上に行く方法はある程度は分かってるからな」
クラストはそう言い、歩き始めた。ネルもそれに続く。しばらく歩いてある扉の前にたどり着いた。
「この部屋の先に上まで行く方法があるが・・・」
クラストはそこまで言い、弓を構え、扉を開けたと同時に矢を放った。
「ぐぁっ!」
中にいた兵の1人に矢が当たり、声を出して倒れた。
「やっぱりいたな、そろそろ限界だな・・・」
「ああ、だけどやるしかないだろ」
2人がそう言い、武器を構えた時、後ろから声がした。
「ネルさん!それにクラスト!」
「俺達も行くぜ!」
フェイトとクリフだった。2人はあっという間に数人の兵士を倒した。
「ようやく合流できたな。ミラージュさんは?」
クラストは槍をしまい、クリフに聞いた。
「ああ、ミラージュはアリアスって所にいる」
「そうか、それでここに来た理由は・・・町で噂になってたけど隠密2人が捕らわれてたからか?」
「ああ、助けに行くって言った以上あいつは意志を曲げるつもりはないからな」
クリフはフェイトのほうを見てから言った。
「それじゃ、すぐにでも助けてやらないとな、フェイト、ネル。急いで行くぞ」
クラストがそう言い、扉の前に立ったが、扉は鍵がかかっていた。
「クリフ、お前ならぶっ壊せるだろ、頼む」
クラストは振り返って言った。
「ぶっ壊すってなぁ・・・わぁった、どらぁ!」
クリフは掛け声と共に鍵をぶっ壊し、扉を開けた。その先にはエレベーターがあった。
「これで行けるな、急いで助けに行くぞ」
クラストは3人を急かし、すぐに操作して4階まで上がった。そして、闘技場の前の所に来た。
「よし、早く2人を助けよう」
「ああ、いろいろなことは後で聞く、今は急ごう」
フェイトやネルがそう言い、4人は闘技場へと進んで行った。
13話終了
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