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[162] 最後の戦い 「4章 激突」
大志 - 2005年10月18日 (火) 18時52分


「よいしょ、っと・・・」
穴に『落ち損ねた』3人が這い上がってきた。

「あんの野朗、古風な罠作りやがって・・・。」

大天使は立ち上がると、改めて砦の広さを実感した。

「3人一緒の方がいいかもな、って、レグルス?」

「あ、さっきの人なら足踏み外して落っこちたぞ」

ハァ、と溜息をついた。

「他の奴らも恐らく大丈夫だろう。行こう、あいつらの意思は
 無駄にはしない」

シュンも無言で頷いた。大天使は、とりあえず左に進む事にした
奥にある壁の近くに扉はなかったし、2手に分かれると危険
だからシュンと行動を共にした。

広い廊下を進んでいくと、扉があった。警戒もせず、扉を
ぶち破る。そこには、武器を持った兵士達が居た。

「来たぞ!かかれ!」
だが、大天使の剣の一振りで終わった。

「・・・どうやら、城に追い込むのにかなりの兵を使った
 ようだよ。配置系統が甘すぎる。」

大天使と違って思慮深い一面があるシュンは、ぼそりと呟いた。

「さて、ここからまた扉が2つあって・・・。階段か・・・」

「とりあえず上ろう。早く、最上階に行かないと」

シュンが2階に上るのを提案する。大天使も賛成だった。
だが、登りきった瞬間、スクリューが前面に搭載された、
戦車が壁を突き破って突撃してきた。

「逃げるぞ・・・ おい、何して・・・」

シュンが、薙刀を構えて止まっているのだ。
頭上でくるくると回すと炎の渦が薙刀に集い、それを爆撃
として戦車に叩き込んだ。

「ふぅ・・・。」

「お前・・・ いつからそんな・・・」
シュンの強さに驚いた。攻撃力、集中力、何をとっても1級品
であった。戦車が跡形もなく消えている。

「よし、行こうぜ。あの手のこの手で来るとなると、油断は
 大敵だ。」
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「痛ってて・・・。皆、大丈夫か?」
罠にはまった10人は、どうやら無事のようだ。

「つ・・・ すまない・・・。傷口が開いたようだ・・」

「大丈夫か!?・・・どうやら、2手に道が分かれているから、
 安全を確認したら呼びに来る。だから、ここで待ってて
 もらうぞ?」

「悪いが・・・ そうしてくれ・・・」

残る事を決めたノランは、壁にもたれていた。

「よし、こうしよう。私、ハウト、レグルス、ブラックナイト
 は左。カペラ、ミラ、リリス、ミリュン、ミリュアは
 右。慎重に行ってくれ」

それそれが頷く。地上に出ることが、最先決であった。
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市民「こんだけ速いペースで書けるなんて、ある意味凄い?」
作者「暇なだけだから。」
                       続く



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