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[163] 最後の戦い 「5章 ソードマン・セン」
大志 - 2005年10月18日 (火) 23時22分


「ん・・・ この部屋、壁に松明があるだけで暗いな・・」

大天使は、先程の罠を潜り抜け、広い部屋に辿り着いた。

「・・・!おい、誰か居るぞ!」

大天使は飛び退いた。柱から、人が現れた。

「僕の気配を読み取るなんて・・・。」

「誰だ、お前は!」

「僕は・・・ ただの放浪剣士。センって言うんだ」

「奴らの仲間か?」

「うん。」

「はっ、1人で俺達に挑もうってか。実力はありそうだが、
 甘いぜ」
大天使は、その言葉が間違いである事を知る・・・。

「1人?計算間違いじゃねぇか」

部屋が明るくなる。逆側の柱から、もう1人出てきた。

「2人か・・・。1人ずつお相手すれば良い話だ」

すると、入り口が突然閉まった。振り返ると、壁に誰か
もたれている。

「2人?君たちが遊んでいる間、私は何をしてれば良いんだ?」

「くそったれ・・・。」

すると、どこからか声が聞こえた。

「おいおい、こんな事で弱音吐くお前じゃないだろう?
 本気出しちまえよ」

壁を突き破って、レグルスが現れた。

「な・・・」

「ホントはね、下に落ちた連中と行動を共にするつもり
 だったんだが、穴を這い上がって戻ってきた」

「いいよ。簡単に死なれちゃ、面白くない」

センが言い放つ。この子供、そうとう性質が悪いな、と思った。

「さぁ、始めよう。」

3人が武器を構える。じゃり、と大天使が踏み込んだ数秒後、
一斉に飛び掛った。

「はぁっ!せぃっ!」

薙刀とは思えない軽やかな動きで攻撃するシュン。

「ははっ!俺はシスル。お前みたいな奴ははじめてだぜ」

「・・・・」
シュンは何も言わない。すると、先程とは比べ物にならない
速さで突いた。

「ぐっ・・・」
シスルと言う男は、腹を抑えていた。そして、フッ、と笑うと
消え去った。

その頃・・・

キン、キン、キン、キン、キン、キンと断続的に音が響く。
レグルスは、今までに見たこともない気迫で攻撃していた。

(こいつ、やるな。見にきた価値はある。)

その考えがよぎった瞬間、目の前にレグルスは居なかった。

「何・・・」

「戦闘で考え事は禁物だぜ?」

「しまっ・・・・!」

「助けてくれってママに叫ぶんだな」
背中をドスッと突く。気絶したようだ。

センと、大天使は固まっていた。相手を見詰め合って、動かない

2人の汗が、地面に滴り落ちる。チャッ、と音がした瞬間、
2人の位置は一瞬にして変わった。

「俺の勝だな」

「く・・・」
センも、転移術で消えてしまった。残りは、気絶したキルス
という男だが・・・。

「あいつら、負けたと知った瞬間逃げるなんて、俺達を
 殺す気なんてなかったんじゃないのか?」

「と言うと?」

「力量を測りに来ただけさ。ほら、もう扉が開いてるぜ」

「なるほど・・・。ソードマン、センか。覚えておくかね」
大天使は、壊れた壁から進み始めた
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遅れまくりのキャラ紹介

シュン ♂ 25歳
大天使と修行で苦楽を友にした仲。歳は離れてるが、
兄弟のように仲がいい。武器の薙刀は、自在に重さを変えられる

セン ♂ 14歳

「裏側」の人間には有名な少年剣士。裏の仕事を難なく
こなし、剣術も天才と名高い。兄が2人居る。

キルス&シスル 24歳、22歳 ♂

性格が酷似してる、嫌味連発するひねくれ者。だが、剣技
は全く違う。金のためには何でもするが、本来は優しかった。



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